近松物語
近松物語 | |
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監督 | 溝口健二 |
脚本 | 依田義賢 |
製作 | 永田雅一 |
出演者 |
長谷川一夫 香川京子 南田洋子 |
音楽 | 早坂文雄 |
撮影 | 宮川一夫 |
編集 | 菅沼完二 |
配給 | 大映 |
公開 |
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上映時間 | 102分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
『近松物語』(ちかまつものがたり)は、1954年(昭和29年)の日本映画。溝口健二監督作品。
概要[編集]
近松門左衛門作の人形浄瑠璃の演目『大経師昔暦』(だいきょうじ むかしごよみ、通称「おさん茂兵衛」)を下敷きにして川口松太郎が書いた戯曲『おさん茂兵衛』を映画化した作品である。脚本は、近松の『大経師昔暦』と、同一事件(おさん茂兵衛参照)を題材にした西鶴の『好色五人女』の「おさん茂右衛門」の二つを合体させたものである[1]。スター嫌いだった溝口健二監督は、大映社長の永田雅一の強い要請で長谷川一夫を起用した。
キネマ旬報ベストテン第5位にランクインされた。1999年にキネマ旬報社が発表した「映画人が選ぶオールタイムベスト100・日本映画編」では第49位にランクインされた(同じ順位に『隠し砦の三悪人』『もののけ姫』など)。
あらすじ[編集]
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スタッフ[編集]
キャスト[編集]
- 茂兵衛:長谷川一夫
- おさん:香川京子
- お玉:南田洋子
- 大経師以春:進藤英太郎(東映)
- 助右衛門:小沢栄太郎
- 源兵衛:菅井一郎
- 岐阜屋道喜:田中春男(東宝)
- 院の経師以三:石黒達也
- おこう:浪花千栄子
- 鞠小路侍従:十朱久雄
- 公卿の諸太夫:荒木忍
- 赤松梅龍:東良之助
- 僧侶:葛木香一
- 黒木大納言:水野浩(東映)
- 検校:天野一郎
- お蝶:橘公子
- 船宿の女中:金剛麗子
- 茶店の老婆:小松みどり
- おたつ:小林加奈枝
- おその:仲上小夜子
- おかや:小柳圭子
- 堅田の役人:伊達三郎
- 宿の番頭:石原須磨男
- 切戸の庄屋:横山文彦
- 村役人:藤川準
- 梅垣重四郎:玉置一恵
ほか。
脚注[編集]
- ^ 《レポート》 映画講座 万田邦敏監督による「溝口健二論」前田晃一、神戸映画資料館、2009年6月21日