田中美音子
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大阪ラヴィッツ #5 | |||||||||||
役職 | 選手兼任ヘッドコーチ | ||||||||||
ポジション | CB | ||||||||||
所属リーグ | 日本ハンドボールリーグ | ||||||||||
基本情報 | |||||||||||
国 | 日本 | ||||||||||
出身地 | 大阪府 | ||||||||||
生年月日 | 1975年1月14日(49歳) | ||||||||||
身長・体重 |
160 cm 56 kg | ||||||||||
利き腕 | 右 | ||||||||||
出身 | 四天王寺高等学校 | ||||||||||
所属クラブ | |||||||||||
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代表歴 | |||||||||||
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受賞歴 | |||||||||||
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田中 美音子(たなか みねこ、1975年1月14日 - )は、大阪府出身のハンドボール選手。大阪ラヴィッツ所属。
2006年に結婚し「平井」姓となったが、国内大会では旧姓「田中」を使用している。2008年北京五輪の出場権をかけたやり直しアジア予選では身分証明にパスポート提示が必要な国際大会のため、登録名が「平井美音子」に変更された。
経歴
小学校5、6年ではバレーボールをしていたが豊中市立第十中学校でハンドボールを始め、大阪・四天王寺高等学校時代には選抜優勝、全国高等学校総合体育大会ベスト8、国民体育大会3位を経験。
1993年に大和銀行入りし日本ハンドボールリーグ2部で得点王に輝く。
1994年に1部へ昇格すると、得点王を獲得。
1995年には日本リーグ得点王、ジュニア世界選手権得点王を記録した。
1996年は2年ぶりの得点王を獲得。
1997年はチームが2部へ降格。2部では得点王を獲得した。
1998年に1部へ昇格し、1999年の日本リーグ最優秀選手、得点王を獲得。 1999-2000年シーズンでチームが廃部。
2000年から2年間デンマーク1部リーグのスコウバッケンでプレー。
2002年、ソニーセミコンダクタ九州へ加入。2004年にアジア選手権優勝を果たし、自身は最優秀選手に選出された。
2005年は日本リーグの最優秀選手と1998年以来の得点王を獲得。
2007年2月3日、鹿児島県の霧島市国分体育館で行われたHC名古屋戦で、日本リーグ女子史上初の通算1000得点を達成した。
2008年に出産し、2008-09年シーズンを産休していたが、2009年3月14日の北國銀行とのプレーオフ準決勝で復帰、2得点を挙げた[1]。2015-16年シーズン限りでソニーを退団。
2016年、地元の新チーム・大阪ラヴィッツに選手兼ヘッドコーチとして加入[2]。
2018年2月25日の北國銀行戦でリーグ史上初の通算1500得点を記録[3]。2017-18年シーズンはリーグ8位の90得点を挙げた[4]。
詳細情報
年度別成績
年 | チーム | 試合 | フィールド 得点 |
率 | 7m | 合計 | 警告 | 退場 | 失格 |
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2007-08 | ソニー | 13 | 49/98 | .500 | 8/9 | 57/107 | 2 | 2 | 0 |
2008-09 | 0 | - | |||||||
2009-10 | 15 | 46/80 | .575 | 0/0 | 46/80 | 2 | 2 | 0 | |
2010-11 | 15 | 57/104 | .548 | 2/8 | 59/112 | 2 | 2 | 0 | |
2011-12 | 14 | 32/57 | .561 | 0/0 | 32/57 | 0 | 1 | 0 | |
2012-13 | 15 | 58/93 | .624 | 1/3 | 59/96 | 4 | 3 | 0 | |
2013-14 | 18 | 83/132 | .629 | 0/0 | 83/132 | 5 | 2 | 0 | |
2014-15 | 18 | 39/61 | .639 | 0/0 | 39/61 | 3 | 7 | 0 | |
2015-16 | 12 | 32/52 | .615 | 0/0 | 32/52 | 1 | 0 | 0 | |
2017-18 | 大阪ラヴィッツ | 24 | 90/153 | .588 | 0/0 | 90/153 | 7 | 3 | 0 |
2018-19 | 24 | 50/89 | .562 | 0/0 | 50/89 | 5 | 3 | 0 |
- 各年度の太字はリーグ最高
- 2007-08年シーズン以前の成績はランニングスコアが公開されていないため省略
