虞美人草 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

虞美人草』(ぐびじんそう)は、夏目漱石長編小説虞美人草』を原作とした映画化作品である。これまでに2度映画化され、1935年版、1941年版がある。1921年にも同じ題の映画が製作されているが、夏目漱石の小説とは無関係の作品である。

1935年版[編集]

虞美人草
大倉千代子
監督 溝口健二
脚本 高柳春雄
原作 夏目漱石
出演者 夏川大二郎
月田一郎
武田一義
大倉千代子
二条あや子
撮影 三木稔
編集 坂根田鶴子
製作会社 第一映画社
配給 松竹キネマ
公開 1935年10月31日
上映時間 75分(現存73分)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

第一映画社制作。1935年10月31日公開。75分。白黒。戦前の溝口作品としては珍しくほぼ全てが現存するもののラストシーンが欠落している。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

1941年版[編集]

虞美人草
監督 中川信夫
脚本 桜田半三
原作 夏目漱石
製作 富岡厚雄
出演者 高田稔
霧立のぼる
伊藤智子
玉井旭洋
江川宇礼雄
音楽 早坂文雄
撮影 三浦光男
製作会社 東宝映画
公開 1941年6月18日
上映時間 88分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

東宝映画制作。1941年6月18日公開。88分。白黒。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

参考文献[編集]