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広田駅

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広田駅
駅舎(2022年9月)
ひろた
Hirota
東長原 (2.8 km)
(4.6 km) 会津若松
地図
福島県会津若松市河東町広田字中島戊[1]265イ6
北緯37度32分57.04秒 東経139度55分59.54秒 / 北緯37.5491778度 東経139.9332056度 / 37.5491778; 139.9332056座標: 北緯37度32分57.04秒 東経139度55分59.54秒 / 北緯37.5491778度 東経139.9332056度 / 37.5491778; 139.9332056
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 磐越西線
キロ程 60.0 km(郡山起点)
電報略号 ロタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
211人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1899年明治32年)7月15日[1][3]
備考 無人駅[2](乗車駅証明書発行機 有)
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広田駅(ひろたえき)は、福島県会津若松市河東町広田字中島戊(なかじまぼ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)磐越西線である[1]

歴史

駅構造

地上駅。形状は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線[2]のホームを有するが、旧・3番線は信号機の使用を停止しているため、実質は相対式ホーム2面2線となっている。互いのホームは構内踏切で連絡している[2]会津若松駅管理の無人駅[2]

有人駅時代に建てられた木造の駅舎があったが、2007年(平成19年)[2]12月に火災が発生し、半焼した。火災前の駅舎は、事務室の部分が「まちの駅 河東」として利用され、待合所の改札口脇に近距離乗車券の自動券売機が設置されていた。待合室内部は無事だったが、火元となった倉庫やホーム側の雁木、信号設備のあった部分は焼失した。

焼失した旧駅舎に代わる新駅舎は2008年(平成20年)6月に完成し、使用が開始された。新駅舎は、鉄骨平屋建て床面積85m2。会津らしさを意識した和風の外観で[7][2]、無人駅のため周辺から見通せるよう窓を多くし、死角を極力減らした[7]。建設費は約3,000万円。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 磐越西線 上り 郡山方面[8]
2 下り 会津若松方面[8]
3 (使用休止中)

かつては猪苗代第四発電所建設時に、東京電燈(現・東京電力)の専用軌道である広田専用軌道が当駅に接続していた[9]

貨物取扱

現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着は無い。貨物設備は無く、専用線も当駅には接続していない。

かつては、住友大阪セメント広田サービスステーションへ至る専用線が存在した。この施設へ青海駅発送のセメントを輸送するために、火曜日 - 木曜日の朝方(2006年3月改正時、需要の変動で指定運転日でも運休する場合があった)に貨物列車が到着していた。しかし、2007年3月14日到着分を以て到着する貨物が無くなり、翌3月15日に機関車が単機で到着し、前日に到着してセメントを取り降ろした空車を引き取って、専用線の運行は終了した。専用線には住友大阪セメント所有のオレンジ色の日立製作所スイッチャー1機が存在していた。

また1980年代までは、三菱製鋼広田製作所への専用線も存在した。

利用状況

2004年度の1日平均乗車人員は211人であった[10]

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員
2000 238
2001 241
2002 227
2003 225
2004 211

駅周辺

旧河沼郡河東町の中心に位置するため、駅前は住宅地となっている。駅前には小さいながらも駅前広場を有する。
駅に隣接してタクシー会社があるのでタクシーの利用には不自由しない。

バス路線

  • 会津乗合自動車
    • 河東・湊線[12]:高坂 / 西若松駅東口 「広田駅」停留所および「広田駅前」停留所に発着する。
    • 米代・河東線 : 島 / 米代二丁目 「広田駅前」停留所に発着する。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線
快速「あいづ
通過
快速(一部列車のみ停車)・普通
東長原駅 - 広田駅 - 会津若松駅

脚注

  1. ^ a b c d JR東日本:各駅情報(広田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2014年10月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、24頁、2014年10月22日閲覧 
  3. ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
  4. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、516頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  6. ^ 火災のJR広田駅に仮駅舎(福島放送 2008年1月16日)[リンク切れ]
  7. ^ a b c 磐越西線「広田駅」新駅舎落成 記念セレモニー開催について”. 会津若松市、東日本旅客鉄道株式会社仙台支社 (2008年6月13日). 2014年10月23日閲覧。
  8. ^ a b 駅構内図(広田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2020年2月2日閲覧。
  9. ^ 『土木建築工事画報』第2巻5号(大正15年発行) (PDF) - 土木図書館・デジタルアーカイブス。
  10. ^ 第120回福島県統計年鑑
  11. ^ みなづる号リーフレット裏面(平成26.4.1版)”. 会津若松市 (2014年4月1日). 2014年10月23日閲覧。
  12. ^ 若松⇒河東⇒湊⇒高坂”. 会津乗合自動車. 2021年9月30日閲覧。

関連項目

外部リンク