ステファノ・トラヴァーリャ
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2018年ウィンブルドンでのステファノ・トラヴァーリャ | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | イタリア | |||
出身地 | 同・マルケ州アスコリ・ピチェーノ | |||
居住地 | 同・マルケ州アスコリ・ピチェーノ | |||
生年月日 | 1991年12月28日(32歳) | |||
身長 | 185cm | |||
体重 | 80kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2011年 | |||
ツアー通算 | 0勝 | |||
シングルス | 0勝 | |||
ダブルス | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 1,948,835 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 2回戦(2019) | |||
全仏 | 3回戦(2020) | |||
全英 | 1回戦(2017・2018・2021) | |||
全米 | 2回戦(2017) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | 2回戦(2021) | |||
全仏 | 1回戦(2020・2021) | |||
全英 | 2回戦(2021) | |||
全米 | 1回戦(2021) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 60位(2021年2月8日) | |||
ダブルス | 231位(2021年7月23日) | |||
2021年11月1日現在 |
ステファノ・トラヴァーリャ (Stefano Travaglia, イタリア語発音: [ˈsteːfano traˈvaʎʎa], 1991年12月28日 - ) は、イタリア・マルケ州アスコリ・ピチェーノ出身の男子プロテニス選手。身長185cm、体重80kg。右利き、バックハンドは両手打ち。ATPランキング自己最高ランキングはシングルス60位。ダブルスは231位。
選手経歴
[編集]2014年 チャレンジャーダブルス初優勝
[編集]2014年5月のBNLイタリア国際で本戦入りしATPツアー本戦デビュー。初戦でシモーネ・ボレッリに1-2で敗れた。2014年全米オープンでグランドスラムで初めて予選入りしたが、初戦でミハル・プシシェズニに1-2で敗れた。 2014年9月のメクネス・チャレンジャーのダブルスで、ハンス・ポドリプニック・カスティーヨと組みチャレンジャー初優勝を果たした。
2017年 チャレンジャーシングルス初優勝
[編集]2017年4月のアブルッツォ・チャレンジャーで初めてシングルスでチャレンジャーに出場。2017年5月のオストラヴァ・チャレンジャーの決勝でマルコ・チェッキナートを2-1で下し、シングルスでチャレンジャー初優勝を果たした。2017年ウィンブルドン選手権で予選を勝ち抜き、グランドスラム本戦初出場を果たした。1回戦でアンドレイ・ルブレフにフルセットで敗れた。2017年全米オープンの本戦1回戦でファビオ・フォニーニを3-1で下しグランドスラム本戦初勝利。2回戦はビクトル・トロイツキに0-3で敗れた。
2020年 グランドスラム3回戦進出
[編集]2020年全仏オープンでは1回戦でパブロ・アンドゥハルを、2回戦では錦織圭をフルセットで破り3回戦進出。3回戦で世界ランク2位のラファエル・ナダルに敗れた。
ATPチャレンジャー・ITFフューチャーズ決勝
[編集]シングルス:34戦23勝
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結果 | 勝-敗 | 日時 | トーナメント | ティア | サーフェス | 相手 | スコア |
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準優勝 | 0–1 | 2010年8月 | アルゼンチン F17, サルタ | フューチャーズ | クレー | ホアキン=ヘスース・モンテフェラーリオ | 6–7(3–7), 6–3, 6–7(12–14) |
優勝 | 1–1 | 2010年11月 | チリ F6, ランカグア | フューチャーズ | クレー | クリストバル・サーベドラ・コルバラン | 6–4, 6–1 |
準優勝 | 1–2 | 2010年12月 | チリ F9, コンセプシオン | フューチャーズ | クレー | クリストバル・サーベドラ・コルバラン | 6–7(3–7), 1–6 |
優勝 | 2–2 | 2011年4月 | チリ F1, ビーニャ・デル・マール | フューチャーズ | クレー | ギジェルモ・リベラ・アランギス | 6–2, 6–4 |
準優勝 | 2–3 | 2011年4月 | アルゼンチン F3, ベル・ビシェ | フューチャーズ | クレー | アンドレス・モルテニ | 4–6, 4–6 |
優勝 | 3–3 | 2011年6月 | イタリア F12, ベルガモ | フューチャーズ | クレー | クリスティアン・リンデル | 6–2, 6–2 |
優勝 | 4–3 | 2012年10月 | チリ F9, サンティアゴ | フューチャーズ | クレー | ゴンサロ・ラマ | 6–3, 6–2 |
