おいでやすこが
おいでやすこが | |
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メンバー |
おいでやす小田 こがけん |
結成年 | 2019年 |
事務所 | 吉本興業(東京) |
活動時期 | 2019年8月 - |
出身 |
NSC大阪校23期(小田) NSC東京校7期(こがけん) |
出会い | R-1ぐらんぷり2019 |
現在の活動状況 | ライブ |
芸種 | 漫才、コント |
ネタ作成者 | 両者 |
受賞歴 | |
2020年 M-1グランプリ 準優勝 2021年 キングオブコント 準決勝進出 |
おいでやすこが | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年2月25日 - 2021年9月6日 |
ジャンル | コメディ |
登録者数 | 4.11万人 |
総再生回数 | 4,041,026回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年12月7日時点。 |
おいでやすこがとは、吉本興業東京本社(東京吉本)に所属するピン芸人のおいでやす小田とこがけんの2人がタッグを組んだユニットを示す名称。2人ともピン芸人であり、正式なコンビではない。
メンバー[編集]
- おいでやす小田(おいでやすおだ 1978年7月25日[1] - )(45歳)
- 京都府京都市出身[1]。
- 身長173 cm。体重56 kg。血液型A型[1]。
- 本名は、小田 芳裕(おだ よしひろ)。
- ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。
- こがけん(1979年2月14日[2] - )(45歳)
- 福岡県久留米市出身[2]。
- 身長178 cm。体重60 kg。血液型A型[2]。
- 本名は、古賀 憲太郎(こが けんたろう)。
- ボケ担当。立ち位置は向かって左。
来歴[編集]
2019年8月11日に大宮ラクーンよしもと劇場で行われた「大宮ツッコミNo.1選手権 第1回グランドチャンピオン大会」のくじ引きにて即席コンビを組んだところ相性が良く、それをきっかけに、小田の妻からの提案もあり[3]同年のM-1グランプリ2019に出場。
翌2020年に、M-1グランプリ決勝に進出。ファーストラウンドでは5番目に登場し、「658点」を獲得して1位通過で最終決戦へ進出。準優勝となった。 直前にR-1ぐらんぷりの突然の大会規約改訂のため長年ファイナリストに進出し優勝が期待されていたにもかかわらず同大会に出場できなくなっていた悲劇[4][5]も重なり、話題と注目を集める。自身の名前が売れるならR-1ぐらんぷりでだと考えていたため[6]、M-1グランプリで準優勝して注目されるとは思ってもみなかったことだという[7]。
ユニットであるため宣材写真がなく、テレビ番組の企画でユニットとしての宣材写真を撮影し[8]、以後、公式の場で使用している。
芸風[編集]
漫才、コント共に行う。こがけんの言葉遊びをメロディーに乗せた歌ボケとおいでやす小田のパワフルなツッコミという、ピンネタでも活かされている個性を漫才にも取り入れている。ネタ作りにあたっては「ピン芸とピン芸の融合」という意識で取り組んでおり[3]、まず歌ネタの部分をこがけんが作り、それに小田がツッコミを考える方式で、一緒に作っている。設定をどうするか、いかに歌のパートに自然に入るかなどを、ネタ作りの上で気遣っているという[9]。
影響・評価[編集]
- 2021年、キングオブコントの規定改定が行われ「即席ユニットの出場」が認められた。その改訂のきっかけは、積極的に各メディアでピン芸人同士の即席ユニットの出場を訴え、大会運営に問い合わせを行なっていたおいでやす小田の働きかけによるものではないかと話題になった[10]。なお、キングオブコント2022では最高の人間がピン芸人同士のユニットとして初の決勝進出を果たした。
- R-1ぐらんぷり優勝者であり、自身も即席ユニットでのM-1出場経験を持つあべこうじは、「これまでピン芸人たちは、キングオブコントはコンビ歴がなくては出場できず挑戦ができないにしても、M-1も行っても3回戦まででお祭りに参加できる程度だろうと考えていた。それが地力あるピン芸人ならきちんとM-1決勝戦まで行き戦えると証明した」「これまではM-1で注目されたコンビ芸人がR-1に出場しピンとしても実力を証明し売れていった。逆のR-1の実力者がユニットを組んでM-1で売れる可能性があることを示しピン芸人に希望を与えた」と評価した[11]。
- レイザーラモンRGは「芸人に本当に夢を見せてくれたふたり」と評価しライブ『次のおいでやすこがを探す会』を主催した他、テレビ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に出演した際にも「芸人の『諦めなくてよかった』を一番体現しているふたり。面白くて苦労してずっとネタ作り続けてきた奴にはこんな夢が待ってるぞというのをもっと見せて欲しい」と語った。
