X&Y

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
X&Y
コールドプレイスタジオ・アルバム
リリース 日本の旗 2005年6月1日
イギリスの旗 2005年6月6日
アメリカ合衆国の旗 2005年6月7日
録音 2004年 - 2005年
ジャンル オルタナティヴ・ロック
時間 62分32秒
レーベル 東芝EMI日本
パーロフォンイギリス
キャピトル・レコードアメリカ
プロデュース コールドプレイ
ケン・ネルソン
ダントン・サプル
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ、イギリス、オーストラリア、ドイツ、フランス)
  • 6位(日本)
ゴールド等認定
  • 8×プラチナ(アイルランド、イギリス)
  • 5×プラチナ(カナダ[1]
  • 4×プラチナ(オーストラリア、ヨーロッパ
  • 3×プラチナ(アメリカ、ドイツ)
  • 2×プラチナ(フランス)
  • プラチナ(メキシコ)
  • ゴールド(日本、ブラジル)
コールドプレイ 年表
静寂の世界
2002年
X&Y
(2005年)
美しき生命
2008年
テンプレートを表示

X&Y』(エックス アンド ワイ)はイギリスロックバンドコールドプレイの3枚目のアルバム日本では2005年6月1日イギリスでは6月5日アメリカでは6月6日に発売された。

概要[編集]

全英アルバムチャートでは発売と同時に1位を獲得し、初日だけで約15万枚の売り上げを記録したと報じられた。最初の週で464,471枚を売り上げ、イギリス音楽史上2番目に早く売れたアルバムとなった。全米アルバムチャートでも最初の週で737,000枚を売り上げを記録し自己の記録を更新した。また、アルバムからのファーストシングル「Speed of Sound」は全英シングルチャートで最高位2位、全米では最高位8位となった(なお、日本では最高位67位を記録している)。本作は2005年に全世界で約830万枚のセールスを記録し、同年で最も売れたアルバムとなった。

本作のタイトルについて、クリス・マーティンは「何の意味もないが、あるとも言える」と語っており、それを具体的に「何だか分からないもの―科学や数学、感情、男女間の恋愛等答えのないものに対する自分たちのなりの答え」だと語っている[2]。本作はヨーロッパテクノグループであるクラフトワークデヴィッド・ボウイブライアン・イーノに影響を受けているとされる。「Talk」にはクラフトワークの曲である「Computer Love」のメインリフを用いており、「Low」ではバックでブライアン・イーノがシンセサイザーを演奏している。アルバムの最後の曲である「Til Kingdom Come」はアメリカのカントリーミュージシャン、ジョニー・キャッシュのためにクリス・マーティンが書いた曲だがこの曲がレコーディングされる前にキャッシュは逝去している。

ジャケットデザインはケミカル・ブラザーズの『Push the Button』のアルバムカバーを手がけたTappin Goftonが担当している。カバーはBaudot Codeで、これを用いて「X&Y」と表している。しかしながらコード化プロセスの誤ってしまったためか実際には「X9Y」となっている。コードの色には特に意味はない。マーティンはコンサートで手の甲にアルバムカバーを表すシールを貼っている。CDのブックレットにはコード化されたアルファベットが載せられ、最終ページにはMake Trade Fairがコード化されて載せられている。

本作には、レーベルの意向によりコピーコントロールCDが採用されている。日本では本作のシングルカットとなった「Fix You」からセキュアCDが導入された。

評価と批判[編集]

アルバム発表当初は各音楽雑誌のレビューは絶賛するものが多い[要出典]一方で、ローリング・ストーンやMojo、ニューヨーク・タイムズ、Pitchfork Mediaは2002年に発表された『静寂の世界』よりも下だという評価を下している[要出典]。またアルバムからシングルカットされた「Speed of Sound」とグラミー賞を受賞した「Clocks」は似過ぎているとの批判も受けた[要出典]。またU2との類似性も指摘されたことがある[要出典]

日本での発売形態[編集]

日本では本国イギリスより5日早く先行発売された。本作の日本でのヒットを記念し、9月30日には『X&Y ジャパン・オンリー・スペシャル・プライス・エディション』として、5万枚限定で再発売された。また、2006年6月28日には『TWISTED LOGIC TOUR 2006』の来日公演を記念した『X&Y 来日記念 スペシャル・エディション』が、ボーナスCD付属の2枚組で発売された。なお、日本では「Speed of Sound」「Fix You」「Talk」「The Hardest Part」の4作がリカットされ、シングルCD化されている。

収録曲[編集]

全曲の作詞作曲はマーティン、バックランド、ベリーマン、チャンピオン。

  1. スクエア・ワン - "Square One" – 4:47
  2. ホワット・イフ - "What If" – 4:57
  3. ホワイト・シャドウズ - "White Shadows" – 5:28
  4. フィックス・ユー - "Fix You" – 4:55
  5. トーク - "Talk" (Berryman/Buckland/Champion/Martin/Hütter/Bartos/Schult) – 5:11
  6. エックス・アンド・ワイ - "X&Y" – 4:34
  7. スピード・オブ・サウンド - "Speed of Sound" – 4:48
  8. ア・メッセージ - "A Message" – 4:45
  9. ロウ - "Low" – 5:32
  10. ザ・ハーデスト・パート - "The Hardest Part" – 4:25
  11. スワロード・イン・ザ・シー - "Swallowed in the Sea" – 3:59
  12. トゥイステッド・ロジック - "Twisted Logic" – 5:01 (4:26秒で曲が終わり、静音が続く)
  13. ティル・キングダム・カム - "Til Kingdom Come" (ジョニー・キャッシュ) – 4:10
  14. ハウ・ユー・シー・ザ・ワールド - "How You See the World" (日本盤のみのボーナストラック)

受賞した音楽賞[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Gold & Platinum Certification” (英語). CRIA. 2009年3月29日閲覧。
  2. ^ コールドプレイ - goo 音楽 コールドプレイ スペシャルインタビュー”. goo音楽. 2009年4月18日閲覧。 動画インタビュー参照。

関連項目[編集]