元浦川
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元浦川 | |
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水系 | 二級水系 元浦川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 43.5[1] km |
流域面積 | 239.7[1] km2 |
水源 | 神威岳(北海道大樹町、浦河町) |
水源の標高 | 1,600.2 m |
河口・合流先 | 太平洋(浦河町) |
流域 | 日高振興局管内 |
元浦川(もとうらがわ)は、北海道日高振興局管内を流れ太平洋に注ぐ二級河川。元浦川水系の本流である。上流域は日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている。
地理
[編集]日高振興局浦河郡浦河町と十勝総合振興局広尾郡大樹町との境界にある日高山脈の神威岳で、ニシュオマイ川[2]として源を発し、ソエマツ岳から源を発するソエマツ川との合流地点で元浦川と呼称を変え、上野深を経て荻伏付近の河口で太平洋に注ぐ。
名称の由来
[編集]→「浦河町 § 町名の由来」も参照
もともとここに運上屋(会所)が置かれ浦川(ウラカワ)場所と呼ばれていたが、後に現市街地付近に移されて地名も移ったため、元浦川と呼ばれるようになった[3]。
「ウラカワ」の地名由来は諸説ありはっきりしないが、一説には「ウラㇻペッ(urar-pet)」(霧・川)からとされている。このほか、「腸」を指すとされる「オラカ」「ウラカ」といった語を語源としてとる説もある[4][3]。
流域の自治体
[編集]- 北海道
支流
[編集]括弧内は流域の自治体。
- ニシュオマナイ川(浦河町)
- ソエマツ川(浦河町)
- ショロカンベツ川(浦河町)
- ナイ川(浦河町)
関連項目
[編集]- 中ノ岳- ニシュオマナイ南面直登沢(支流)の源頭
- 北海道道348号野深荻伏停車場線(並走路線)
- 荻伏駅 - 河口付近にあるJR日高本線の駅
主な橋梁
[編集]- 神威橋 - 元浦川林道
- 元浦橋 - 北海道道746号高見西舎線
- 上野深橋
- ルスナイ橋
- 野深橋
- 姉茶橋
- 富栄橋 - 北海道道1025号静内浦河線
- 元浦川橋梁 - JR日高本線
- 荻伏大橋 - 国道235号
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 浦川町の自然(主な山岳・河川)
- ^ 地理院地図
- ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、346頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ “アイヌ語地名リスト イチャ~エリ P11-20”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年6月10日閲覧。