楊俊瀚
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選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Chun-Han Yang | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 台湾 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技(短距離走) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 100m, 200m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大学 | 国立台湾体育運動大学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1997年1月1日(27歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | 花蓮県玉里鎮 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
居住地 | 台湾 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 176cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 65kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 | 200m 予選3組5着 (2019年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地域大会決勝 |
アジア大会 100m:5位(2018年) 200m:2位(2018年) 4x100mR:4位(2018年) アジア選手権 100m:3位(2017年) 200m:優勝(2017年) 4x100mR:2位 (2019年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
60m | 6秒72(室內)(2019年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100m | 10秒11(2018年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 20秒23(2018年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
走幅跳 | 6m79(2015年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集 |
楊 俊瀚(よう しゅんかん、Chun-Han Yang、1997年1月1日 ‐ )は、台湾・玉里鎮出身でアミ族の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒11、200mで20秒23の自己ベストを持つ、両種目の台湾記録保持者。2017年アジア選手権では弱冠20歳で男子200mの金メダリストとなった。
経歴
[編集]2014年8月24日の南京ユースオリンピック男子200m決勝で3位に入り(当初は4位でゴールしたが、2位でゴールしたジャマイカ選手がレーン侵害で失格となった)、ユースオリンピックの陸上競技において台湾史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した[1]。
2015年10月の全國運動會に出場すると、19日の男子100m決勝で10秒29(-0.3)をマークし、易緯鎮が保持する台湾記録に0秒01差と迫った。翌日の20日には男子200m予選で20秒58(+0.7)の台湾記録を樹立し、従来の台湾記録(2001年に張博智がマークした20秒81)を塗り替えると[2]、翌日の決勝では予選の記録を塗り替える20秒53(-0.3)をマークし、翌年のリオデジャネイロオリンピックの参加標準記録(20秒50)に迫った[3]。
2017年5月8日の全國大專院校運動會男子100m決勝で自己ベストを0秒07更新する10秒22(-0.1)の台湾記録(当時)を樹立。2012年に易緯鎮が樹立した従来の記録を0秒06更新した[4]。
2017年7月にブバネーシュワルで開催されたアジア選手権では出場した3種目全てで決勝に進出したが、2走を務めた男子4×100mリレーは失格に終わった。しかし、男子100mはハサン・タフティアン(10秒25)、フェミ・オグノデ(10秒26)に次ぐ10秒31(+0.7)で3位に入り、アジア選手権同種目で台湾史上30年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した[5]。男子200mはパク・ボンゴ (en) (20秒76)、ディフェンディングチャンピオンのフェミ・オグノデ(20秒79)らを抑え、20秒66(0.0)で初優勝を飾った[6]。アジア選手権の短距離種目(ハードル種目は除く)では、男女通じて台湾史上初の金メダル獲得となった[7]。
アジアチャンピオンのワイルドカードを使って8月のロンドン世界選手権男子200mには出場せず、自国開催の台北ユニバーシアードで個人種目とリレーの優勝、そして自己ベスト更新を目指した[8]。迎えた大会では、最初に出場した男子100m準決勝で自身の持つ台湾記録(10秒22)を更新する10秒20(0.0)をマークすると、決勝は10秒22(-0.9)で優勝を飾り、台湾に26年ぶりのユニバーシアード陸上競技の金メダルをもたらした[9][10]。また、これは全てのカテゴリーのオリンピックと世界選手権も含め[注 1]、世界大会の短距離種目で台湾男子選手が獲得した史上初の金メダルとなった[注 2][11]。その後の男子200mは7位に終わりメダルを逃すも、2走を務めた男子4×100mリレーでは銅メダル獲得に貢献した[12]。
自己ベスト
[編集]種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒11 (+0.2) | 2018年6月16日 | 平塚 | 台湾記録 |
200m | 20秒23 (+0.7) | 2018年8月29日 | ジャカルタ | 台湾記録 |
