FXシステム
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FXシステムはタイトーが開発したプレイステーション互換のアーケードゲーム基板である。 プレイステーションとほぼ同じ回路構成に加え、アーケードゲーム基板に必要な各種インターフェイスの追加、CPUのクロック向上、メインメモリの増設、サウンドチップの強化などを行っている。また、上位基板として、G-NETが存在する。 ソフト供給はFXがROMが載るサブボード形式、G-NETがType IIのPCカードである。
仕様・主要諸元
[編集]- CPU:R3000カスタム 32bitRISC
- コプロセッサ:GTE(ジオメトリエンジン)
- グラフィック:GPU、VRAM 2MB(プレイステーションは1MB)
- 解像度:256ドット×224ライン(ノンインターレース)~640ドット×480ライン(インターレース)
- 色:最大1677万色
- 表示画面:1面
- スプライト描画性能:最大表示4000個(1/60秒)
- ポリゴン:表示能力36万ポリゴン/秒、テクスチャマッピング、グーローシェーディング、半透明
- 画像伸張エンジン:MDEC(動画再生エンジン兼テクスチャ展開)
- 音源チップ
主なタイトル
[編集]FXシステム(FX-1A)
FXシステム(FX-1B)
G-NETシステム
- カオスヒート(1998年)
- レイクライシス(1998年)
- フリップメイズ(1999年/MOSS開発)
- RCでGO!(1999年)
- スーパーパズルボブル(1999年)
- 麻雀王(1999年)
- サイヴァリア(2000年/サクセス開発。2はNAOMI)
- 上海~昇龍再臨~(2000年)
- 兎-野性の闘脾-(2001年/童開発)
- お天気ころりん(2001年/タクミコーポレーション開発)
- 式神の城(2001年/アルファ・システム開発。IIはNAOMI、IIIはTAITO Type X)
- 蒼天龍(2001年)
- ナイトレイド(2001年/タクミコーポレーション開発)
- 上海 ~三国闘脾儀~(2002年)
- トゥエルブスタッグ(2002年/トライアングル・サービス開発)
- ころん(2003年/サイバーフロント開発)
- スペースインベーダー アニバーサリー(2003年)
- おてなみ拝見シリーズ(サクセス)