PowerVM
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開発元 | IBM |
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対応OS | IBM i, AIX, Linux |
種別 | 仮想化 |
公式サイト | IBM PowerVM |
Power アーキテクチャ |
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PowerVM(パワーヴイエム)は、従来はAdvanced Power Virtualization (APV)と呼ばれていたもので、IBM Power Systemsの仮想化技術の総称であり、POWER5やPOWER6やPOWER7のプロセッサを搭載したサーバーの仮想化テクノロジーの統合名称で、ハードウェア、ソフトウェアの仮想化に関わる機能全体を包括している。
ハードウェア(ファームウェア)に埋め込まれたPOWERハイパーバイザーによって、高速で信頼性の高い仮想化環境を実現している。稼動オペレーティングシステムは、IBM i、AIXに加え、Red HatやNovellから提供されているLinuxをサポートしている。
概要
[編集]PowerVM は以下の機能を含んでいる。
- ファームウェアによるLPAR(論理分割)
- 動的なリソース割当変更が可能なDynamic Logical Partitioning
- 1/100 単位のCPU割当が可能なMicro-Partitioning
- 稼働中に物理マシン間の移動が可能なLive Partition Mobility
- I/O仮想化を提供する Virtual I/O Server (VIOS)と仮想イーサネット
- x86 32ビット Linuxアプリケーションを無修正でPOWER上で実行できる Lx86
PowerVMは以下の3エディションから構成され、含まれる機能が異なる。
- PowerVM Express
- PowerVM Standard
- PowerVM Enterprise
外部リンク
[編集]- Overview of Advanced POWER Virtualization
- IBM Redbooks | PowerVM Virtualization on IBM System p: Introduction and Configuration
- IBM Redbooks | PowerVM Virtualization on IBM System p: Managing and Monitoring
- Hands-on type article on setting up logical partitions using the Virtual I/O Server
- Virtual I/O Server Commands Reference