エドワード (きかんしゃトーマス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
エドワード
汽車のえほん』及び
きかんしゃトーマス』のキャラクター
登場(最初) 原作
3だいの機関車
『エドワードのたのしい一日』
人形劇
第1期 2話
『エドワードのおてがら』
作者 ウィルバート・オードリー
声優 高戸靖広(第1期~第8期)
佐々木望(長編第2作~)
プロフィール
性別
生年月日 1896年
車軸 4-4-0
車体番号 2
車体色
形態 テンダー蒸気機関車

エドワード(英名:Edward the Blue Engine)はイギリスの幼児向け絵本『汽車のえほん』、またその映像化作品『きかんしゃトーマス』に登場する擬人化された機関車である。ソドー鉄道を走る年配の少々小さめのテンダー蒸気機関車として設定されている。

概要[編集]

原作『汽車のえほん』初の主役機関車である。車体番号は2で、テンダー型蒸気機関車でありながら小さめの機関車という扱いを受けること多々ある。年配という設定になっているが、基本的には良き先輩という印象が強い。

原作ではじめて主役を担当した機関車だったが、作品中では彼を馬鹿にしたり罵倒した他の機関車がエドワードから教訓を学ぶ展開が主になっているために、エドワード自身が主役になる回はレギュラー機関車にしては少ない方である。長編第1作ではレギュラー機関車で唯一作品に登場しなかった。

性格[編集]

ソドー鉄道を走る機関車には珍しい、非常に温和な性格を持つ。

牽引力は強くないが頑張り屋で真面目で物知りな機関車。貨車や客車の扱い方をよく知っており、機関車を嫌う貨車でさえ彼には真面目についてくる。

人形劇での主役作品[編集]

シーズン 話数 サブタイトル 備考
第1期 第2話 エドワードのおてがら 初めて補機として活躍し、後にも得意な仕事として行うようになる。
第2期 第30話 いのちびろいしたトレバー 見事、トレバーをスクラップの運命から救う。
第31話 おんぼろエドワード 暴走したジェームスと同等のスピードを出していた。
第49話 がんばりやのエドワード クランクピンを折りながらも無事にお客を駅に届ける。

運用[編集]

島の南西部に黄色で表されているブレンダム港線がエドワードの支線

基本的にはウェルズワースからブレンダム港までを結ぶブレンダム線という支線で運行しており、この支線は別名『エドワードの支線』とよばれている。通常は小型の客車を数両牽引して運行したり、貨車の運搬任務を行ったりもしている。先述の仕事を本線で行ったりもする。

運行作業の他には、駅構内での貨車や客車の整理を行っていたりするが特記すべきは補機としての活躍である。第1期から他の機関車がゴードンの丘を登りきれるように補機として活躍しており、自分でも得意とする仕事としている。

基本は多数の支線での運用が主な仕事となっており、大型ボギー客車を2両づつ牽引して運行している姿が第6期と第7期で確認されている。また、その時に接続列車となっていたのは2シリーズともステップニーだった。

貨車の扱いはソドー鉄道在籍機関車の中でダントツに上手く、貨車のイタズラによって事故を起こしたことがない。その他にも長編成の貨物列車を牽引している姿も多く確認でき、多様な仕事をこなしているようだ。

モデル[編集]

エドワードのモデルはロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)に統合された鉄道のひとつであるファーネス鉄道を走っていた蒸気機関車『ファーネス鉄道クラスK2型蒸気機関車』である。K2は通称『ラージャー・シガール』という名を持っていた[1]

K2は、1896年に6台、1900年にさらに2台が製造され計8台が製造された。エドワードはこのK2を元に描かれたものの、形自体はエドワードオリジナルのものが多い。つまるところエドワードは、原作者であるウィルバートによってだいぶ設計に脚色が加えられていることになる。K1の後継機として製造され動輪の大きさがK1よりも大きめに設計されている。ファーネス鉄道がロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道へ統合されたことに伴い、K2 8台すべてが引き渡されたが1929年から1931年までに全機廃車された。

日本語吹き替え版声優[編集]

フジテレビKIDSの市営下にありポンキッキシリーズ内で放送されていた第1シリーズから第8シリーズ(1990年~2005年)までの15年間は声優を本業とし多くの脇役をこなして来た高戸靖広が声を演じていた。放送版権がソニーCPへ変換されてからは佐々木望が吹き替えを担当している。

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ メディカルアート『機関車トーマスたちのモデルになった機関車たち』