きかんしゃトーマス みんなあつまれ!しゅっぱつしんこう

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きかんしゃトーマス みんなあつまれ!しゅっぱつしんこう
Calling All Engines!
監督 スティーブ・アスクィス
脚本 ポール・ラーソン
アビ・グラント
製作 サイモン・スペンサー
製作総指揮 ジョスリン・スティーブンソン
配給 ヒット・エンターテインメント
公開 アメリカ合衆国の旗 2005年9月6日
イギリスの旗 2005年10月3日
日本の旗 2014年9月13日
製作国 イギリス
言語 英語
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きかんしゃトーマス みんなあつまれ!しゅっぱつしんこう』(Calling All Engines!)は、人気人形劇『きかんしゃトーマス』の長編シリーズ第2作目の作品である。主に空港建設中の蒸気機関車とディーゼル機関車の衝突・協調が描かれている。前作『きかんしゃトーマス 魔法の線路』の続編的要素が強いが、前作に比べると対象年齢が低く、簡単なクイズや歌も挿入されていてミュージカルに近い作品である。

あらすじ[編集]

夏の観光シーズンに向け、トーマス達が暮らすソドー島に新しく空港が建設されることになった。機関車達は一生懸命働くが、蒸気機関車とディーゼル機関車との間で争いが頻発。そんな中、大きな嵐が島を襲い仕事に甚大な遅れが出てしまう。トーマス達はお互いに協力して空港を完成させることができるのだろうか?

公開[編集]

米国では2005年9月6日にDVD及びVHSビデオをリリースし、英国では同年10月3日にDVD及びVHSビデオをリリース。ヒット・エンターテインメントが制作した初の長編。

日本では、公開に先駆け、挿入歌「がんばるんだ」の映像がフジテレビ『脳内エステIQサプリ』のコーナー『IQミラー間違い9』で流された。2008年夏にイベントで劇場公開され、11月5日にDVDとしてリリース。権利互譲・声優変更後の初の長編である。 長編シリーズの中で本作のみ長らく劇場公開がされていなかったが、2014年7月12日より静岡県大井川鐡道で日本初となる蒸気機関車のトーマス号が走行開始したのを記念し、同年9月13日よりアップリンクの配給を通じて全国一斉公開。

挿入歌[編集]

ああ いそがしい(Busy)
がんばるんだ(Trying/Trying to do things Better)
ぼくらはなかま(Together/Together We Made it Happen)
きかんしゃトーマスのテーマ2(みんなあつまれ!しゅっぱつしんこうバージョン)(New Engine Roll Call)

地名[編集]

ティドマス機関庫(Tidmouth Sheds)
トーマスと仲間の蒸気機関車が寝起きする六台用機関庫。本作では修理のために一時取り壊され、機関車達は他の場所で寝なければならなくなってしまう。しかし、トップハム・ハット卿が機関庫を取り壊したのには修理とは別にもう一つの理由があった。
給炭所(The Coaling Plant)
蒸気機関車が石炭を補給する施設であり、ディーゼル機関車が燃料を補給する給油所としての役割も兼ねている。本作ではトーマスとメイビスの計画により、この場所で蒸気機関車とディーゼル機関車の会議が開かれる。

新しく登場した地名[編集]

ソドー空港(Sodor Airport)
夏に多くの観光客を迎えるため建設されることとなった空港。すぐ近くにソドー・エアポート駅がある。
ソドー吊り橋(Sodor Suspension Bridge)
ウェルズワース駅付近にある大型の吊り橋。観光客に人気のスポットだが、嵐のために崩壊してしまう。

登場キャラクター[編集]

蒸気機関車[編集]

