戸田山和久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。2001:268:c084:c934:ec61:4b5d:80e9:c989 (会話) による 2020年11月18日 (水) 07:13個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

戸田山和久
生誕 1958年????
時代 現代哲学
地域 日本
学派 分析哲学
研究分野 科学哲学
公式サイト www.info.human.nagoya-u.ac.jp/lab/phil/todayama/
テンプレートを表示

戸田山 和久(とだやま かずひさ、1958年 - )は、日本の哲学者科学哲学を専門とする。名古屋大学大学院情報科学研究科教授。日本科学哲学会第14期会長[1]を務める。

略歴[2]

著作[4]

単著

  • 『論理学をつくる』名古屋大学出版会、2000年
  • 『知識の哲学』産業図書、2002年
  • 『論文の教室――レポートから卒論まで』NHK出版、2002年;[新板]2012年
  • 『科学哲学の冒険――サイエンスの目的と方法をさぐる』NHK出版、2005年
  • 『「科学的思考」のレッスン――学校で教えてくれないサイエンス』NHK出版、2011年
  • 『哲学入門』筑摩書房、2014年
  • 『科学的実在論を擁護する』名古屋大学出版会、2015年
  • 『恐怖の哲学――ホラーで人間を読む』NHK出版、2016年

共編著

  • 岡田猛、田村均、戸田山和久、三輪和久編『科学を考える――人工知能からカルチュラル・スタディーズまで14の視点』北大路書房、1999年
  • 池田輝政、戸田山和久、近田政博、中井俊樹著『成長するティップス先生――授業デザインのための秘訣集』玉川大学出版部、2001年
  • 戸田山和久、服部裕幸、柴田正良、美濃正編『心の科学と哲学――コネクショニズムの可能性』昭和堂、2003年
  • 黒田光太郎、戸田山和久、伊勢田哲治編『誇り高い技術者になろう――工学倫理ノススメ』名古屋大学出版会、2004年;[第二版]2012年
  • 戸田山和久、出口康夫編『応用哲学を学ぶ人のために』世界思想社、2011年
  • 戸田山和久、美濃正、出口康夫編『これが応用哲学だ!』大隅書店、2012年
  • 唐沢かおり、戸田山和久編『心と社会を科学する』東京大学出版会、2012年
  • 伊勢田哲治、戸田山和久、調麻佐志、村上祐子編『科学技術をよく考える――クリティカルシンキング練習帳』名古屋大学出版会、2013年
  • 名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校国語科著、戸田山和久執筆協力『はじめよう、ロジカル・ライティング』ひつじ書房、2014年
  • 戸田山和久、唐沢かおり編『〈概念工学〉宣言! ―哲学×心理学による知のエンジニアリング―』 名古屋大学出版会、2019年

翻訳

  • アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド、バートランド・ラッセル著、 岡本賢吾、加地大介、戸田山和久訳『プリンキピア・マテマティカ序論』哲学書房、1988年
  • デイヴィド・ブルア著、戸田山和久訳『ウィトゲンシュタイン――知識の社会理論』勁草書房、1988年
  • リチャード・ジェフリー著、戸田山和久訳『記号論理学――その展望と限界をさぐる』マグロウヒル出版、1992年
  • リチャード・ジェフリー著、戸田山和久訳『形式論理学――その展望と限界』産業図書、1995年
  • ハオ・ワン著、土屋俊、戸田山和久訳『ゲーデル再考――人と哲学』産業図書、1995年
  • ロバート・ノージック著、坂本百大監訳、西脇与作、戸田山和久、横山輝雄、柴田正良、森村進、永井均、若松良樹、高橋文彦、荻野弘之訳『考えることを考える』青土社、1997年
  • ラリー・ラウダン著、小草泰、戸田山和久訳『科学と価値』勁草書房、2009年
  • スティーヴン・トゥールミン著、戸田山和久、福澤一吉訳『議論の技法――トゥールミンモデルの原点』東京図書、2011年
  • スコット・リリエンフェルド、スティーヴン・ジェイ・リン、ジョン・ラッシオ、バリー・バイアースタイン著、八田武志、戸田山和久、唐沢穣監訳『本当は間違っている心理学の話――50の俗説の正体を暴く』化学同人、2014年
  • ダニエル・C. デネット著、戸田山和久訳『自由の余地』名古屋大学出版会、2020年

脚注

外部リンク