島ケ原駅
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島ケ原駅 | |
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駅舎(2007年9月) | |
しまがはら Shimagahara | |
◄伊賀上野 (7.3 km) (3.0 km) 月ケ瀬口► | |
所在地 | 三重県伊賀市島ヶ原5770 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■関西本線 |
キロ程 |
101.8 km(名古屋起点) 亀山から41.9 km |
電報略号 | マハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
113人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)11月11日[2] |
備考 | 簡易委託駅 |
島ケ原駅(しまがはらえき)は、三重県伊賀市島ヶ原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1897年(明治30年)11月11日:関西鉄道の路線として、上野駅(現在の伊賀上野駅) - 加茂駅間が開通した際に、同社の駅(一般駅)として開業[2]。
- 1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が国有化[2]。国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により、関西本線所属となる[3]。
- 1970年(昭和45年)8月1日:貨物営業廃止(旅客駅となる)[2]。
- 1983年(昭和58年)4月1日:駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[2]。
- 2021年(令和3年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅[1]。場内・出発の各信号機とも一方向のみの設置のため、逆線入線はできない。駅舎は加茂方面行ホーム側にあり、亀山方面行ホームへは無蓋跨線橋にて連絡している。
近畿統括本部が管理する簡易委託駅。自動券売機は設置されておらず、乗車券の発行は窓口発券のみとなる。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | 関西本線 | 下り | 加茂・奈良方面[6] |
反対側 | 上り | 柘植・亀山方面[6] |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
利用状況
[編集]「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[7]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 341 |
1998年 | 340 |
1999年 | 330 |
2000年 | 308 |
2001年 | 292 |
2002年 | 280 |
2003年 | 284 |
2004年 | 268 |
2005年 | 254 |
2006年 | 243 |
2007年 | 230 |
2008年 | 225 |
2009年 | 203 |
2010年 | 193 |
2011年 | 175 |
2012年 | 156 |
2013年 | 145 |
2014年 | 137 |
2015年 | 142 |
2016年 | 143 |
2017年 | 132 |
2018年 | 118 |
2019年 | 113 |
駅周辺
[編集]駅から少し離れた東側を大和街道が通り、そこから少し東へ進むと木津川に至るが、街道と川の間は細い路地が入り組んだ住宅地となっている。駅西側は畑や荒地が広がるが、その西側には森林がある。国道163号は駅から南西に少し離れた所を通る。中学校は駅北側、キャンプ場付き温泉施設は駅北東側にあるが、ともに駅からやや離れた所にある。
- 島ヶ原駅地蔵尊
- 島ヶ原旧本陣
- 与右衛門坂[8]
- 薬師沢六地蔵磨崖仏
- 伊賀市役所島ヶ原支所
- 伊賀警察署島ケ原警察官駐在所
- 伊賀市消防本部伊賀消防署島ケ原分署
- 島ヶ原郵便局
- 島ヶ原会館
- 伊賀市上野図書館島ヶ原図書室
- 大淀化成工業三重工場
- 島ヶ原浄化センター
- 島ヶ原保育所
- 国道163号
- 新島ヶ原大橋
- 三重県道305号観菩提寺線
- 大和街道
- 木津川
バス路線
[編集]三重交通としまがはら行政サービス巡回車の停留所が駅前に設けられており、下記の各路線が発着する。なお、停留所名は事業者によって異なる。
- 島ケ原駅前
- 日曜・祝日運休。「やぶっちゃランド」への乗り入れは同施設の営業日のみ。
- 島ヶ原駅
- しまがはら行政サービス巡回車
- 地域内を循環するコミュニティバス。朝と夕方に1便ずつ運行[10]。
- 島ケ原駅
※上記の他、やぶっちゃランドへの送迎車も駅前を発着する[13]。
その他
[編集]島ヶ原村(現在の伊賀市)地区にはかつて日本国有鉄道の職員が多く在住していたため[14]、「鉄道村」と呼ばれることもあった[14]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、21頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、339頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 朝日新聞出版分冊百科編集部(編)「関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第8号、朝日新聞出版、2009年8月30日、13頁。
- ^ “「通報」●関西本線関駅ほか9駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 8. (1983年3月30日)
- ^ 『関西本線 加茂駅〜亀山駅間 ICOCAエリア拡大日決定! 〜2021年3月13日サービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年1月19日。オリジナルの2021年1月19日時点におけるアーカイブ 。2021年1月19日閲覧。
- ^ a b “島ケ原駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月16日閲覧。
- ^ 三重県統計書 - 三重県
- ^ “与右衛門坂(長坂)”. 伊賀上野観光協会. 2022年4月16日閲覧。
- ^ “伊賀地区バス路線図 - 路線図ドットコム”. 公共交通利用促進ネットワーク. 2022年12月13日閲覧。
- ^ “定時定路線型 時刻表(第1便・第12便)” (PDF). 伊賀市. 2023年10月9日閲覧。
- ^ a b “島ヶ原ぐるり号 概要” (PDF). 伊賀市. 2023年10月9日閲覧。
- ^ “新住所・郵便番号のお知らせ”. 伊賀市 (2017年2月2日). 2023年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “アクセス”. 島ヶ原温泉やぶっちゃ. 2023年10月9日閲覧。 “(「送迎車時刻表」を参照)”
- ^ a b “鉄道グッズ所狭し 島ヶ原・大矢さん”. 伊賀タウン情報YOU. 株式会社ユー (2019年8月10日). 2022年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 島ケ原駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道