ゴディバ

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ゴディバ・ショコラティエ
企業形態 Private[1]
業種 Confectionery production
設立 1926
創業者 ジョセフ・ドラップス
本社 United States333 West 34th Street, New York
事業地域 Worldwide
製品 Food and Beverage (チョコレートコーヒー)
親会社 Yıldız Holding
ウェブサイト www.godiva.com
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ゴディバの店
日本で販売されているゴディバのギフトセット

ゴディバGodiva Chocolatier, ゴディバ・ショコラティエ) は、トルコの食品企業・ウルケル英語版の子会社である、ベルギーチョコレートメーカーである。

ベルギーで創業し、ベルギー王室御用達とされているが[2]、現在はトルコのウルケル・グループの傘下にあり、アメリカ合衆国ヨーロッパアジアにおいて、チョコレートや関連商品の販売を行っている。チョコレートの高級ブランドとして世界的に有名である。

由来と表記・発音[編集]

ゴダイヴァ夫人(ジョン・コリア作)

名称は、イングランドの伝説に出てくるゴダイヴァ夫人Lady Godiva)に由来する。そのロゴマークも、ゴダイヴァ夫人の有名な伝説[3]にのっとり、馬に乗った裸の女性である[4]。ゴダイヴァ夫人の英語の発音は「ゴダイヴァ」に近いが、フランス語での発音は「ゴディヴァ」に近い[5]。このためベルギーのチョコレートメーカーとブランド名として、日本語での表記と発音は「ゴディバ」とすることが多い。

沿革[編集]

1926年、ジョセフ・ドラップスが「ショコラティエ・ドラップス」をブリュッセルにて設立した。1956年、4人の子供達が社名を「ゴディバ」に変更し、販売店をグランプラス広場に開業、1958年にはパリのサントノーレ通りに販売店を開いて国外進出を果たした。

1966年にはキャンベル・スープ・カンパニーの支援を受けてアメリカにも進出した。アメリカ最初の店舗はフィラデルフィアの百貨店Wanamaker's内のショップだった。ニューヨーク5番街に進出したのと同じ1972年にキャンベル社が買収し、その傘下に入る。

アジアでは、1972年に東京日本橋三越に第1号店をオープン、1998年には香港、2009年に台湾、シンガポール、中国に、2010年にトルコに進出している。

2007年12月、経営戦略の違いなどからキャンベル社は売却を決め[6]トルコの企業であるユルドゥス・ホールディングス(同国最大の食品企業「ウルケル・グループ」の親会社)が買収するにいたった[7]

2014年現在、世界80カ国以上に進出し、450か所の直営店とさらに多くの販売店をもつほか、ロンドンのカフェ・ゴディバの経営や、インターネットを通じた通信販売事業も手掛けている。[8][9]

日本国内における展開[編集]

日本法人として、ゴディバ・ジャパンが輸入・販売を行っている。

1972年昭和47年)に日本橋三越に第1号店をオープンさせて以来、2014年現在、約250の店舗を構えている。そのうちの百貨店に入居する127店舗は、日本国内の販売開始以来契約している片岡物産が運営している。この契約は2015年3月末で終了し、ゴディバ・ジャパンの直営店へと変更された[10][11]

2018年平成30年)2月1日日本経済新聞のみに『日本は、義理チョコをやめよう』と全面広告が掲載された。ゴディバ・ジャパンのシュシャン社長は「あげる人にとって楽しいバレンタインデーかどうか、それが最も重要なこと。義務感や形式や慣習からではなく、もっと自由に、感謝や愛情を表現する日として楽しんでいただきたい。」とコメントした。2月14日バレンタインデーに、セクハラパワハラに近い感情を持つ人も出てきている[12]

2019年(平成31年)6月3日、日本法人であるゴディバジャパン株式会社がユルドゥズからの株式譲渡により韓国系投資会社MBKパートナーズグループのVM Holdings株式会社に売却される。

同年8月1日、親会社であるVM Holdingsが(旧)ゴディバジャパンを吸収合併し、商号を(新)ゴディバジャパン株式会社に変更して事業を継続。[13]

販売商品[編集]

チョコレートをメインとして扱っているが、チョコレート以外の菓子コーヒーココアアイスクリームリキュールなども販売している。

期間限定の商品も多く、中でも片手でテイクアウトできるゴディバオリジナルのチョコレートドリンク「ショコリキサー」は若い客層に人気を集めている。チョコレート、チョコレートソース、氷などをミックスして、ホイップクリームやパウダーをトッピングしたドリンクであり、フルーツなどを使った味のバリエーションが多い。2005年の販売開始以来売り上げは右肩上がりで、2019年は過去最高の年間31億円となった。1日に1万2000杯以上が売れている計算である[14]

高級チョコレートとして高価格で販売されているが、より高級で少量生産を行っているチョコレートメーカーと比べても、さらに割高であるとの指摘もある[15]

脚注[編集]

外部リンク[編集]