浪花女
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浪花女 | |
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映画の一シーン | |
監督 | 溝口健二 |
脚本 | 依田義賢 |
原作 |
溝口健二 依田義賢 |
出演者 | 田中絹代 |
音楽 | 伊藤宣二 |
撮影 | 三木滋人 |
製作会社 | 特作プロダクション[1] |
配給 | 松竹[2] |
公開 | 1940年9月19日[3] |
上映時間 | 145分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『浪花女』(なにわおんな)は、1940年に公開された溝口健二監督の日本映画[3]。
溝口健二の『残菊物語』(1939年)に続く「芸道映画」の二作目[1][2]。
文楽義太夫節三味線方である2世豊澤團平・加古千賀夫妻による「壺坂霊験記」制作秘話をモデルに製作された[4]。
ネガもプリントも現存していないとされ[2]、スチル写真と脚本のみ現存する。2021年、鎌倉市・川喜多映画記念館の田中絹代特別展において、現存する資料を基にパネル形式で再現が試みられた[5]。
あらすじ
[編集]裕福な家庭に育った千賀は、貧しい三味線奏者の豊沢団平と結婚した[2]。
千賀は義太夫の世界にのめりこむようになり、人形浄瑠璃「壺坂霊験記」を書くまでになった[2]。
スタッフ
[編集]以下のスタッフ名は特に記載がない限りKINENOTEに従った[3]。
キャスト
[編集]以下の出演者名と役名は特に記載がない限りallcinemaに従った[1]。
- 田中絹代 - お千賀
- 坂東好太郎 - 豊沢団平
- 高田浩吉 - 文吉
- 川浪良太郎[3] - 春子太夫改め大隈太夫[6][7]
- 中村芳子 - おくに
- 浅香新八郎 - 越路太夫
- 梅村蓉子 - その妻・おたか
- 志賀靖郎 - 佳太夫
- 坪井哲 - 萬鳳
受賞歴
[編集]- 1940年度 第17回キネマ旬報賞
- 日本映画ベスト・テン4位 『浪花女』(溝口健二監督)[8]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- “浪花女”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2022年1月2日閲覧。
- “浪花女”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2022年1月2日閲覧。
- Y. Nomura. “浪花女”. JMDb. JMDb. 2022年1月2日閲覧。
- “Naniwa onna” (英語). IMDb. Amazon.com. 2022年1月2日閲覧。