AQUAPAZZA
ジャンル | 2D格闘ゲーム |
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対応機種 | アーケード |
開発元 | エクサム |
発売元 | アクアプラス |
人数 | 1‐2人 |
稼働時期 | 2011年6月22日 |
デバイス | 1レバー+4ボタン |
システム基板 | Taito Type X2 |
『AQUAPAZZA -AQUAPLUS DREAM MATCH-』(アクアパッツァ アクアプラスドリームマッチ)は、エクサムの開発によるアーケード用2D対戦型格闘ゲーム。
概要
アクアプラス初のアーケード用作品。『To Heart』をはじめとする数々のアクアプラス作品[1]のキャラクター同士が、多彩な技を駆使して戦う。
システム基板にはタイトーの「Taito Type X2」[2]、店舗配信には同社の通信システム「NESiCAxLive」が用いられている[3]。
システム
8方向レバーと4ボタンを使用して操作する。レバーは移動動作・しゃがみ・ジャンプ・ガードに用い、A・B・Cボタンは攻撃、Dボタンはパートナーの行動に用いる。
操作モード
- ノーマルモード
- 通常操作でプレイするモード。Aボタンが弱攻撃、Bボタンが中攻撃、Cボタンが強攻撃に対応する。
- シンプルモード
- ボタンの種類や必殺技の入力コマンドなどを簡略化し、簡単な操作でプレイできるモード。A・Bボタンが通常技、Cボタンが必殺技に対応する。コマンドの関係上、ノーマルモードで使用可能なシステムの一部が使用できなくなる。
パワーゲージ
対戦画面の下部に表示されているゲージ。各種攻撃動作や防御動作によって上昇し、ノーマルモードでは最大5本、シンプルモードでは最大3本までストックすることが可能。ストックされたゲージを消費することで、「超必殺技」「スプラッシュアーツ」「レジストスマッシュ」「アクティブアシスト」「パッシブアシスト」を発動することができる。
- 超必殺技
- パワーゲージを1本消費して発動することができる、必殺技よりもさらに強力な大技。各技に設定されているレバー入力のコマンドとA+Bボタン同時押しで発動する。
- シンプルモードではレバー入力なし、または特定の方向にレバーを入力しながらA+Bボタンを同時押しすることで、レバー操作に対応した超必殺技が使用できる。ただしキャラクターによっては、ノーマルモードで使用可能な特定の超必殺技が使用できなくなる。
- スプラッシュアーツ
- 対戦画面の上部に表示されている体力ゲージが残り半分以下のとき、パワーゲージを3本消費して発動することができる、超必殺技を超える大技。体力ゲージの周囲が点滅している状態で、各技に設定されているレバー入力のコマンドとB+Cボタン同時押しで発動する。
- シンプルモードではレバー入力なし、または特定の方向にレバーを入力しながらB+Cボタンを同時押しすることで、レバー操作に対応したスプラッシュアーツが使用できる。ただしキャラクターによっては、ノーマルモードで使用可能な特定のスプラッシュアーツが使用できなくなる。
基本操作
- ヘヴィスマッシュ
- B+Cボタン同時押しで発動。強力な攻撃を繰り出し、ヒットした相手を大きく吹き飛ばす。
- シンプルモードでは使用できない。
- レジストスマッシュ
- ガード中にB+Cボタン同時押しで発動。パワーゲージを1本消費して、ガードから素早く攻撃を繰り出して反撃する。
- シンプルモードでは使用できない。
- インパクトガード
- 相手の攻撃が当たる直前でガードすると発動する、特殊なガード。成功するとエフェクトが発生し、必殺技などによる削りダメージの無効化、ガードクラッシュの回避、好感度(後述)の上昇などの効果を得られる。
- ファストスタンディング
- 相手の攻撃で吹き飛ばされたときに、着地の瞬間までレバーを上方向に入力し続けることで、通常のダウン時よりも早く起き上がることができる。
- コンビネーションスマッシュ
- ノーマルモード使用時に、A・B・Cの順にタイミングよくボタンを押して発動する連続攻撃。
- シンプルコンビネーション
- シンプルモード使用時に、Aボタンを連打することで使用できる連続技。
パートナーアシスト
Dボタンでパートナーによる援護行動が使用できる。レバー入力をしないか、左か右の方向にレバーを入力しながらボタンを押すことで、異なる2種類の技が使用できる(アシストの行動が「補助」タイプのキャラクターは1種類のみ)。使用後は一定時間が経過するまで使用できなくなる。再度使用可能になるまでの時間は状況によって異なる。
パートナーの待機行動は3種類に分かれており、アシスト発動中以外は出現しない「特殊」タイプ、プレイヤーキャラクターの動きに合わせて行動する「追従」タイプ、対戦画面中に待機してアシスト発動時に攻撃する「待機」タイプが存在する。アシストの行動は4種類に分かれており、飛び道具で援護する「射撃」タイプ、突進技などで援護する「打撃」タイプ、飛び道具と打撃技を併せ持つ「万能」タイプ、味方の強化や敵の弱体化を行なう「補助」タイプが存在する。
- アクティブアシスト
- プレイヤーキャラクターの攻撃時にパートナーアシストのコマンドを入力して発動。パワーゲージを1本消費して、攻撃中にパートナーの援護行動ができる。
- パッシブアシスト
- ガード中にパートナーアシストのコマンドを入力して発動。パワーゲージを1本消費して、パートナーの援護で防御から攻撃に転じることができる。
アクティブエモーションシステム
対戦中のプレイヤーキャラクターには「好感度」が設定されている。好感度はプレイヤーが取る行動によって変化し、体力ゲージの脇に表示されているキャラクターのグラフィックとリングの色(最高時は赤、最低時は青)が連動して変化する。攻撃や前進などの積極的な行動を続けることで好感度が上昇すると、攻撃力と防御力が上がり、超必殺技の性能が向上するなどの利点が加わる。ガードや後退などの消極的な行動を続けることで好感度が低下すると、攻撃力と防御力が下がり、ガードクラッシュしやすくなるなどの弱体化が起こる。
トレーニングモード
ゲームを開始するときにA+B+C+Dボタンを同時押ししながらスタートボタンを押すことでプレイ可能な練習用モード。対戦画面でスタートボタンを押すとメニュー画面が開き、様々な設定を変更して練習を行なうことができる。
参戦キャラクター
参戦元での詳細は各作品項目を参照。
プレイヤー
- 『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』から登場
- 『ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地』から登場
パートナー
- 『Routes -ルーツ-』から登場
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- 湯浅 皐月(ゆあさ さつき)
- 声:釘宮理恵
- 『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』から登場
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- ウルトリィ
- 声:大原さやか
- カミュ
- 声:釘宮理恵
- 『ToHeart2』から登場
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- 十波 由真(となみ ゆま)
- 声:生天目仁美
- 『WHITE ALBUM』から登場
ボス
脚注
関連項目
- THE QUEEN OF HEART - Leaf作品のヒロイン同士による対戦型格闘同人ゲーム。