LOVEさりげなく/美衝撃

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LOVEさりげなく/美衝撃
太田貴子シングル
初出アルバム『CREAMY TAKAKO
A面 LOVEさりげなく
B面 美衝撃
リリース
規格 シングルレコード
ジャンル アイドル歌謡曲
アニメソング
時間
レーベル 徳間ジャパン
アニメージュレコード
作詞・作曲 三浦徳子
亜蘭知子
小田裕一郎
織田哲郎
西村昌敏
プロデュース 平田久男
尾形英夫(統括)
太田貴子 シングル 年表
BIN・KANルージュ/囁いてジュテーム -Je t'aime-
(1983年)
LOVEさりげなく/美衝撃
(1984年)
夏にあわてないで/美人物語
(1984年)
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LOVEさりげなく/美衝撃』(ラブさりげなく、ビューティフルショック、英名:Love Nonchalantly and Beautiful Shock)は、1984年1月25日徳間ジャパンから発売、アニメージュレコードから販売された太田貴子の3rdレコード。ANS-2009[1]

概要[編集]

太田貴子がヒロインを務め日本テレビが全国ネットで放送していたテレビアニメ・『魔法の天使クリィミーマミ』の第2期エンディングテーマ及び挿入歌。

2008年12月24日にセルフカバー版として「デリケートに好きして(21st century ver.)」には本曲も収録された。

LOVEさりげなく[編集]

第27話において森沢優の新たな変身道具・ルミナスターが登場した事に合わせて、翌週の日高守が転校してきた第28話から子供達のショーにおいてマミの新曲として初披露されこれに合わせてエンディングテーマもこれに変更された。アニメーションは阿部司が担当。演出はルミナウォークをつけたマミが宇宙空間で花をちぎりながら恋心を歌っているもの。その為にマミがちぎっている花や月、アップのシーン、腕時計型通信機以外は全てモノクロで、前作「パジャマのままで」とは方向転換の少々重々しいものとなった。尚、この音楽スタッフにはB'z結成前の松本孝弘がギターで参加している。

これを皮切りに第29話では家で優となつめが食事を作っている最中にテレビでこの歌が流れ、第30話では田舎からやって来た木所隼人の祖母・タケとの騒動のせいで誤受注してしまったルミナウォークの後始末の為にテレビのショーでこれをつけて熱唱。第33話のABSTVでのショーでも使用、第34話ではスネークジョーが街角で歩いている家電店のテレビでこの映像が流れ、第35話ではNBPHOLLのチャリティーコンサート、第40話でのショーでも使用され、第41話では栄光塾に通い俊夫の指導の下で勉強するシーン。第42話ではのど自慢大会のゲスト審査員のご挨拶代わりにこの歌を披露。第46話では木所がカラオケテープを忘れてしまった為に急遽マミが元ピアニスト・伊木貴宏を慰める為に本曲のピアノ演奏版が流れた。その後、第48話のショーを経て、第50話から第52話の最終回3部作ではまず第51話でのショーで歌われ、またファイナルコンサートまでの間の優の過酷な日々のシーンではピアノ演奏版が流れる。そして第52話でセントラル競馬場で開かれた「クリィミーマミデビュー1周年記念コンサート」で第5曲目として使われた。また放送終了後のOVA・『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』では阿比古サンプラザに集まったファンの暴動を食い止めるためにネガがこの時のマミの幻を流す。

この曲の最後の部分がテレビ番組「たかじん胸いっぱい」の1コーナー「イヤーン見ないで財布の中身○万円ピッタンコゲーム!」で使われている。

美衝撃[編集]

劇中の初披露は第50話から第52話の最終回3部作の「クリィミーマミデビュー1周年記念コンサート」で第2曲目が最初、この時、披露されたお着替えマジックが評価されアニメファンの間では名曲と評価された。また放送終了後のOVA・『魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』の初回販売時のエンディングテーマとして使用された。

収録内容[編集]

レコード
全編曲: 西村昌敏
#タイトル作詞作曲時間
1.「LOVEさりげなく[2][3]三浦徳子小田裕一郎
2.「美衝撃[4][5]亜蘭知子織田哲郎
合計時間:

スタッフ[編集]

収録アルバム[編集]

カヴァーしたアーティスト[編集]

LOVEさりげなく
美衝撃

出典・参考文献[編集]

  • 『魔法の天使 クリィミーマミ』秋田書店〈Best hit series〉、1985年8月30日、50 - 53頁。 
  • 『魔女っ子倶楽部』バンダイ〈ビークラブ・スペシャル10〉、1987年10月1日、24頁。ISBN 4-891893-26-5 

脚注[編集]

外部リンク[編集]