多田勇
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多田 勇(ただ いさむ、1911年(明治44年)2月8日[1] - 1990年(平成2年)3月12日[1])は、昭和期の実業家、政治家。衆議院議員。
経歴
千葉県[1][2]香取郡佐原町[3](佐原市[3]を経て現香取市)で生まれる。1931年(昭和6年)日本大学商業学校(現在の日本大学第一中学校・高等学校)を卒業した[2][3][注 1]。
房総新聞記者となる[2][3]。以後、千葉県砂糖卸商業組合専務理事、同日用品配給統制組合常務理事、千葉県生活用品販売副社長、東日本産業社長、多田印刷社長、千葉県印刷工業組合理事長、全日本印刷工業組合連合会理事、同常務理事、同副会長、日本印刷工業会理事、全国印刷工業健康保険組合理事、千葉印刷団地協同組合理事長、関東五県印刷工業厚生年金基金理事、千葉陸上競技協会会長、千葉県体育協会副会長、同顧問などを務めた[2][3]。
1947年(昭和22年)4月の第23回衆議院議員総選挙で千葉県第1区から日本自由党公認で出馬して当選[1][2]。1949年(昭和24年)1月の第24回総選挙でも再選され[4]、衆議院議員に連続2期在任した[1][2][3]。この間、民主自由党代議士会副会長などを務めた[2]。その後、第25回、第27回総選挙に立候補したがいずれも落選した[5]。
脚注
注釈
- ^ 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』369頁では日本大学商学部卒。
出典
参考文献
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 石井暉二『光芒の人 千葉県人物事典2(政治編-国会議員)』ぎょうせい、1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。