フィービー・ウォーラー＝ブリッジ

受賞
エミー賞
	プライムタイム・エミー賞; コメディ・シリーズ主演女優賞; 2019年『Fleabag フリーバッグ』; コメディ・シリーズ脚本賞; 2019年『Fleabag フリーバッグ』
ゴールデングローブ賞
	テレビドラマ（ミュージカル・コメディ部門）主演女優賞; 2019年『Fleabag フリーバッグ』
その他の賞

フィービー・ウォーラー＝ブリッジ; Phoebe Waller-Bridge
	2018年
生年月日	1985年7月14日（38歳）
出生地	イギリスロンドン
身長	176cm
職業	女優、脚本家、テレビプロデューサー
ジャンル	テレビ、映画
活動期間	2009年 -
著名な家族	イゾベル・ウォーラー＝ブリッジ（姉）
主な作品
	映画; 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』; 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』テレビドラマ; 『Fleabag フリーバッグ』; 『キリング・イヴ/Killing Eve』脚本; 『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』
受賞
エミー賞
	プライムタイム・エミー賞; コメディ・シリーズ主演女優賞; 2019年『Fleabag フリーバッグ』; コメディ・シリーズ脚本賞; 2019年『Fleabag フリーバッグ』
ゴールデングローブ賞
	テレビドラマ（ミュージカル・コメディ部門）主演女優賞; 2019年『Fleabag フリーバッグ』
その他の賞
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フィービー・ウォーラー＝ブリッジ（Phoebe Waller-Bridge, 1985年 7月14日 - ）は、イギリスの女優、脚本家、テレビプロデューサー。コメディードラマ『Fleabag フリーバッグ』やテレビドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』などで知られる。英国アカデミー賞2回、プライムタイム・エミー賞3回、ゴールデングローブ賞2回受賞^[1]。

経歴[編集]

1985年、イギリスのロンドンに生まれる^[2]。ウォーラー＝ブリッジ家はサセックス州チャックフィールドの大地主で、母方の祖父はバッキンガムシャー州ヒッチャムの第12代男爵、サー・ジョン・エドワード・ロングヴィル・クラークである^[3]^[4]。

2009年、ソーホー劇場で上演された演劇『ローリング・トレード』でデビュー^[5]。

2013年、BBCのドラマ『バッド・エデュケーション』の1エピソードに出演。

2015年、ドラマ『ブロードチャーチ〜殺意の町〜』の第2シリーズに出演した。

2016年8月、BBC Twoで放送された『Fleabag フリーバッグ』の主演、脚本、プロデューサーを務める^[6]。このシリーズで英国アカデミー賞、プライムタイム・エミー賞、ゴールデングローブ賞などを受賞した^[7]。

2018年、スター・ウォーズ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でドロイドL3-37の声を担当する^[8]。また同年、ルーク・ジェニングスの小説を原作としたスリラーテレビシリーズ『キリング・イヴ/Killing Eve』の脚本・製作を務める^[9]。同年より劇作家のマーティン・マクドナーと交際している^[10]。

2020年、HBOのテレビシリーズ『Run』に女優、製作総指揮として参加する。また同年、ジェームズ・ボンド映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の脚本に携わる^[11]。

フィルモグラフィ[編集]

詳細は英語版「en:Phoebe Waller-Bridge#Filmography」を参照

映画[編集]


年	タイトル	役職		役名	注記	吹き替え
年	タイトル	出演	脚本	役名	注記	吹き替え
2009	The Reward	Y		Charlotte	短編	N/A
2011	Beautiful Enough	Y		Composer（声の出演）	短編	N/A
	Meconium	Y		Lorna	短編	N/A
	アルバート氏の人生 Albert Nobbs	Y		Viscountess Yarrell		（吹き替え版なし）
	マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 The Iron Lady	Y		Susie
2015	マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり Man Up	Y		Katie
2017	グッバイ・クリストファー・ロビン Goodbye Christopher Robin	Y		メアリー・ブラウン
2018	ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー Solo: A Star Wars Story	Y		L3-37		浅野まゆみ
2019	National Theatre Live: Fleabag	Y	Y	フリーバッグ	舞台	N/A
2020	007/ノー・タイム・トゥ・ダイ No Time to Die		Y	N/A		N/A
2023	インディ・ジョーンズと運命のダイヤル Indiana Jones and the Dial of Destiny	Y		ヘレナ・ショー		坂本真綾
2024	ブルーきみは大丈夫 IF	Y		ブロッサム（声の出演）	ポストプロダクション

