第56回プライムタイム・エミー賞

第56回プライムタイム・エミー賞; 56th Primetime Emmy Awards
受賞対象	2003年6月 - 2004年5月
開催日	2004年9月19日 (授賞式); 2004年9月12日 (クリエイティブ・アート部門)
会場	カリフォルニア州ロサンゼルスシュライン・オーディトリアム
国	アメリカ合衆国
主催	テレビ芸術科学アカデミー(ATAS)
公式サイト	http://emmys.com/
テレビ/ラジオ放送
放送局	ABC; ＡＸＮ
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第56回プライムタイム・エミー賞（だい56かいプライムタイム・エミーしょう、英語: 56th Annual Primetime Emmy Awards）は、2004年のテレビ芸術科学アカデミーが主催するエミー賞の一つで、2003年6月1日から2004年5月31日までにアメリカ合衆国でプライムタイムに放送された優れたテレビ番組に送られる賞である。授賞式は2004年9月19日にカリフォルニア州ロサンゼルスにあるシュライン・オーディトリアムで行われた。司会はギャリー・シャンドリングが務め、アメリカではABCが生中継で放送した。主要部門以外のプライムタイム・クリエイティブ・アート・エミー賞は9月12日に先行して発表された。

概要

主要部門の最多ノミネートは『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』の12部門で、『エンジェルス・イン・アメリカ』が11部門、『セックス・アンド・ザ・シティ』が8部門と続いた^[1]。

主要部門の最多受賞は『エンジェルス・イン・アメリカ』の7部門で、『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』が4部門と続いた。『エンジェルス・イン・アメリカ』はノミネートされていた主要部門をすべて獲得しエミー史上初の快挙となった^[2]。

4年連続でドラマ部門作品賞を獲得していた『ザ・ホワイトハウス』を『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』が破り初の栄冠を手にした。『ザ・ソプラノズ』はケーブルテレビのHBOとして初めて、ビッグ4のテレビネットワークを破って同部門を受賞した。

受賞とノミネート

→詳細は英語版「en:56th Primetime Emmy Awards#Winners and nominees」を参照

受賞者は各項目最上段に太字のものである。なお、括弧はアメリカ国内での放送権を持つネットワークであり、製作は異なる場合がある。

作品賞

コメディ・シリーズ	ドラマ・シリーズ
『アレステッド・ディベロプメント』 (Fox) 『ラリーのミッドライフ★クライシス』 (HBO) 『HEY!レイモンド』 (CBS) 『セックス・アンド・ザ・シティ』 (HBO) 『ふたりは友達? ウィル&グレイス』 (NBC)	『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』 (HBO) 『CSI:科学捜査班』 (CBS) 『Joan of Arcadia（英語版）』 (CBS) 『24 -TWENTY FOUR-』 (Fox) 『ザ・ホワイトハウス』 (NBC)
バラエティ・シリーズ	バラエティ・スペシャル
『ザ・デイリー・ショー・ウィズ・ジョン・スチュワート』 (Comedy Central) 『Chappelle's Show（英語版）』 (Comedy Central) 『レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン』 (NBC) 『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』 (CBS) 『サタデー・ナイト・ライブ』 (NBC)	『Elaine Stritch at Liberty』 (HBO) 『第76回アカデミー賞』 (ABC) 『Chris Rock: Never Scared』 (HBO) 『Ellen DeGeneres: Here and Now』 (HBO) 『Paul McCartney in Red Square』 (A&E)
テレビ映画	ミニシリーズ
『Something the Lord Made（英語版）』 (HBO) 『And Starring Pancho Villa as Himself（英語版）』 (HBO) 『ノルマンディー　将軍アイゼンハワーの決断（英語版）』 (A&E) 『THE LION IN WINTER 冬のライオン』 (Showtime) 『The Reagans（英語版）』 (Showtime)	『エンジェルス・イン・アメリカ』 (HBO) American Family（英語版）』 (PBS) 『ホーンブロワー海の勇者』 (A&E) 『第一容疑者: The Last Witness』 (PBS) 『Traffic』 (USA)
リアリティ・コンペティション
『アメージング・レース』 (CBS) 『アメリカン・アイドル』 (Fox) 『アプレンティス』 (NBC) 『ラストコミックスタンディング（英語版）』 (NBC) 『サバイバー』 (CBS)

複数部門でのノミネート作品

数字は主要部門からの合計で、プライムタイム・クリエイティブ・アート・エミー賞は含まない。

作品別ノミネート数
ノミネート	作品	ネットワーク
12	『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』	HBO
11	『エンジェルス・イン・アメリカ』	HBO
8	『セックス・アンド・ザ・シティ』	HBO
7	『HEY!レイモンド』	CBS
7	『ザ・ホワイトハウス』	NBC

ネットワーク別ノミネート数
ノミネート	ネットワーク
56	HBO
33	NBC
19	CBS
12	ABC

複数部門での受賞作品

数字は主要部門からの合計で、プライムタイム・クリエイティブ・アート・エミー賞は含まない。

作品別受賞数
受賞	作品	ネットワーク
7	『エンジェルス・イン・アメリカ』	HBO
4	『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』	HBO
3	『アレステッド・ディベロプメント』	Fox
	『そりゃないぜ!? フレイジャー』	NBC
	『ザ・プラクティスボストン弁護士ファイル』	ABC

ネットワーク別受賞数
受賞	ネットワーク
16	HBO
4	NBC
4	ABC
3	Fox
2	Comedy Central

脚注

[脚注の使い方]

^ “Nominees / Winners 2004” (英語). Television Academy. 2020年4月28日閲覧。
^ “Nominees / Winners 2004” (英語). Television Academy. 2020年4月28日閲覧。

外部リンク

Emmys （英語）
テレビ芸術科学アカデミー（英語）

[1] “Nominees / Winners 2004” (英語). Television Academy. 2020年4月28日閲覧。

[2] “Nominees / Winners 2004” (英語). Television Academy. 2020年4月28日閲覧。

[1]

[2]

表話編歴エミー賞
ATAS NATAS IATAS
賞の種類	プライムタイム・エミー賞 - デイタイム・エミー賞 - 国際エミー賞 - スポーツ・エミー賞 - テクノロジー&エンジニアリング・エミー賞 - ニュース&ドキュメンタリー・エミー賞
プライムタイム・エミー賞現在の部門	作品賞 (コメディ・シリーズ部門) - 作品賞 (ドラマ・シリーズ部門) - 作品賞 (リミテッド・シリーズ部門) - 作品賞 (テレビ映画部門) - ボイスオーバー・パフォーマンス賞
プライムタイム・エミー賞廃止された部門	作品賞 (ミニシリーズ/テレビ映画部門)
プライムタイム・エミー賞授賞式	1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022（英語版） 2023（英語版） 2024（英語版）
国際エミー賞現在の部門	作品賞 (ドラマ・シリーズ部門)
カテゴリ

概要

受賞とノミネート

作品賞

主演賞

助演賞

ゲスト賞

監督賞

脚本賞

複数部門でのノミネート作品

複数部門での受賞作品

脚注

関連項目

外部リンク