賞レース戦歴[編集]
M-1グランプリ[編集]
2021年大会(第17回)以降は不参加。
年度(回) | 結果 | No. | 備考 |
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2019年(第15回) | 3回戦進出[12] | 2994 | |
2020年(第16回) | 決勝2位[13][12] | 2178 | 決勝キャッチフレーズ「個性と技のハーモニー」 ユニットコンビとして初の決勝進出[14] ファーストラウンド1位通過 |
その他[編集]
- 2021年 キングオブコント2021 準決勝進出
出囃子[編集]
カルメラ「ロックンロール・キャバレー」 - 旧R-1ぐらんぷりにて出番直前に流れる芸人紹介VTRで使用されていた曲
出演[編集]
※ユニットで不定期出演番組も2023年8月ごろから個人での出演が増えている。
テレビ[編集]
- M-1グランプリ2020(ABCテレビ、2020年12月30日) - ファイナリスト
- M-1グランプリ2020アナザーストーリー「漫才師たち激闘の裏側」(ABCテレビ、2020年12月30日)
- さんまのお笑い向上委員会(フジテレビ系、2021年1月23日、1月30日、2月6日、4月24日、5月1日、5月15日、6月19日、6月26日、7月3日)
- 今夜はナゾトレ(フジテレビ、2021年2月9日、4月20日、5月25日、6月22日)
- 千鳥のクセがスゴいネタGP(フジテレビ系、2021年2月11日、3月11日、5月20日、7月22日、2022年1月20日)
- 漫才JAPAN(日本テレビ、2021年2月14日、5月8日、5月15日)
- 坂上&指原のつぶれない店(TBS、不定期出演)
- ウチのガヤがすみません!(日本テレビ系、2021年2月16日、2月23日、3月2日、3月24日)
- 有吉の壁(日本テレビ系、2021年2月24日、4月7日、5月12日、6月9日、6月16日、7月7日、7月28日、8月18日、8月22日、9月15日,12月1日、2022年2月23日)
- 世界くらべてみたら(TBS、2021年3月10日、2022年12月21日、2023年1月18日)
- かまいたちの知らんけど(MBS、2021年3月12日、3月19日、2022年5月19日、5月26日)
- オールスター感謝祭(TBS系、2021年3月27日・2022年10月1日)
- オールスター後夜祭'21春(TBS系、2021年3月28日)
- ザ・ベストワン(TBS系、2021年3月28日、10月15日、2022年4月1日、5月13日、7月15日)
- エンタの神様(日本テレビ、2021年4月7日、8月9日、10月16日、12月29日)
- ニンゲン観察バラエティ モニタリング(TBS、2021年4月15日、6月24日、8月12日、11月18日)
- オオカミ少年(TBS、2021年4月16日、12月3日、2022年7月22日、2023年5月5日)
- プレバト!!(MBS、2021年5月6日、7月8日、2022年5月5日)
- ラヴィット!(TBS、不定期出演)
- ヒルナンデス!(日本テレビ、2021年6月28日、2022年3月21日、5月11日、2023年5月1日)
- THE突破ファイル(日本テレビ、不定期出演)
- 帰れマンデー見っけ隊!!(テレビ朝日、不定期出演)
- アカデミーナイトG(TBS、2021年8月11日、8月18日、2022年5月3日、5月10日)
- 水曜日のダウンタウン(TBS、2021年9月22日、12月1日、2022年2月9日、6月29日)
- わらたまドッカ〜ン(NHK Eテレ、2022年1月31日、3月21日、9月22日)
- ゼロイチ(日本テレビ、2022年2月19日、6月4日、10月1日、2023年4月29日)
- シューイチ(日本テレビ、2022年5月15日、6月26日、2023年4月16日)
- もう中学生のおグッズ!(テレビ朝日、2022年5月16日、5月23日、9月19日、9月26日)
- ネプリーグ(フジテレビ、2022年6月20日、7月11日、9月12日)
- フットマップ(関西テレビ、2022年7月2日、7月9日、12月10日、12月17日)
- くりぃむナンタラ(テレビ朝日、2022年8月7日、10月30日、2023年1月15日)
- カズレーザーと学ぶ。(日本テレビ、2022年10月25日、2023年1月17日、3月28日、4月18日、5月16日、6月20日)
- 水バラ(テレビ東京)
- 究極の歩き旅 1歩1円ウォー金キング対決旅(2022年10月26日) - 知力チーム リーダー(こがけん)
- 1歩1円ウォー金キング対決旅(2023年1月11日) - こがけんチーム リーダー ※第3弾以降はこがけん単独出演
- Eテレ0655(NHK Eテレ、2023年1月 - )「勇者うさの大冒険」歌唱
