南淡町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なんだんちょう
南淡町
吹上浜
南淡町旗
南淡町旗
南淡町章
南淡町章
南淡町旗 南淡町章
1956年1月26日制定
廃止日 2005年1月11日
廃止理由 新設合併
緑町西淡町三原町南淡町南あわじ市
現在の自治体 南あわじ市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
三原郡
市町村コード 28704-1
面積 86.94 km2
総人口 18,661
推計人口、2005年1月1日)
隣接自治体 洲本市西淡町三原町
徳島県鳴門市(鳴門海峡を挟んで)
町の木 ウバメガシ
町の花 スイセン
南淡町役場
所在地 656-0592
兵庫県三原郡南淡町福良甲512
地図
旧南淡町役場庁舎位置

南あわじ市役所南淡庁舎
外部リンク 南淡町
(国立国会図書館)
座標 北緯34度15分29秒 東経134度43分18秒 / 北緯34.25803度 東経134.72178度 / 34.25803; 134.72178座標: 北緯34度15分29秒 東経134度43分18秒 / 北緯34.25803度 東経134.72178度 / 34.25803; 134.72178
南淡町位置図
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
南淡町中心部

南淡町(なんだんちょう)は、兵庫県淡路島)にかつて存在した。同島南西部と沼島(ぬしま)で構成されていた。

2005年(平成17年)1月11日、三原郡4町が合併して「南あわじ市」となったため消滅した。

地理[編集]

兵庫県南端に位置し、瀬戸内海播磨灘)と太平洋の両方に面している。

隣接していた自治体[編集]

歴史[編集]

行政[編集]

  • 歴代町長
    • 藤平 保 1955年5月20日 - 1959年5月19日
    • 森 勝 1959年5月20日 - 1979年5月19日
    • 江本 卓爾 1979年5月20日 - 1991年5月19日
    • 福島 穣作 1991年5月20日 - 1995年5月19日
    • 坂川 一弘 1995年5月20日 - 1999年5月19日
    • 森 紘一 1999年5月30日 - 2005年1月10日

経済[編集]

産業[編集]

  • 主な産業
    • 農業
      • 水稲・玉葱・白菜・レタス・キャベツ等の栽培を中心に三毛作体系が確立
      • 南斜面で電照菊・水仙等の花卉・みかん・びわの栽培
    • 漁業
      • 近くに好漁場が多く高級魚の水揚げも多い
      • 栽培漁業も盛んである
    • 工業
      • 三洋エナジー南淡(旧 南淡電機)
      • パイオニア淡路工場 など
  • 産業人口(2000年国勢調査)
    • 総数 10,973人
    • 第1次産業 2,761人(25.2%)
    • 第2次産業 3,222人(29.4%)
    • 第3次産業 4,979人(45.4%)
    • 昼夜間人口比 92.2%

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

地域[編集]

教育[編集]

町内に高等学校はなく、町内の生徒の多くは隣の三原町の高校に通っている。それらの高校において、旧三原郡各町と比べ、同町からの通学者は最も多い。

かつては町内に兵庫県立洲本高等学校南淡分校があったが、三原西分校に統合されたのち、兵庫県立志知高等学校(三原町)となった。

中学校[編集]

小学校[編集]

  • 南淡町立福良小学校
  • 南淡町立賀集小学校
  • 南淡町立北阿万小学校
  • 南淡町立阿万小学校
  • 南淡町立灘小学校
  • 南淡町立沼島小学校

交通[編集]

鉄道路線[編集]

現在鉄道は走っていない。1966年まで淡路交通鉄道線があった。

道路[編集]

船舶[編集]

  • 福良港
    • 観潮船が運航されている(要予約):かつては鳴門市の撫養港への航路があったが、大鳴門橋の開通に伴い廃止となった。
  • 土生(はぶ)港:沼島への航路がある(1日10往復)。このほか沼島へは洲本港からも1日1往復運航されている。

一般バス[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

出身有名人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、110頁。ISBN 9784816922749 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]