テレビ[編集]


年	タイトル	役職				役名	注記	吹き替え
年	タイトル	出演	原案	脚本	制作	役名	注記	吹き替え
2009	Doctors	Y				Katie Burbridge	Episode: "Chef's Secret"	N/A
2010	How Not to Live Your Life	Y				Felicity	Episode: "Don's Posh Weekend"	N/A
2011	The Night Watch	Y				Lauren	テレビ映画	N/A
2011-2013	The Café	Y				Chloe Astill		N/A
2013	Coming Up	Y				Karen	Episode: "Henry"	N/A
	London Irish	Y				Steph	Episode: "Episode 2"	N/A
	Bad Education	Y				India	Episode: "Drugs"	N/A
2014	Glue	Y				Bee Warwick		N/A
2014	Drifters			Y		N/A		N/A
2015	ブロードチャーチ〜殺意の町〜 Broadchurch	Y				アビー・トンプソン		木下紗華
2015	Flack	Y				Eve	テレビ映画	N/A
2016	Crashing	Y	Y	Y		Lulu		N/A
2016-2019	Fleabag フリーバッグ Fleabag	Y	Y	Y	Y	フリーバッグ	主役	五十嵐麗
2018-2022	キリング・イヴ/Killing Eve Killing Eve			Y	Y	N/A		N/A
2019	サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live	Y				本人役	Episode: "Phoebe Waller-Bridge/Taylor Swift"
2020	Run	Y			Y	Laurel

受賞歴[編集]

詳細は英語版「en:Phoebe Waller-Bridge#Awards」を参照

出典[編集]

[脚注の使い方]

^ Turchiano, Danielle (2019年9月23日). “Emmys Surprise: Phoebe Waller-Bridge Wins Lead Actress in a Comedy” (英語). Variety. 2020年5月17日閲覧。
^ “Empire” (英語). Empire (2017年2月9日). 2020年5月17日閲覧。
^ Hattenstone, Simon (2018年9月8日). “Phoebe Waller-Bridge: 'I have an appetite for transgressive women'” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年5月17日閲覧。
^ “Person Page”. www.thepeerage.com. 2020年5月17日閲覧。
^ Billington, Michael (2009年1月14日). “Theatre review: Roaring Trade / Soho theatre, London” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年5月17日閲覧。
^ “Fleabag - Soho Theatre”. web.archive.org (2016年8月7日). 2020年5月17日閲覧。
^ Horton, Adrian (2020年1月6日). “The full list of Golden Globes 2020 winners” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年5月17日閲覧。
^ “Han Solo - Smuggler. Scoundrel. Hero. A New Star Wars Story Begins | StarWars.com”. web.archive.org (2017年2月21日). 2020年5月17日閲覧。
^ Petski, Denise (2016年11月15日). “BBC America Greenlights Dark Thriller Series ‘Killing Eve’ From ‘Fleabag’ Creator” (英語). Deadline. 2020年5月17日閲覧。
^ Simon Hattenstone (2018年9月8日). “Phoebe Waller-Bridge: 'I have an appetite for transgressive women'” (英語). the Guardian. 2022年5月7日閲覧。
^ “No Time To Die: Phoebe Waller-Bridge Talks Her Script Revisions”. bleedingcool.com. 2020年5月17日閲覧。

外部リンク[編集]

フィービー・ウォーラー＝ブリッジ - IMDb（英語）

[1] Turchiano, Danielle (2019年9月23日). “Emmys Surprise: Phoebe Waller-Bridge Wins Lead Actress in a Comedy” (英語). Variety. 2020年5月17日閲覧。

[2] “Empire” (英語). Empire (2017年2月9日). 2020年5月17日閲覧。

[3] Hattenstone, Simon (2018年9月8日). “Phoebe Waller-Bridge: 'I have an appetite for transgressive women'” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年5月17日閲覧。

[4] “Person Page”. www.thepeerage.com. 2020年5月17日閲覧。

[5] Billington, Michael (2009年1月14日). “Theatre review: Roaring Trade / Soho theatre, London” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年5月17日閲覧。

[6] “Fleabag - Soho Theatre”. web.archive.org (2016年8月7日). 2020年5月17日閲覧。

[7] Horton, Adrian (2020年1月6日). “The full list of Golden Globes 2020 winners” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年5月17日閲覧。

