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カルー・ウチェ（Kalu Uche, 1982年 11月15日 - ）は、ナイジェリア・アバ出身のサッカー選手。ポジションはWG・FWだが、セカンドストライカーやセンターフォワードとしてもプレーする。リーガ・エスパニョーラ・UDアルメリアに所属。イケチュク・ウチェは実弟。

ナイジェリアではエニンバFCとハートランドFCでプレーした。2000年にスペインのRCDエスパニョールに移籍したが出場機会はなく、2001年から2006年までポーランドのヴィスワ・クラクフに在籍した。2002年と2003年にポーランド・カップ、2003年にポーランドリーグを制した。フランスのFCジロンダン・ボルドーへのレンタル移籍後、1部昇格を目指すスペインのUDアルメリアに完全移籍した。2006-07シーズンは8得点を挙げて昇格を助け、2007年8月26日のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦で1部デビューした。

2000年のシドニー五輪にナイジェリア代表として参加した。2003年6月21日のアフリカネイションズカップ予選のアンゴラ戦でA代表デビューし、この試合で代表初ゴールも記録した。2010 FIFAワールドカップ、グループリーグ第2戦のギリシャ戦では直接フリーキックを決め、続く韓国戦でも先制点を挙げた。