通算成績
JHL:23年 | フィールド 得点 |
率 | 7m | 合計 |
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1338/2323 | .576 | 228/293 | 1566/2616 |
- 2018-19年シーズン終了時点
- 太字はリーグ最高
タイトル・表彰
日本ハンドボールリーグ
- 最優秀選手賞:3回 (1999年・2005年・2006年)
- ベストセブン賞:11回 (1994年・1995年・1997年・1998年・1999年・2002年・2003年・2004年・2005年・2006年・2007年)
- 得点王:4回 (1994年・1995年・1999年・2005年)
- フィールド得点賞:2回 (1995年・1999年)
- シュート率賞:1回 (2005年)
- 7mスロー得点賞:3回 (1994年・1995年・1999年)
- 特別表彰・通算1500得点達成 (2017年)
記録
- 通算500得点:1999年9月15日、対北國銀行戦(豊島体育館)[5]
- 通算600得点:2003年1月25日、対広島メイプルレッズ戦(ブラザー工業体育館)※史上2人目[6][7]
- 通算700得点:2003年12月13日、対オムロン戦(ソニーセミコンダクタ九州株式会社体育館)※史上初[8]
- 通算800得点:2005年1月30日、対オムロン戦(出水市総合体育館)※史上初[9]
- 通算900得点:2006年2月26日、対オムロン戦(水俣市立総合体育館)※史上初[10]
- 通算1000得点:2007年2月3日、対HC名古屋戦(霧島市国分体育館)※史上初[11]
- 通算1100得点:2009年11月1日、対HC名古屋戦(神埼中央公園体育館)※史上初[12]
- 通算1200得点:2012年1月14日、対三重バイオレットアイリス戦(山鹿市総合体育館)※史上初[13]
- 通算1300得点:2013年9月29日、対飛騨高山ブラックブルズ岐阜戦(ヒマラヤアリーナ)※史上初[14]
- 通算1400得点:2016年1月17日、対HC名古屋戦(霧島市国分体育館)※史上初[15]
- 通算1500得点:2018年2月25日、対北國銀行戦(小松総合体育館)※史上初[16]
- 通算1600得点:2020年10月11日、対北國銀行戦(金岡公園体育館)※史上初[17]
脚注
- ^ 第33回日本リーグプレーオフ大会 女子準決勝 2009年3月14日(土) 日本ハンドボールリーグ
- ^ ベテラン奮闘 大阪にハンドボール新チーム 日本経済新聞 (2016年10月19日)
- ^ 田中、初の1500得点=ハンドボール 時事ドットコム (2018年2月25日)
- ^ ランキング - 第42回日本リーグ 2017-2018 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第24回日本リーグ 1999-2000 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第27回日本リーグ 2002-2003 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ JHL NEWS No.11 日本ハンドボールリーグ (2003年1月27日)
- ^ 得点達成 - 第28回日本リーグ 2003-2004 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第29回日本リーグ 2004-2005 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第30回日本リーグ 2005-2006 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第31回日本リーグ 2006-2007 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第34回日本リーグ 2009-2010 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第36回日本リーグ 2011-2012 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第38回日本リーグ 2013-2014 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第40回日本リーグ 2015-2016 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ 得点達成 - 第42回日本リーグ 2017-2018 Season 日本ハンドボールリーグ
- ^ [1]PRESS RELEASE:第 45 回日本ハンドボールリーグ 田中美音子選手(大阪ラヴィッツ)通算 1600 得点達成 - 日本ハンドボールリーグ
外部リンク
- 選手・スタッフ紹介 大阪ラヴィッツ (公式サイト)