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二ノ宮敬宇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
二ノ宮敬宇
2011年ダービー卿CT表彰式
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 神奈川県川崎市
生年月日 (1952-09-05) 1952年9月5日(72歳)
所属団体 JRA
初免許年 1990年
引退日 2018年2月28日
経歴
所属 橋本輝雄/調教助手(1978 - 開業)
美浦T.C.(開業 - )
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二ノ宮 敬宇(にのみや よしたか、1952年9月5日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属していた元調教師神奈川県川崎市出身。東京農業大学卒業。

来歴

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高校大学時代は馬術部に所属していた。大学時代はアメリカ競馬も見たという。大学卒業後は川崎市内でサラリーマンとして働いていた。

1978年、美浦・橋本輝雄厩舎の調教助手となり、ホースマンとしてのスタートを切る。 助手としての代表馬は1987年の東京優駿を制したメリーナイスで、同厩舎の屋台骨を支える敏腕として活躍。

1990年、調教師免許を取得し厩舎を開業する。8度目の挑戦での合格であった。

1994年、優秀調教師賞 (関東) を初めて受賞する。

1998年、第32回共同通信杯4歳ステークスエルコンドルパサーが制しJRA重賞初勝利を挙げる。しかし積雪の影響でグレード格付けはなかった。第3回NHKマイルカップもエルコンドルパサーで制しJRAGI初勝利を挙げる。

1999年、フランスサンクルー大賞をエルコンドルパサーが制し、日本国外GI初勝利を挙げる。

2010年、宝塚記念ナカヤマフェスタで制し、初のグランプリ制覇となる。

2014年12月14日、第66回阪神ジュベナイルフィリーズショウナンアデラで制する。

2005年以降、中央競馬の重賞レースを13年連続で勝利している。

2018年2月28日付けで調教師を勇退することになった[1]

調教師成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 1990年3月4日 2回福島7日3R 3歳未勝利 サーペンサカエ 16頭 14 14着
初勝利 1990年9月29日 4回中山7日4R 3歳未勝利 ハーバーグレイス 14頭 8 1着
重賞初出走 1992年9月20日 2回函館6日8R タマツバキ記念 タカラアタック 13頭 11 6着
重賞初勝利 1998年2月15日 1回東京6日11R 共同通信杯4歳S エルコンドルパサー 9頭 1 1着
GI初出走 1997年11月2日 5回京都2日10R 菊花賞 ダイワオーシュウ 18頭 7 2着
GI初勝利 1998年5月17日 2回東京8日11R NHKマイルC エルコンドルパサー 17頭 1 1着

主な管理馬

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※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

表彰

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  • 優秀調教師賞 (関東。1994年、1998年、2002年)

おもな厩舎所属者

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※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。

脚注

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  1. ^ 調教師12名が勇退・引退日本中央競馬会、2018年2月13日閲覧
  2. ^ 2015年クイーンカップレース結果 - JBISサーチ 2015年2月16日閲覧

外部リンク

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