「八ツ森駅」の版間の差分
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[[File:YatsumoriEki2005-10c.jpg|thumb|240px|駅名標(2005年10月)]] |
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'''八ツ森駅'''(やつもりえき)は、[[宮城県]][[仙台市]][[青葉区 (仙台市)|青葉区]]新川字深沢にある、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[仙山線]]の[[鉄道駅|駅]]([[臨時駅]]、[[休止駅]])である。 |
'''八ツ森駅'''(やつもりえき)は、[[宮城県]][[仙台市]][[青葉区 (仙台市)|青葉区]]新川字深沢にある、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[仙山線]]の[[鉄道駅|駅]]([[臨時駅]]、[[休止駅]])である。 |
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[[2002年]]([[平成]]14年)<!-- 5月 ←もみじ号なら秋ではないのでしょうか |
[[2002年]]([[平成]]14年)<!-- 5月 ←もみじ号なら秋ではないのでしょうか? 疑問なのでコメントアウトとします。下記の歴史の欄も同様にコメントアウトしました。 -->に[[快速列車|快速]]「ホリデーもみじ号」が停車したのを最後に、2009年(平成21年)現在、[[臨時列車]]を含めて当駅に停車する列車は存在しない。 |
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== 駅構造 == |
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== 歴史 == |
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[[奥羽山脈]]を貫通する区間が開通して[[仙山線]]が全通した[[1937年]]([[昭和]]12年)[[11月10日]]、付近にあった[[八森スキー場|八森(はつもり)スキー場]]の利用者のために新設区間に仮乗降場として設けられた。当初は枕木を並べただけのホームだった。[[日本国有鉄道]]が[[1961年]](昭和36年)に新川ラインを整備すると、他の季節にも山歩きを楽しむ人が訪れるようになった。[[1967年]]度(4月から翌年3月)の一日平均乗降客数は145人であった<ref>『宮城町誌』本編(改訂版)705-707頁。</ref>。 |
[[奥羽山脈]]を貫通する区間が開通して[[仙山線]]が全通した[[1937年]]([[昭和]]12年)[[11月10日]]、付近にあった[[八森スキー場|八森(はつもり)スキー場]]の利用者のために新設区間に仮乗降場として設けられた。当初は枕木を並べただけのホームだった。[[日本国有鉄道]]が[[1961年]](昭和36年)に新川ラインを整備すると、他の季節にも山歩きを楽しむ人が訪れるようになった。[[1967年]](昭和42年)度(4月から翌年3月)の一日平均乗降客数は145人であった<ref>『宮城町誌』本編(改訂版)705-707頁。</ref>。 |
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[[1970年]](昭和45年)に八森スキー場が廃止されると利用客が減り、春と秋にわずかな臨時列車が止まるだけになり、21世紀初めにそれも絶えた。 |
[[1970年]](昭和45年)に八森スキー場が廃止されると利用客が減り、春と秋にわずかな臨時列車が止まるだけになり、21世紀初めにそれも絶えた。 |
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* [[1937年]]([[昭和]]12年)[[11月10日]] - 八ツ森仮乗降場開業。 |
* [[1937年]]([[昭和]]12年)[[11月10日]] - 八ツ森仮乗降場開業。 |
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* [[1987年]](昭和62年)[[3月31日]] - 臨時駅になる。 |
* [[1987年]](昭和62年) |
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** [[3月31日]] - 臨時駅になる。 |
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** [[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]により、東日本旅客鉄道の駅となる。 |
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* [[2002年]]([[平成]]14年)<!-- 5月 --> - これより列車の停車はなくなる。 |
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==隣の駅== |
== 隣の駅 == |
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; 東日本旅客鉄道 |
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: {{Color|#77dd00|■}}仙山線 |
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:: [[作並駅]] - '''八ツ森駅''' - [[奥新川駅]] |
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== 外部リンク == |
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2011年9月28日 (水) 11:58時点における版
八ツ森駅 | |
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ホーム(2005年10月) | |
やつもり Yatsumori | |
◄作並 (2.1 km) (3.0 km) 奥新川► | |
所在地 | 仙台市青葉区新川字深沢 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■仙山線 |
キロ程 | 30.8 km(仙台起点) |
電報略号 | ヤツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1937年(昭和12年)11月10日 |
備考 |
臨時駅 仙台市内駅 |
八ツ森駅(やつもりえき)は、宮城県仙台市青葉区新川字深沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線の駅(臨時駅、休止駅)である。
2002年(平成14年)に快速「ホリデーもみじ号」が停車したのを最後に、2009年(平成21年)現在、臨時列車を含めて当駅に停車する列車は存在しない。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅である。鉄パイプで組んだ構造の上に木の板を敷いた構造のホームを有していた。一時は一部の木の板が破損しホーム上の歩行も危険な状態であったが、近年改修され木の板からコンクリート板に葺き替えられている。駅舎、待合室、便所はない。愛子駅の管理下にある。駅名標には現在も「八ツ森仮乗降場」と書かれている。
広瀬川の支流、新川川のそばにあり、駅のすぐ東で線路が川を渡る。駅は周りより高い堤の上にあるが、深い谷底の水面はホームから見えない。かわりに対岸で川に臨む100メートル以上の絶壁を見上げる。
臨時駅ではあるが、JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。
駅周辺
新川地区の西端、初ノ小屋という集落のそばにあるが、もっとも近い人家まで200メートル以上離れている。国道48号から駅の数百m手前までは舗装された道路が通じるが、ここから駅に至る道は鬱蒼とした山中を通る曲がりくねった見通しの悪い未舗装の砂利道であり、「熊に注意」という立て看板がある。ツキノワグマのほか、ニホンザルも頻繁に出没する。
2009年(平成21年)現在、駅近くの集落まで仙台市営バスが運行している。白沢車庫 - 八ツ森、八ツ森 - 作並駅の運行だが本数は少なく、平日は朝に1本、夕方に3本となっている。土休日は朝と午後にそれぞれ1本ずつと、更に少なくなる。主に小中学生の通学のために設定されており、八ツ森到着後すぐに折り返してゆく。
列車が止まらない上に、他の公共交通機関で訪れる事も難しいため、鉄道ファンの間では超一級の秘境駅と呼ばれている。仙山線では、事情は異なるが二つ隣の西仙台ハイランド駅にも列車が止まらない。
奥新川駅から八ツ森駅までは、新川川沿いに新川ラインというハイキングコースがある。
駅周辺の通信状況については、乗降がまったく行われないにもかかわらず、NTTドコモのFOMAの通話が可能である。これは、NTTドコモ東北(現:NTTドコモ東北支社)がすべての駅でFOMAを使用可能にするという方針を打ち立てているからである。なお、同じNTTドコモでもmovaは圏外になっている。
歴史
奥羽山脈を貫通する区間が開通して仙山線が全通した1937年(昭和12年)11月10日、付近にあった八森(はつもり)スキー場の利用者のために新設区間に仮乗降場として設けられた。当初は枕木を並べただけのホームだった。日本国有鉄道が1961年(昭和36年)に新川ラインを整備すると、他の季節にも山歩きを楽しむ人が訪れるようになった。1967年(昭和42年)度(4月から翌年3月)の一日平均乗降客数は145人であった[1]。
1970年(昭和45年)に八森スキー場が廃止されると利用客が減り、春と秋にわずかな臨時列車が止まるだけになり、21世紀初めにそれも絶えた。
隣の駅
参考文献
脚注
- ^ 『宮城町誌』本編(改訂版)705-707頁。