フォード・エクスプローラー スポーツトラック

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フォード・エクスプローラー スポーツトラック
2代目
概要
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2000年-2005年
2006年-2010年
ボディ
ボディタイプ 4ドアピックアップトラック
系譜
後継 フォード・レンジャー (T6)
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エクスプローラー スポーツトラックExplorer Sport Trac)は、 フォードが北米市場向けに製造・販売したピックアップトラックである。フォード・レンジャーフォード・Fシリーズの中間車種でシボレー・コロラド/GMC・キャニオンダッジ・ダコタ日産・フロンティアトヨタ・タコマを主な競合車種とする。単にスポーツトラック(Sport Trac)とも呼ばれてる。

概要[編集]

フォード・エクスプローラーをベースに開発され2世代約10年に渡って販売された。生産拠点は全てルイビルにあるルイビル組立工場から供給されていた。

フォードが2011年モデル向けに5代目エクスプローラーを開発したことで、エクスプローラースポーツトラックはモデルラインから段階的に外され2010年10月に生産が終了。 当初北米から除外されていたフォード・レンジャー (T6)は、2018年末に生産を開始。市場の移行に伴いレンジャーはエクスプローラースポーツトラックの後継としての役割を果たした。

初代(2000年–2005年)[編集]

フォード・エクスプローラー スポーツトラック(初代)
XLT
概要
販売期間 2000年2月 - 2005年(生産終了)
ボディ
ボディタイプ 4ドアピックアップトラック
パワートレイン
エンジン 4.0L Cologne SOHC V型6気筒
変速機 5速AT5R55E)/5速MTM5OD
車両寸法
ホイールベース 3,198 mm
全長 5,230 mm
全幅 1,824 mm
全高 1,781-1,791 mm
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2001年モデルとして2000年2月に導入された。SUVピックアップトラックが融合したスポーツユーティリティトラック(SUT)という新しいタイプの車として発表された。

レイアウトに関してはSport Tracに続いてシボレー・アバランチホンダ・リッジラインがあり 、どちらもSUVから派生した乗用車用ピックアップトラックである。

2代目(2006年–2010年)[編集]

フォード・エクスプローラー スポーツトラック(2代目)
XLT
概要
販売期間 2006年2010年
デザイン チェルシア・ラウ
ボディ
ボディタイプ 4ドアピックアップトラック
パワートレイン
エンジン 4.0L Cologne V型6気筒
4.6L 24バルブ Modular V型8気筒
変速機 5速AT(5R55E)/6速AT(6R
車両寸法
ホイールベース 3,315 mm
全長 5,339 mm
全幅 1,872 mm
全高 1,842 mm(2007–2008)
1,819 mm(2009–2010)
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2006年、フォードは2代目モデルをリリース。 4代目エクスプローラーをベースとして発売を開始した。当代から日本へ正規輸入(ただし左ハンドルのみ)された。

2006年モデルをスキップした後、2007年モデルの新しいデザインがリリースされエクスプローラー/マウンテニアの2006年の再設計で多くの更新を採用したエクスプローラースポーツトラックは、再設計されたフレームと、 安定性制御アクティブロールオーバー保護 (それぞれFordのAdvanceTracおよびRoll Stability Controlと呼ばれる)を含むいくつかの安全機能の導入を受けた。

参考文献[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]