準優勝 | 4–4 | 2012年10月 | チリ F10, ビジャ・アレマーナ | フューチャーズ | クレー | パトリシオ・エラス | 6–2, 4–6, 4–6 |
準優勝 | 4–5 | 2013年9月 | アルゼンチン F17, ラ・リオハ | フューチャーズ | クレー | ガブリエル・アレハンドロ・イダルゴ | 6–3, 2–6, 5–7 |
優勝 | 5–5 | 2014年2月 | エジプト F3, シャルム・エル・シェイク | フューチャーズ | クレー | ジェイソン・クーブラー | 6–0, 6–0 |
優勝 | 6–5 | 2014年2月 | エジプト F4, シャルム・エル・シェイク | フューチャーズ | クレー | ジョゼ・ペレイラ | 6–2, 6–4 |
準優勝 | 6–6 | 2014年3月 | エジプト F8, シャルム・エル・シェイク | フューチャーズ | クレー | ハンス・パドリプニック・カスティーヨ | 4–6, 6–4, 4–6 |
優勝 | 7–6 | 2014年4月 | イタリア F9, プーラ | フューチャーズ | クレー | オリオル・ロカ・バターリャ | 7–6(7–4), 6–3 |
優勝 | 8–6 | 2014年6月 | イタリア F20, ブスト・アルシーツィオ | フューチャーズ | クレー | ロベルト・マルコーラ | 6–2, 4–6, 6–4 |
優勝 | 9–6 | 2014年9月 | チュニジア F5, カルタージュ | フューチャーズ | クレー | マキシム・アム | 6–4, 4–6, 6–3 |
優勝 | 10–6 | 2015年9月 | イタリア F28, プーラ | フューチャーズ | クレー | フェリッポ・レオナルディ | 7–5, 6–2 |
優勝 | 11–6 | 2015年11月 | モロッコ F4, カサブランカ | フューチャーズ | クレー | マキシム・シャザール | 6–4, 6–4 |
優勝 | 12–6 | 2015年11月 | モロッコ F5, カサブランカ | フューチャーズ | クレー | アンドレ・ガスパール・ムルタ | 6–4, 6–3 |
準優勝 | 12–7 | 2016年8月 | セルビア F4, ノヴィ・サド | フューチャーズ | クレー | クリストファー・オコネル | 6–7(6–8), 4–6 |
優勝 | 13–7 | 2016年9月 | イタリア F28, レッジョ・エミリア | フューチャーズ | クレー | マッテオ・ベレッティーニ | 不戦勝 |
優勝 | 14–7 | 2016年9月 | イタリア F30, プーラ | フューチャーズ | クレー | ニコラ・ゲディン | 6–2, 6–3 |
準優勝 | 14–8 | 2016年10月 | イタリア F32, プーラ | フューチャーズ | クレー | ヤニック・マーデン | 6–2, 4–6, 3–6 |
優勝 | 15–8 | 2016年10月 | イタリア F33, プーラ | フューチャーズ | クレー | ダニエル・アルトマイアー | 6–4, 2–6, 6–1 |
優勝 | 16–8 | 2016年11月 | イタリア F36, プーラ | フューチャーズ | クレー | サルヴァトーレ・カルーゾ | 4–6, 6–2, 6–3 |
優勝 | 17–8 | 2017年2月 | スペイン F3, ペグエラ | フューチャーズ | クレー | ペドロ・マルティネス | 7–5, 6–1 |
優勝 | 18–8 | 2017年2月 | チュニジア F7, ハンマメット | フューチャーズ | クレー | トミシロフ・ブルキッチ | 6–7(7–9), 6–3, 6–3 |
準優勝 | 18–9 | 2017年3月 | チュニジア F10, ハンマメット | フューチャーズ | クレー | オリオル・ロカ・バターリャ | 6–7(3–7), 6–1, 0–6 |
優勝 | 19–9 | 2017年4月 | スペイン F9, マドリード | フューチャーズ | クレー | ヤニック・マーデン | 6–1, 6–2 |
優勝 | 20–9 | 2017年5月 | チェコ, オストラヴァ | チャレンジャー | クレー | マルコ・チェッキナート | 6–2, 3–6, 6–4 |
優勝 | 21–9 | 2018年3月 | スペイン, マルベーリャ | チャレンジャー | クレー | ギド・アンドレオッツィ | 6–3, 6–3 |
優勝 | 22–9 | 2019年4月 | イタリア, フランカヴィッラ・アル・マーレ | チャレンジャー | クレー | オスカー・オテ | 6–3, 6–7(3–7), 6–3 |
準優勝 | 22–10 | 2019年6月 | カザフスタン, シムケント | チャレンジャー | クレー | アンドレイ・マルティン | 4–6, 4–6 |
優勝 | 23–10 | 2019年8月 | ポーランド, ソポト | チャレンジャー | クレー | フィリッブ・ホランスキー | 6–4, 2–6, 6–2 |
準優勝 | 23–11 | 2020年1月 | オーストラリア, ベンディゴ | チャレンジャー | ハード | スティーブ・ジョンソン | 6–7(2–7), 6–7(3–7) |
ダブルス16戦10勝
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結果 | 勝-敗 | 日時 | トーナメント | ティア | サーフェス | パートナー | 相手 | スコア |
