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2010年2月3日 (水) 06:11時点における版
設立 | 1883年 |
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業種 | 製造業:その他の製品 |
事業内容 | ギター、ドラムスなどの製造 |
関係する人物 | チェット・アトキンス |
外部リンク | www.gretsch.com |
グレッチ (Gretsch Company) はアメリカ合衆国のフェンダー傘下の楽器メーカー。主にドラムとエレクトリックギターの製造で知られる。
歴史
黎明期
1883年、ドイツからの移民であるフリードリヒ・グレッチ(Friedrich Gretsch, ドイツ語風には「グレッチュ」)によってブルックリンで創業され、当初はバンジョー、タンブリン、ドラムなどを扱っていた。1895年にフリードリヒが39歳で死去し、子のフレッドが会社を継ぐ。フレッドは1916年にウィリアムスバーグのビルに会社を移し、これを機にグレッチはアメリカを代表する楽器メーカーへと成長することとなる。
最盛期
1942年にはフレッドが引退。会社はフレッドの子、ウィリアムとフレッド・ジュニアに受け継がれる。この二人の経営者のもと、1950年代なかごろにグレッチはその全盛期を迎える。「6120」および「ホワイト・ファルコン」(シングルカッタウェイ、ダブルカッタウェイの2種類がある)に代表されるエレクトリックギターがヒット。さらにチェット・アトキンスが「カントリー・ジェントルマン」を使用したことによってその名声は不動のものとなった。アトキンスにならって多くのカントリーやロカビリーのギタリストがグレッチのギターを使用し、グレッチはギター業界においてギブソン、フェンダー、リッケンバッカー等と並ぶ地位を獲得した。
1960年代にはビートルズのジョージ・ハリスンもカントリー・ジェントルマンを携えて『エド・サリヴァン・ショー』のステージに立ち、またモンキーズにギターとドラムを提供したことから、グレッチの名はテレビを通じて全米に知られるようになった。
衰退と復活
1960年代後半以降、ギブソンとフェンダーがエリクトリックギター市場で人気を二分するようになり、グレッチは次第に経営不振に陥っていく。1967年に会社はボールドウィン・ピアノに買収され、また1973年1月にはアーカンソーの工場が火災に遭う。さらに同年12月にも火災が発生。こうした不幸が続く中、1980年にボールドウィンはついにグレッチのギター製造を中止してしまう。
しかし1980年代に入り、ストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーがグレッチのギターを使用して有名となったため、これをきっかけにグレッチ再評価の機運が高まる。1982年にはチャーリー・ロイがグレッチを買収するが、すぐにボールドウィンに買い戻される。1985年には会社はふたたびグレッチ一族の手に戻り、1989年からは新たにリイシュー・モデルを中心としたラインナップで製造を再開した。これ以降現在に至るまで、グレッチのギターは愛知県蟹江町にある寺田楽器で主に作られている[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。
2003年にはギター部門がフェンダーの傘下に入り、高級モデルはミリ規格からインチ規格になり、長野県のフジゲンや、アメリカのフェンダー・カスタム・ショップでも作られるようになった[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。また1995年頃よりエレクトロマチック(Electromatic)という廉価版ブランドが誕生。それらは韓国や中国で作られている[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。
モデル例
契約の問題でモデル名が変わっているモデルもあるが、仕様自体はほぼ変わっていない。同型でもカラーによってモデル名が異なるのも特徴である。
チェット・アトキンスのアーティスト・モデル「チェット・アトキンス・モデル」「カントリー・ジェントルマン」「テネシアン」については、1979年にアトキンスがグレッチとのエンドース契約を打ち切り、ギブソンと契約したため、名称を変更せざるを得なかったが、グレッチは2007年にアトキンスの遺族と再契約し、「テネシアン」を除いて再びオリジナルの名称を使用できるようになった。
- チェット・アトキンス・モデル Chet Atkins Model (一時期:ナッシュヴィル Nashville)
- カントリー・ジェントルマン Country Gentleman(一時期:カントリー・クラシック Country Classic)…時期によりモデルが変わっている
- デュオ・ジェット Duo Jet
- テネシー・ローズ Tennessee Rose(テネシアン Tennessean)
- ホワイト・ペンギン White Penguin
- ホワイト・ファルコン White Falcon
著名な使用者
- チェット・アトキンス(テネシアンやカントリー・ジェントルマンも彼の曲から) - チェット・アトキンス・モデル全般、カントリー・ジェントルマン、6119テネシアン、6120、6121、6122他
- ジョージ・ハリスン(ビートルズ)- デュオ・ジェット、カントリー・ジェントルマン、テネシアン
- ボ・ディドリー - ジュピター・サンダーバード 他
- マイク・ネスミス (モンキーズ)
- ブライアン・セッツァー
- ニール・ヤング
- スティーヴン・スティルス
- マルコム・ヤング(AC/DC)
- 森雅樹(EGO-WRAPPIN')- Electromatic 5120
- 遠藤賢司
- 山口洋(ヒートウェイヴ)- カントリー・ジェントルマン
- ジョン・フルシアンテ
- 布袋寅泰
- 新藤晴一(ポルノグラフィティ)- ホワイトファルコン・ダブルカッタウエイ、デュオ・ジェット with Bigsby
- 浅井健一テネシアン
- 今井寿(BUCK-TICK/Lucy)
- 星野英彦(BUCK-TICK)
- チバユウスケ(thee michelle gun elephant、ROSSO、The Birthday)
- 福山雅治
- 菅波栄純(THE BACK HORN)
- 持田香織
- エルヴィス・プレスリー - 6122(バックの革は外してある)
- hyde
- tetsuya
- 阿佐亮介(アンダーグラフ)
- HISASHI(GLAY)
- 斉藤和義
- INORAN(テネシアン)
- 浅田信一カントリージェントルマン
- EBBY (JAGATARA) - ホワイトファルコン・カントリークラブ・シルヴァージェット
- 藤巻亮太(レミオロメン)
- なぎら健壱
- 山口隆(サンボマスター)
- JUN (THE WILLARD)