カニクイザル
| カニクイザル | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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カニクイザル Macaca fascicularis
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| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Macaca fascicularis (Raffles, 1821) |
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| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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Macaca irus |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| カニクイザル(蟹食猿) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Crab-eating Macaque |
カニクイザル(Macaca fascicularis)は、哺乳綱霊長目オナガザル科マカク属に分類されるサル。世界の侵略的外来種ワースト100、特定外来生物。
目次 |
分布 [編集]
もともとの分布はフィリピンやスマトラ島、ジャワ島などの東南アジアだが、人為的な導入により香港やイリアンジャヤ、パラオ、モーリシャス、サモアなどに定着している[1]。
形態と生態 [編集]
亜種によっても異なるが、大人の個体で体長38-55cm、尾の長さは40-65cmになる。体重はオスで5-9kg、メスで3-6kg。
カニクイザルは社会性を有する動物で、通常5-60頭の群れを作って生活する。その群れには通常2-5頭のオスが含まれる。群れの大きさは餌の豊富さなどに依存し、群れでのランクは成熟したオスがメスより上位となる。
メスの妊娠期間は167-193日で、子ザルの出生時の体重は約350g。はじめは黒い体毛であるが、数ヶ月の間に生え変わり、最終的に赤茶色の体毛となる。
カニクイザルの食性は雑食で、名前の通りカニも捕食するが、カニのみを餌としているわけではない。植物の果実や種子を主な餌としているが、それ以外にも植物の葉、花、根、小鳥、トカゲ、カエル、魚などさまざまな動植物を捕食している。
実験動物 [編集]
カニクイザルは、顎関節の形態などヒトに類似する点が多く、また同一条件での飼育が可能であるため[2]、形態的な研究や投薬研究の際の実験動物として用いられることがある。
ヒトとの関係 [編集]
前述したように実験動物として用いられることがあるほか、宇宙飛行のテスト動物として宇宙船に搭乗させられる。また、各地で導入、野生化したカニクイザルが農作物に被害を与える事例も発生しており、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている他、日本でも特定外来生物に指定されている[3]。また、カニクイザルはエボラウイルスやサル痘、Bウイルス感染症の媒介者として知られる。
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著) 『決定版 日本の外来生物』 平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7。
- ^ 千葉夏未(2007)「卵巣摘出カニクイザル下顎頭の形態学的変化に関する研究」東北大学歯学雑誌 26(2), p.37
- ^ 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律に基づき規制される生物のリスト(PDF)