パラシューツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パラシューツ(Parachutes)
コールドプレイスタジオ・アルバム
リリース
録音 1999年11月 - 2000年5月
ロンドン・Orinoco Studios
リヴァプール・Parr Street Studios
Rockfield Studios
ロンドン・Matrix Wessex Studios
ジャンル オルタナティヴ・ロック
時間
レーベル パーロフォンイギリス
東芝EMI日本
キャピトル・レコードアメリカ
プロデュース ケン・ネルソン
コールドプレイ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス)
  • 2位(オーストラリア)
  • 8位(フランス)
  • 51位(アメリカ)
  • ゴールドディスク
  • 7×プラチナ(イギリス)
  • 4×プラチナ(ヨーロッパ
  • 3×プラチナ(オーストラリア)
  • 2×プラチナ(アメリカ、カナダ)
  • 2×ゴールド(フランス)[注釈 1]
  • ゴールド(ドイツ
  • コールドプレイ アルバム 年表
    パラシューツ
    (2000年)
    静寂の世界
    2002年
    テンプレートを表示

    パラシューツ』(Parachutes)はイギリスロックバンドコールドプレイの1stアルバム2000年7月10日にイギリスで、2000年8月9日日本で、2000年11月7日アメリカで発売された。『パラシューツ』はリリースと同時に全英チャート1位を記録し、33週間連続でトップ10入りを果たした。

    『パラシューツ』にはヒット・シングルである"Shiver"、"Yellow"、"Trouble"、"Don't Panic"が収録されている。アメリカではビルボード・200において51位を獲得しアメリカだけで200万枚の売り上げを記録した。

    2000年度(2000年4月1日〜2001年3月31日)のEMIグループの全世界でのアルバム売上では330万枚を記録し、ビートルズの『ザ・ビートルズ1』、レニー・クラヴィッツの『グレイテスト・ヒッツ』、ロビー・ウィリアムズの『シング・ホエン・ユーアー・ウィニング』、宇多田ヒカルの『Distance』に続いて第5位にランクインされている[1]

    パラシューツはチャンネル4が行った偉大なアルバム100枚を選ぶ企画で14位に入った。また2006年にはNMEが行ったイギリスの偉大なアルバム100枚を選ぶ企画では33位に入った。

    アルバム概要[編集]

    アルバム収録されているほとんどの曲はリヴァプールにあるParr Street Studiosでレコーディングされた。9週間から10週間かけてレコーディングされ、途中小さなツアーを2つほど行った。"High Speed"のみはプロデューサーにChris Allisonを迎えて1999年の夏にロンドンの Orinoco Studiosでレコーディングされた。

    『パラシューツ』はロックバンドレディオヘッドのアルバムである『ザ・ベンズ』から『OK コンピューター』の時までのサウンドに影響を受けているとされている。実際にはレディオヘッドのアルバムである『Kid A』リリースを機に離れたファンを獲得できたことから成功している。

    収録曲[編集]

    1. Don't Panic - 2:17
    2. Shiver - 4:59
    3. Spies - 5:18
    4. Sparks - 3:47
    5. Yellow - 4:29
    6. Trouble - 4:30
    7. Parachutes - 0:46
    8. High Speed - 4:14
    9. We Never Change - 4:09
    10. Everything's Not Lost - 7:15
      • Life Is for Living
    11. Careful Where You Stand - 4:45
    12. For You - 5:42
    • Everything's Not Lostの隠しトラックは5:39から始まる。
    • M11とM12は日本盤のみ収録。

    受賞した音楽賞[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ フランスのレコード業界団体SNEPは、2006年6月までゴールド(1×ゴールド)とプラチナ(1×プラチナ)の間にダブル・ゴールド(2×ゴールド)を設定していた。

    関連項目[編集]

    外部リンク[編集]

    1. ^ EMI Has Something to Prove on Its Ownロサンゼルス・タイムズ、2001年6月11日。
    2. ^ Garden State Soundtrack”. IGN (2004年10月8日). 2022年12月5日閲覧。