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優勝 | 1–0 | 2011年4月 | チリ F1, ビーニャ・デル・マール | フューチャーズ | クレー | レンソ・オリーボ | ギジェルモ・リベラ・アランギス クリストバル・サーベドラ・コルバラン |
5–7, 6–3, [10–1] |
準優勝 | 1–1 | 2011年7月 | イタリア, サン・ベネデット・デル・トロント | チャレンジャー | クレー | ダニエレ・ジョルジーニ | アレッシオ・ディ・マウロ アレッサンドロ・モッティ |
6–7(5–7), 6–4, [7–10] |
準優勝 | 1–2 | 2011年7月 | イタリア F18, モデナ | フューチャーズ | クレー | フェデリコ・トッレシ | ニコラウス・モーザー マックス・ラディチュニック |
3–6, 4–6 |
優勝 | 2–2 | 2013年8月 | イタリア F22, エステ | フューチャーズ | クレー | マーテ・デリッチ | ホルヘ・アギラール ギジェルモ・オルマサーバル |
6–0, 6–1 |
準優勝 | 2–3 | 2013年9月 | アルゼンチン F17, ラ・リオハ | フューチャーズ | クレー | エドゥアルド・アグスティン・トーレ | ダニエウ・ドゥトラ・ダ・シウヴァ クリスティアン・リンデル |
2–6, 6–4, [7–10] |
優勝 | 3–3 | 2013年9月 | アルゼンチン F18, ネウケン | フューチャーズ | クレー | ファクンド・メナ | フアン・マヌエル・ベニテス・チャバリアガ フアン・パブロ・フィコビッチ |
6–7(5–7), 6–1, [10–8] |
準優勝 | 3–4 | 2014年1月 | エジプト F2, シャルム・エル・シェイク | フューチャーズ | クレー | ロレンツォ・フリジェリオ | ジョゼ・ペレイラ タク・クン・ワン |
6–1, 3–6, [8–10] |
優勝 | 4–4 | 2014年2月 | エジプト F3, シャルム・エル・シェイク | フューチャーズ | クレー | ジョゼ・ペレイラ | ミリャン・ゼキッチ アルセニエ・ズラタノビッチ |
2–6, 6–3, [10–8] |
優勝 | 5–4 | 2014年4月 | イタリア F9, プーラ | フューチャーズ | クレー | フランチェスコ・ボルゴ | オリオル・ロカ・バターリャ ダビド・ベガ・エルナンデス |
6–4, 7–6(7–5) |
優勝 | 6–4 | 2014年7月 | イタリア F23, モデナ | フューチャーズ | クレー | ピエトロ・ロンドーニ | オマール・ジャカローネ ジャンルーカ・ナーソ |
6–2, 6–4 |
優勝 | 7–4 | 2014年9月 | チュニジア F4, カルタージュ | フューチャーズ | クレー | クラウディオ・グラッシ | サンダー・ギレ アレクサンドロス・ヤクポビッチ |
6–2, 6–3 |
優勝 | 8–4 | 2014年9月 | モロッコ, メクネス | チャレンジャー | クレー | ハンス・ポドリプニック・カスティーヨ | ジェラルド・グラノリェルス ジョルディ・サンペール・モンターニャ |
6–2, 6–7(4–7), [10–7] |
準優勝 | 8–5 | 2015年2月 | エジプト F4, シャルム・エル・シェイク | フューチャーズ | ハード | 陳迪 | イバン・ビエリカ マティヤ・ペツォティッチ |
3–6, 2–6 |
優勝 | 9–5 | 2015年10月 | イタリア F33, プーラ | フューチャーズ | クレー | フランチェスコ・ボルゴ | エリック・クレパルディ ダニエレ・ペペ |
6–2, 7–6(7–3) |
優勝 | 10–5 | 2017年1月 | スペイン F2, マナコル | フューチャーズ | クレー | フェリッポ・レオナルディ | アンドレイ・シュテファン・アポストル ボグダン・ボルザ |
6–3, 6–2 |
準優勝 | 10–6 | 2017年2月 | スペイン F3, ペグエラ | フューチャーズ | クレー | フィリッポ・レオナルディ | ジェラルド・グラノリェルス ペドロ・マルティネス |
1–6, 3–6 |
人物・エピソード
[編集]2011年夏、自宅アパートにて足を滑らせ、階段から転げ落ちた[1][2]。階段の下にはガラス窓があり、そこに向かって転げ落ちたトラヴァーリャは、自分の顔を守る為に腕を伸ばしたが、その際に右腕に大怪我を負った[1]。左腕、顔、肩にも傷を負い、右腕からは大量の出血が生じ、すぐに両親に見つからなかったら死んでいたとトラヴァーリャは語っている[1][2]。事故の2日後、手術を受け、18日後に退院し、リハビリを開始した[1]。事故の後遺症で右手にはしびれが残っており、右前腕には大きな傷跡が残り、寒い気候の時には手の感覚が鈍くなることがあるという[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “A Tennis Player Rises in the Rankings After a Terrible Fall”. New York Times. 2017年9月1日閲覧。
- ^ a b “Stefano Travaglia, from being closer to death to playing US Open”. TENNIS WORLD USA. 2017年9月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- ステファノ・トラヴァーリャ - ATPツアーのプロフィール
- ステファノ・トラヴァーリャ - 国際テニス連盟