[8] “Han Solo - Smuggler. Scoundrel. Hero. A New Star Wars Story Begins | StarWars.com”. web.archive.org (2017年2月21日). 2020年5月17日閲覧。

[9] Petski, Denise (2016年11月15日). “BBC America Greenlights Dark Thriller Series ‘Killing Eve’ From ‘Fleabag’ Creator” (英語). Deadline. 2020年5月17日閲覧。

[10] Simon Hattenstone (2018年9月8日). “Phoebe Waller-Bridge: 'I have an appetite for transgressive women'” (英語). the Guardian. 2022年5月7日閲覧。

[11] “No Time To Die: Phoebe Waller-Bridge Talks Her Script Revisions”. bleedingcool.com. 2020年5月17日閲覧。

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表話編歴プライムタイム・エミー賞コメディ・シリーズ主演女優賞
1950年代	イヴ・アーデン (1954) ロレッタ・ヤング (1955) ルシル・ボール (1956) ナネット・ファブレイ (1957) ジェーン・ワイアット (1958) ジェーン・ワイアット (1959)
1960年代	ジェーン・ワイアット (1960) バーバラ・スタンウィック (1961) シャーリー・ブース (1962) シャーリー・ブース (1963) メアリー・タイラー・ムーア (1964) メアリー・タイラー・ムーア (1966) ルシル・ボール (1967) ルシル・ボール (1968) ホープ・ラング (1969)
1970年代	ホープ・ラング (1970) ジーン・ステイプルトン (1971) ジーン・ステイプルトン (1972) メアリー・タイラー・ムーア (1973) メアリー・タイラー・ムーア (1974) ヴァレリー・ハーパー (1975) メアリー・タイラー・ムーア (1976) ビアトリス・アーサー (1977) ジーン・ステイプルトン (1978) ルース・ゴードン (1979)
1980年代	キャスリン・デイモン (1980) イザベル・サンフォード (1981) キャロル・ケイン (1982) シェリー・ロング (1983) ジェーン・カーティン (1984) ジェーン・カーティン (1985) ベティ・ホワイト (1986) ルー・マクラナハン (1987) ビアトリス・アーサー (1988) キャンディス・バーゲン (1989)
1990年代	キャンディス・バーゲン (1990) カースティ・アレイ (1991) キャンディス・バーゲン (1992) ロザンヌ・バー (1993) キャンディス・バーゲン (1994) キャンディス・バーゲン (1995) ヘレン・ハント (1996) ヘレン・ハント (1997) ヘレン・ハント (1998) ヘレン・ハント (1999)
2000年代	パトリシア・ヒートン (2000) パトリシア・ヒートン (2001) ジェニファー・アニストン (2002) デブラ・メッシング (2003) サラ・ジェシカ・パーカー (2004) フェリシティ・ハフマン (2005) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2006) アメリカ・フェレーラ (2007) ティナ・フェイ (2008) トニ・コレット (2009)
2010年代	イーディ・ファルコ (2010) メリッサ・マッカーシー (2011) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2012) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2013) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2014) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2015) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2016) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2017) レイチェル・ブロズナハン (2018) フィービー・ウォーラー＝ブリッジ (2019)
2020年代	キャサリン・オハラ (2020) ジーン・スマート (2021)
エミー賞 (プライムタイム・デイタイム・国際)

表話編歴全米映画俳優組合賞女優賞 (コメディシリーズ)
1994-2000	ヘレン・ハント (1994) クリスティーン・バランスキー (1995) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (1996) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (1997) トレイシー・ウルマン (1998) リサ・クドロー (1999) サラ・ジェシカ・パーカー (2000)
2001-2020	メーガン・ムラーリー (2001) メーガン・ムラーリー (2002) メーガン・ムラーリー (2003) テリー・ハッチャー (2004) フェリシティ・ハフマン (2005) アメリカ・フェレーラ (2006) ティナ・フェイ (2007) ティナ・フェイ (2008) ティナ・フェイ (2009) ベティ・ホワイト (2010) ベティ・ホワイト (2011) ティナ・フェイ (2012) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2013) ウゾ・アドゥバ（英語版） (2014) ウゾ・アドゥバ（英語版） (2015) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2016) ジュリア・ルイス＝ドレイファス (2017) レイチェル・ブロズナハン (2018) フィービー・ウォーラー＝ブリッジ (2019) キャサリン・オハラ (2020)
2021-2040	ジーン・スマート (2021) ジーン・スマート (2022) アヨ・エデビリ（英語版） (2023)

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人物	Deutsche Synchronkartei
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