Web配信[編集]
- ファイナリスト全員集合!R-1グランプリ大反省会SP(U-NEXT、2021年3月7日)
- おいでやすこが様をうまてなし! 〜さがけいば50周年〜(Youtube、2022年4月1日 - 2022年5月6日)
- 配信から一年後の2023年4月、第60回ギャラクシー賞のCM部門入賞作品に選定された[15]。
ラジオ[編集]
- おいでやすこがのおい!マイガー!(2020年4月2日 - 2021年1月21日、こまえエフエム)
- 経験を積むため無償で番組を持っていたが、M-1準優勝に伴う2人の多忙により話し合いの上終了となった[16]。その後、『出没!アド街ック天国』(2021年7月10日放送)にて当時の様子が紹介された。
- 芸人お試しラジオ「デドコロ」(2021年2月 - 3月、火曜会)[17]
- TOKYO SPEAKEASY(2021年2月15日、TOKYO FM)
- おいでやすこがの華!?(2021年2月28日、 ABCラジオ)
- おいでやすこがの“怒怒怒楽”(2023年5月5日・8月16日・12月29日、NHKラジオ)
CM・キャンペーン[編集]
- プロミス「パッとピッと漫才」「パッとピッとしりとり」(2021年) WebCM
- 東京ガス「なんやねんその曲!」(2021年) WebCM
- 日本コカ・コーラ「紅茶花伝 無糖ストレートティー」(2021年) 新発売記念PRイベント[18]
- 映画『ミナリ』 PRイベント[19]
- 映画『ジェントルメン』 PR・論評[20]
- 映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 PRイベント[21]
- ロート製薬「おあずけ!ロート」(2021年) WebCM[22]
- 髙山質店(2023年 - )
ライブ[編集]
単独ライブ[編集]
- 2020年2月28日 - おいでやす小田×こがけんLIVE「大阪初でおい!マイガー」(大阪・十三シアターセブン)
- 2021年2月17日 - おいでやすこがLIVE「大阪おい!マイガーepisode2」(大阪・十三シアターセブン)
- 2021年6月17日 - 「オイ・マイガー -コント編-」(東京・よしもと有楽町シアター)
レギュラー出演ライブ[編集]
- 2020年8月24日から月1定期開催 - 「活弁でGO!」(東京・よしもと有楽町シアター)
- 活動写真弁士の片岡一郎が主催する無声映画に芸人が活弁を行うライブ。おいでやす小田が京都国際映画祭に出演した縁により東京定期公演初回からMCとして参加し、その後は映画をこよなく愛するこがけんも加わり、共にレギュラーとして毎月参加している。
企画ライブ[編集]
- 東京・ルミネtheよしもと
- 東京・ヨシモト∞ホール
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- 2021年7月27日 - 「目指せ!おいでやすこが!R-1卒業芸人のユニット組んでみるライブ」
- 千葉・よしもと幕張イオンモール劇場
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- 2021年4月17日 - トークライブ「ボクたち おいこが!」
- 2021年6月20日 - トークライブ「ボクたち おいこが!」
- 2021年8月1日 - トークライブ「ボクたち おいこが!」
- 大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA
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- 2021年8月15日 - 「おいでやすこがで遊ぼうin森ノ宮TTホール」
- 福岡・よしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場
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- 2021年5月23日 - 「おいでやすこが博多ライブ」
- 2021年8月18日 - 「おいでやすこが博多ライブ」
ゲスト出演[編集]
- 2021年4月24日 - 「シブヤデアイマショウ」(東京・Bunkamura・シアターコクーン)
- 2021年7月3日 - 「狂宴御芸 vol.2 〜大阪夏の笑宴〜」(大阪・大槻能楽堂)
- 2021年7月11日 - 「間寛平 芸能生活50周年+1 記念ツアー『いくつになってもあまえんぼう』」(高知・高知市文化プラザかるぽーと)
- 2021年7月22日 - 「笑い飯の漫才天国〜結成20+1周年記念ツアー〜」(北海道・札幌市民ホール)
- 2021年9月26日 - 「Warai Mirai Fes 2021 〜Road to EXPO 2025〜」(大阪・万博記念公園お祭り広場)
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c “おいでやす小田”. 吉本興業. 2021年10月6日閲覧。
