「陸上自衛隊研究本部」の版間の差分

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2015年6月13日 (土) 12:40時点における版

陸上自衛隊研究本部(りくじょうじえいたいけんきゅうほんぶ、JGSDF Ground Research and Development Command:GRD)は朝霞駐屯地に所在する防衛大臣直轄の機関のひとつ。自衛隊法(昭和29年法律第165号)第24条第2項(前項に規定するもののほか、陸上自衛隊の機関として研究本部及び補給統制本部を、海上自衛隊又は航空自衛隊の機関として補給本部を置くことができる。)に根拠を有する。

概要及び任務

科学技術の進歩に伴う装備の高性能化や高度化・複雑化する陸上戦闘の様相に対応していくため、各職種学校の研究部門を集約、2001年3月に発足した。陸上自衛隊の防衛計画・部隊運用・装備・教育訓練・運用解析等についての調査研究を行う。イラク人道復興支援部隊派遣に際して得られた情報等を主に分析したのは、この機関である。

沿革

  • 2001年(平成13年)3月27日:
  1. 幹部学校研究部を母体に各職種学校の運用研究部門等を機能統合し「研究本部」を新編
  2. 富士学校装備開発実験隊を母体に各職種学校の装備研究部門を機能統合し新編された「陸上自衛隊開発実験団」を隷下に編合

組織編成

  • 企画室(室長は幹事が兼務)
    • 研究開発企画官(1佐(一)):企画室の事務を担当
    • 企画調整官(1佐(二)):研究開発企画官を補佐
  • 総務部(部長:事務官)
    • 総務課(課長:1佐(三))
    • 管理課
  • 総合研究部(部長は陸将補、各課長は1佐(二)、特殊武器研究官及び主任研究開発官・研究員は1佐(二)~(三))
    • 第1研究課:防衛計画、部内事務に関する調査研究を担当
    • 第2研究課:部隊編成及び部隊運用に関する調査研究を担当
    • 第3研究課:装備品に期待する性能等の調査研究を担当
    • 第4研究課:部隊の教育訓練に関する調査研究を担当
    • 第5研究課:運用解析に対する調査研究を担当
      • 総括主任研究官:運用解析に関する調査研究及び研究に従事する研究員の指導を担当
    • 分析企画官(事務官):運用解析に関する事務のうち特定の重要な事項を担当
    • 主任研究開発官:調査研究及び研究員の指導を担当
    • 研究員:調査研究を担当

主要幹部

職名 階級 氏名 補職発令日 前職
陸上自衛隊研究本部長 陸将 松尾幸弘 2013年8月22日 第8師団長
幹事
兼 企画室長
陸将補 川瀬昌俊 2014年8月5日 陸上幕僚監部開発官
総務部長
総合研究部長 陸将補 前田忠男 2015年3月30日 陸上自衛隊幹部候補生学校
前川原駐屯地司令
歴代の研究本部長(陸将・指定職2号)
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職
1 竹田治朗 2001.3.27 - 2003.3.26 防大13期 幹部候補生学校長 第11師団長
2 寺尾憲治 2003.3.27 - 2005.3.28 防大14期 第10師団長 退職
3 竜野邦明 2005.3.28 - 2006.8.4 防大15期 技術研究本部技術開発官(陸上担当) 退職
4 山口昇 2006.8.4 - 2008.12.1 防大18期 防衛研究所副所長 退職
防衛大学校教授
5 師富敏幸 2008.12.1 - 2011.4.27 防大20期 第14旅団長 退職
6 中川義章 2011.4.27 - 2013.8.22 東京大学[1] 第1師団長

脚注

  1. ^ 昭和53年卒(防大22期相当)、マサチューセッツ工科大学大学院

外部リンク