シャー・ルフ
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シャー・ルフ(Shah Rukh、1377年8月30日-1447年3月12日)は、ティムール朝の第3代君主。初代君主・ティムールの四男(在位:1409年-1447年)。
1377年、ティムールの四男としてサマルカンドに生まれた。青年期から父に従って各地に遠征して功績を挙げたため、ヘラートの長官に任命された。1405年、父が明遠征途中に発病してオトラルで病死した。王朝はもともとティムールの卓越した軍事能力とカリスマ性のもとで成り立っていたため、ティムールの死後、各地で内乱が起こった。シャーはそのような中でヘラートで蓄えた軍事力と父譲りの軍事能力をもって各地を平定し、1409年に王朝の君主として即位したのである。即位後は、父時代からの武断政治を改めて穏健的な政治を採る。まず、父時代からの宿敵であるオスマン朝や明との国交関係を修復して、それぞれ交易を行なった。さらに都をサマルカンドからヘラートに遷して、父の時代による戦乱で破壊された文化施設の保護・復興に尽力した。また、シャー自身も優れた文人であり、文化政策を大いに奨励し、父時代の王朝の全盛期を取り戻したのである。1447年、71歳で死去。後を子のウルグ・ベクが継いだ。
一代の英雄が死去した後、滅亡をたどる運命が多い歴史の中で、シャーは見事に父の遺業を受け継いで帝国を繁栄させた。政治家としては、父のティムールを凌駕した名君であると言われている。