トーマス
日本吹き替え - 比嘉久美子
青い小型タンク機関車。空港建設開始当初はディーゼル機関車に悪戯をして争いを誘発していたが、トップハム・ハット卿の警告があった日の夜にレディーの夢を見、蒸気機関車とディーゼル機関車が協力する方法を考え始める。
ティドマス機関庫修理中はエミリーと共にナップフォード機関庫で寝泊まりする。
エドワード
日本吹き替え - 佐々木望
青い中型テンダー機関車。本作ではヘンリーとコンビを組んで仕事をする場面が多い。
ティドマス機関庫修理中はディーゼルと共に石切場の機関庫で寝泊まりする。また、ハット卿の警告があった日の夜にはマッコール農場のカカシにされる夢を見る。
ヘンリー
日本吹き替え - 金丸淳一
緑の大型テンダー機関車。トーマスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。本作ではエドワードとコンビを組んで仕事をする場面が多い。
ティドマス機関庫修理中はパーシーと共に精錬所で寝泊まりする。
ゴードン
日本吹き替え - 三宅健太
青い大型テンダー機関車。トーマスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
ティドマス機関庫修理中は簡素なテントで寝泊まりする。また、ハット卿の警告があった日の夜には公園のアスレチックにされる夢を見る。
ジェームス
日本吹き替え - 江原正士
赤い中型テンダー機関車。トーマスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
ティドマス機関庫修理中は給炭所の石炭ホッパーの下で寝泊まりする。また、ハット卿の警告があった日の夜には遊園地のココナッツ落としにされる夢を見る。
パーシー
日本吹き替え - 神代知衣
緑の小型タンク機関車。トーマスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
ティドマス機関庫修理中はヘンリーと共に精錬所で寝泊まりする。また、ハット卿の警告があった日の夜には遊園地のジェットコースターにされる夢を見る。
エミリー
日本吹き替え - 山崎依里奈
深緑の中型テンダー機関車。
静かなナップフォード機関庫で一人で眠ることが好きだったので、ティドマス機関庫修理のため居候しに来たトーマスのことを最初は鬱陶しく感じる。しかし、彼と同じ寝床で何日か過ごす内に仲間の存在の重要性を意識するようになる。
レディー
日本吹き替え - 松来未祐
菫色の小型タンク機関車。蒸気機関車とディーゼル機関車を協力させる方法を考えていたトーマスの夢の中に現れ、助言を与える。
前作『魔法の線路』以来の登場であると同時に、2014年現在で本作が最後の登場。

ディーゼル機関車[編集]

ディーゼル
日本吹き替え - ケン・サンダース
黒い小型ディーゼル機関車。ディーゼル機関車達の中心的存在。蒸気機関車のトーマスのことを何かと敵対視し、彼らと争って様々な混乱を招いた。メイビスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
メイビス
日本吹き替え - 伊東久美子
黒い小型ディーゼル機関車。トーマスの支線で働いていて蒸気機関車との仕事が多いためかトーマス達に対して他のディーゼル機関車より友好的であり、トーマスと共に給炭所の会議について計画する。
ハリー
日本吹き替え - 並木伸一
バートと双子の小型ディーゼル機関車。ディーゼルと同様トーマス達のことを敵対視し混乱を招いた。メイビスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
バート
日本吹き替え - 並木伸一
ハリーと双子の小型ディーゼル機関車。ディーゼルと同様トーマス達のことを敵対視し混乱を招いた。メイビスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
ディーゼル10
日本吹き替え - 梁田清之
頭上に巨大なシャベル「ピンチー」を取り付けた黄土色の大型ディーゼル機関車。凶暴で気難しい性格をしているため蒸気機関車だけでなく同類のディーゼル機関車からも恐れられている。
前作『魔法の線路』以来の登場。梁田清之が声を演じたのは本作のみ。

飛行機[編集]

ハロルド
日本吹き替え - 羽多野渉
白いヘリコプター。

人物[編集]

トップハム・ハット卿
日本吹き替え - 納谷六朗
ソドー鉄道の局長。空港建設や嵐の後片付けなどについて機関車達に仕事の指示を出す。

脇役[編集]

トビー
茶色い小型路面機関車。トーマスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
トビーはアールズデール・エンドに自分の機関庫を持っていたため、ティドマス機関庫修理中も問題なく寝起きすることができた。
ハーヴィー
赤い小型クレーン機関車。本作では嵐の後片付けや吊り橋の修理など多くの仕事に借り出されているため、終盤に空港で事故が起きた際にも運悪く不在だった。
デイジー
黄緑の旅客用ディーゼル気動車。メイビスの求めに応じ給炭所の会議に出席する。
本作では台詞は無い。第4シーズン以来の登場であると同時に、2014年現在で本作が最後の登場。
ソルティー
港で働く紅色の小型ディーゼル機関車。
ラスティー
高山鉄道所属の小型ディーゼル機関車。トーマスの夢の中にレディーと共に現れ、蒸気機関車とディーゼル機関車が協力することの大切さを身をもって示す。
ジョージ
緑のスチームローラー。物語終盤、空港の滑走路整備に借り出される。
ジョージがカメオ出演でなく正式に登場するのは第5シーズン以来であると同時に、本作が最後の正式登場である。
アニーとクララベル
ヘンリエッタ
ブッチ
クランキー
キャロライン
ビルとベン
デリック・ディーゼル

トリビア[編集]

  • 挿入歌「がんばるんだ」内で、第5シーズンに登場して以来出演していなかったデリックがゴードンの丘を登る後ろ姿が映っている。

外部リンク[編集]