- ^ a b c “こがけん”. 吉本興業. 2021年10月6日閲覧。
- ^ a b “おいでやすこが「”漫才っぽい漫才”をやめたら決勝に行けた」 【ファイナリストが語るM-1】”. ラフ&ピース ニュースマガジン (2020年12月17日). 2021年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月2日閲覧。
- ^ “R−1の出場資格変更に、おいでやす悲鳴「そんなことある?」 » Lmaga.jp”. Lmaga.jp (2020年11月25日). 2020年4月1日閲覧。
- ^ “おいでやすこがM−1、悲劇から一転「何が起こってんねん!」 » Lmaga.jp”. Lmaga.jp (2020年12月3日). 2021年4月1日閲覧。
- ^ “おいでやすこが、“ピン芸”が漫才で認められた戸惑いも「僕のピン芸人人生ってなんやったんや」”. ORICON NEWS. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “新学期特別インタビュー おいでやすこが こがけんさん | Jukushin.com”. www.jukushin.com (2021年4月1日). 2021年4月1日閲覧。
- ^ “おいでやすこが、宣材写真を撮影 メイクで大変身し「誰やねん!」と驚愕”. しらべぇ. 2021年3月17日閲覧。
- ^ 日経エンタテインメント! 2021年3月号「ばらえてぃびと」p.94
- ^ “おいでやす小田、キングオブコント出場条件変更に雄叫び ファンもM-1効果喜ぶ”. デイリースポーツ online (2021年3月12日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ (日本語) 【おいでやすこが】【M-1】準優勝‼️おしゃべりしました‼️
- ^ a b “コンビ情報|おいでやすこが”. M-1グランプリ事務局. 2021年10月3日閲覧。
- ^ “M-1グランプリ2020”. M-1グランプリ 公式サイト. 2023年12月17日閲覧。
- ^ “M-1決勝史上初 ピン芸人同士の「おいでやすこが」”. 朝日新聞DIGITAL (2020年12月17日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “「おいでやすこが様をうまてなし。」 第60回 ギャラクシー賞 CM部門入賞について”. さがけいば (2023年4月28日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ コマラジ(正式表記:こまえエフエム) [@fmkomae] (2021年1月21日). "【衝撃の最終回!】 多忙により収録困難になった 『おい!マイガー!!』 突然ですが本日最終回です😱". X(旧Twitter)より2021年2月1日閲覧。
- ^ “おいでやすこが、2か月限定ラジオ「デドコロ」で素のトークとネタコーナー”. お笑いナタリー (2021年2月1日). 2021年2月1日閲覧。
- ^ “【イベントレポート】おいでやすこがが初PRイベント登場、実感ない小田「よくテレビで見るやつ」(写真17枚)”. お笑いナタリー. 2021年5月2日閲覧。
- ^ “おいでやすこが、初の映画PRイベント!『ミナリ』への熱が溢れるトーク 映画『ミナリ』大ヒット&アカデミー賞受賞祈願イベント【トークノーカット】|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2021年8月2日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “おいでやすこが、「ジェントルメン」英国マフィア風グラビアに挑戦!“中年の危機”描くガイ・リッチーの所信表明 - 映画ナタリー 特集・インタビュー”. 映画ナタリー. 2021年5月22日閲覧。
- ^ “おいでやすこが、もう中学生が登場 トリオネタ披露も!『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』お披露“目”イベント【トークノーカット】|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2021年8月2日閲覧。
- ^ “おいでやすこが、過酷すぎる企画に絶叫! 爽快感を求めて暑さ・臭さをひたすら我慢。 「今の一番の目標はやっぱりキングオブコント」”. valuepress. 2021年8月2日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “アイパー滝沢&りゅーじの新コンビ名決定、年齢詐称も問題なし「老後の面倒、俺が見ます」(コメントあり)”. お笑いナタリー. 2021年8月17日閲覧。