コンテンツにスキップ

日本生命札幌ビル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本生命札幌ビル
日本生命札幌ビルの位置(札幌市内)
日本生命札幌ビル
日本生命札幌ビル
施設情報
所在地 札幌市中央区北3条西4丁目
座標 北緯43度3分54秒 東経141度21分1.2秒 / 北緯43.06500度 東経141.350333度 / 43.06500; 141.350333座標: 北緯43度3分54秒 東経141度21分1.2秒 / 北緯43.06500度 東経141.350333度 / 43.06500; 141.350333
状態 完成
建設期間 オフィス棟
2004年5月 - 2006年9月
低層棟
2007年1月 - 2009年11月
用途 オフィス、商業施設
地上高
最頂部 なし
屋上 99.8 m
最上階 23階
各種諸元
階数 地上23階、地下2階
延床面積 92,294 (オフィス棟)
エレベーター数

オフィス棟
高層用 8基
低層用 8基
低層棟 1基
駐車場用 2基
非常用エレベーター
2基 計22基

メーカー
オフィス棟
高層用 日立
低層用 三菱電機

低層棟 三菱電機
駐車場用 日本オーチス
非常用エレベーター
日本オーチス
関連企業
設計 久米設計 プレイスメディア(吉村純一)
施工 大林竹中鹿島清水岩田伊藤丸彦渡辺共同企業体
所有者 日本生命保険
テンプレートを表示
ホール
オフィスロビー
Basement restaurants

日本生命札幌ビル(にほんせいめいさっぽろビル)は、北海道札幌市中央区北3条西4丁目に所在する超高層ビル2006年秋に地上23階建のオフィス棟が敷地西側に竣工し、次いで2009年11月20日に札幌駅前通に面する地上4階建の低層棟がオープンした。

概説

[編集]

北海道庁旧本庁舎の東にあった旧・札幌第1合同庁舎の跡地(5,930㎡)を日本生命保険2000年に45億円で落札し、隣接する旧・日本生命札幌ビル(1962年竣工)の敷地と一体化して開発する計画で、都市再生特別地区の指定により高さ・容積率制限の緩和措置を受けた[1]

オフィス棟は北海道最大規模の延べ床面積を誇るオフィスビルとなることからテナントの入居状況が注目されたが、大手企業を中心に入居企業を絞り込みながらも竣工直前の2006年8月時点で約80%の稼働率を確保[2][3]、翌2007年4月までに賃貸部分が満室となりテナントの新規募集を終了した[4]

低層棟は札幌市営地下鉄さっぽろ駅大通駅とを結ぶ「札幌駅前通地下歩行空間[5][6]」と直結する商業アトリウムであり、2010年10月に愛称「noasis 3.4」が制定された。1階エレベーターホールにはイタリアの高級家具メーカーであるカッシーナ社のソファ(ASPEN)が配され、その空間に花を添えている。

入居施設

[編集]

主要テナント

[編集]

医療機関(メディカルプラザ)

[編集]

すべて3階に入居。

  • にし歯科クリニック
  • 大道内科・呼吸器科クリニック
  • 道庁前眼科
  • 産科・婦人科 ひなたクリニック
  • ユキコカンガルー助産院
  • さっぽろ駅前クリニック 北海道リワークプラザ(心療内科・精神科)
  • 赤れんが皮フ科クリニック
  • 道庁前はやし耳鼻咽喉科

ショップ等(noasis 3.4)

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 都市再生特別措置法の適用状況 札幌駅・大通駅周辺地域、札幌北4条東6丁目周辺地域 都市再生本部
  2. ^ 札幌中心部の貸しビル空室率 9.17% (今年6月末現在) YOMIURI ONLINE、読売新聞社 2006年8月4日
  3. ^ テナント満足度を左右する竣工初期のリーシング 日経不動産マーケット情報、日経BP社 2006年10月16日
  4. ^ 満室御礼 賃貸スペース、割高でも高い人気 日生札幌ビル、北海道新聞社 2007年4月4日
  5. ^ 札幌駅前通地下歩行空間について 札幌市市民まちづくり局 総合交通計画部
  6. ^ 札幌駅前地下歩道(中央区) 札幌市建設局 土木部

参考文献・外部リンク

[編集]