主な成績
[編集]- 備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2013 | 世界ユース選手権 (en) | ドネツク | 100m | 予選 | 11秒17 (-4.9) | |
2014 | ユースオリンピックアジア予選 | バンコク | 200m | 2位 | 21秒37 (+0.2) | |
アジアジュニア選手権 | 台北 | 100m | 6位 | 10秒73 (+0.3) | ||
200m | 5位 | 21秒17 (+1.0) | ||||
4x100mR | 3位 | 39秒91 (4走) | ||||
ユースオリンピック (en) | 南京 | 200m | 3位 | 21秒31 (+0.3) | ||
アジア大会 | 仁川 | 200m | 準決勝 | 21秒64 (0.0) | ||
4x100mR | 5位 | 39秒20 (1走) | ||||
2015 | アジア選手権 | 武漢 | 100m | 準決勝 | 10秒48 (+0.7) | |
200m | 5位 | 20秒96 (+1.0) | ||||
4x100mR | 3位 | 39秒35 (2走) | ||||
ユニバーシアード (en) | 光州 | 100m | 1次予選 | DQ | フライング | |
200m | 準決勝 | 21秒37 (-0.2) | ||||
4x100mR | 予選 | DNF (2走) | ||||
2016 | アジアジュニア選手権 | ホーチミン | 200m | 優勝 | 20秒73 (+0.5) | |
4x100mR | 優勝 | 39秒75 (2走) | ||||
世界U20選手権 | ブィドゴシュチュ | 200m | 5位 | 20秒81 (+1.2) | ||
4x100mR | 予選 | 40秒33 (2走) | ||||
2017 | アジア選手権 (en) | ブバネーシュワル | 100m | 3位 | 10秒31 (+0.7) | |
200m | 優勝 | 20秒66 (0.0) | ||||
4x100mR | 決勝 | DQ (2走) | ||||
ユニバーシアード (en) | 台北 | 100m | 優勝 | 10秒22 (-0.9) | 準決勝10秒20 (0.0):台湾記録 | |
200m | 7位 | 21秒07 (-3.8) | ||||
4x100mR | 3位 | 39秒06 (2走) | ||||
2018 | アジア大会 | ジャカルタ | 100m | 5位 | 10秒17 (+0.8) | |
200m | 2位 | 20秒23 (+0.7) | 台湾記録 | |||
4x100mR | 4位 | 38秒98 (2走) | ||||
2019 | アジア選手権 | ドーハ | 100m | 5位 | 10秒28 (+1.5) | |
4x100mR | 2位 | 39秒18 (3走) | ||||
世界選手権 | ドーハ | 200m | 予選 | 20秒80 (+0.8) |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “青奧200米短跑奪牌 楊俊瀚創紀錄!”. 中華電視公司 (2014年8月25日). 2015年11月18日閲覧。
- ^ “20秒58飆破全國 楊俊瀚燃奧運鬥魂”. 中央通訊社 (2015年10月20日). 2015年11月18日閲覧。
- ^ “楊俊瀚200公尺決賽 再破全國摘冠”. 中央通訊社 (2015年10月21日). 2015年11月20日閲覧。
- ^ “Fastest man in Taiwan breaks national 100-meter dash record with 10.22 seconds”. Taiwan News (2017年5月8日). 2017年5月13日閲覧。
- ^ “短距離走で台湾初 楊俊瀚が金 陸上アジア選手権・男子200m”. 中央通訊社 (2017年7月10日). 2017年7月11日閲覧。
- ^ 2017年アジア選手権・フルリザルト (PDF, 877 KB) 2017年アジア選手権・公式サイト 2017年07月11日閲覧
- ^ World Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook / RESULTS FROM PAST MAJOR CHAMPIONSHIPS(WINNERS OF AREA CHAMPIONSHIPS & GAMES AND COMMONWEALTH GAMES) P.443-448 (PDF, 70.89 MB) 国際陸上競技連盟 2017年07月11日閲覧
- ^ “‘Fastest Man in Taiwan’ Hank Yang returns from Asian Athletics Championships”. 民視英語新聞 (2017年7月11日). 2017年8月25日閲覧。
- ^ “<台北ユニバ>楊俊瀚、台湾勢初の陸上男子100m金”. 中央通訊社 (2017年8月25日). 2017年8月25日閲覧。
- ^ “陸上100M金の楊俊瀚、「金は皆のため」”. 台湾国際放送 (2017年8月25日). 2017年8月25日閲覧。
- ^ IAAF World Championships London 2017 statistics handbook / RESULTS FROM PAST MAJOR CHAMPIONSHIPS(P.89-464参照) (PDF, 31.3 MB) 国際陸上競技連盟 2017年08月06日閲覧
- ^ “アスリート・プロフィール”. 2017年夏季ユニバーシアード公式サイト (2017年8月29日). 2017年8月29日閲覧。
外部リンク
[編集]記録 | ||
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先代 易緯鎮 (10秒28) 2012年5月26日 |
男子100m 台湾記録保持者 (10秒22 - 10秒11) 2017年5月8日 - |
次代 未定 |
先代 張博智 (20秒81) 2001年4月29日 |
男子200m 台湾記録保持者 (20秒58 - 20秒23) 2015年10月20日 - |
次代 未定 |