THIS IS ENGLAND
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THIS IS ENGLAND | |
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This Is England | |
監督 | シェーン・メドウス |
脚本 | シェーン・メドウス |
製作 | マーク・ハーバート |
製作総指揮 |
テッサ・ロス ピーター・カールトン ポール・トライビッツ ケイト・オグボーン ウィル・クラーク ヒューゴ・ヘッペル |
出演者 | トーマス・ターグース |
音楽 | ルドヴィコ・エイナウディ |
撮影 | ダニー・コーエン |
編集 | クリス・ワイアット |
配給 |
オプティマム・リリーシング キングレコード/日本出版販売 |
公開 |
2006年9月12日(トロント国際映画祭) 2007年4月27日 2009年3月14日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $8,176,544[1] |
『THIS IS ENGLAND』(原題: This Is England)は、2006年のイギリス映画。
ストーリー
[編集]1983年、マーガレット・サッチャー政権下のイギリス。フォークランド紛争で父親を亡くした10歳のショーンはロンドン郊外で母親と二人で暮らしている。学校でファッションをダサいとからかわれ、喧嘩をして校長から叱責される。
帰路、スキンヘッドのグループがたむろしているところを通りかかると、リーダー格のウディが話を聞いてくれる。ショーンは彼らと親しくなり、母親にスリムのジーンズを買ってもらい、ウディの彼女・ロルに頭を剃ってもらい、シャツとサスペンダーをプレゼントされ、スキンヘッズの仲間となる。
しかし、かつてのリーダーだったコンボが刑務所から戻る。コンボはイングランドの退廃の原因は移民のせいだと主張し、ショーンたち何人かを仲間にいれ、右翼活動家としてイギリス国民戦線[2]に加入し、パキスタン人たちを恐喝する。ウディやロルはコンボから離れていく。だが、コンボは刑務所に入る前の自分の体験を元にして、致命的な事件をおこす。
キャスト
[編集]- ショーン: トーマス・ターグーズ
- コンボ: スティーヴン・グレアム
- ミルキー: アンドリュー・シム
- ロル: ヴィッキー・マクルア
- ウディー: ジョー・ギルガン
- スメル: ロザムンド・ハンソン
- ガジェット: アンドリュー・エリス
- ピューキー: ジャック・オコンネル
- ケス: キアラン・ハードキャッスル
- ケリー: シャネル・クレスウェル
- ポブ: ソフィー・エラビー
- トレブ: ダニエル・ワトソン
- ジョー・ハートリー
- ペリー・ベンソン
- ジョージ・ニュートン
- フランク・ハーパー
- ハンナ・ウォルターズ
受賞とノミネート
[編集]年 | 賞・映画祭 | 部門 | 対象者 | 結果 |
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2006 | 英国インディペンデント映画賞[3] | 英国インディペンデント映画賞 | 受賞 | |
ニューカマー賞 | シェーン・メドウス | 受賞 | ||
監督賞 | シェーン・メドウス | ノミネート | ||
脚本賞 | シェーン・メドウス | ノミネート | ||
助演俳優賞 | ジョー・ギルガン | ノミネート | ||
スティーヴン・グレアム | ノミネート | |||
技術貢献賞 | ルドヴィコ・エイナウディ(音楽) | ノミネート | ||
2007 | 英国アカデミー賞[4] | 英国作品賞 | シェーン・メドウズ マーク・ハーバード |
受賞 |
オリジナル脚本賞 | シェーン・メドウス | ノミネート |
==TVシリーズ== 以下のTVシリーズがイギリスのチャンネル4で放送され、日本ではDVDが発売された。映画版の監督・脚本のシェーン・メドウスは、メインの監督・脚本家として関わっている。
- This Is England '86 – 2010 4エピソード
- This Is England '88 – 2011 3エピソード
- This Is England '90 – 2015 4エピソード
出典
[編集]- ^ “This Is England (2007)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年6月13日閲覧。
- ^ 副島隆彦『政治映画評論 ヨーロッパ映画編』(ビジネス社 2015年)。
- ^ “2006 Nominations”. 英国インディペンデント映画賞. 2011年6月13日閲覧。
- ^ “Film Nominations 2007”. 英国アカデミー賞. 2011年6月13日閲覧。