養老渓谷駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
養老渓谷駅
Yorokeikoku Station 20180124(cropped).jpg
駅舎と駅前広場(2018年1月)
ようろうけいこく
YŌRŌ-KEIKOKU
上総大久保 (2.6 km)
(4.2 km) 上総中野
所在地 千葉県市原市朝生原177
北緯35度15分59.0秒 東経140度9分34.0秒 / 北緯35.266389度 東経140.159444度 / 35.266389; 140.159444座標: 北緯35度15分59.0秒 東経140度9分34.0秒 / 北緯35.266389度 東経140.159444度 / 35.266389; 140.159444
所属事業者 小湊鉄道
所属路線 小湊鉄道線
キロ程 34.9 km(五井起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
[* 1]85人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1928年昭和3年)5月16日
テンプレートを表示

養老渓谷駅(ようろうけいこくえき)は、千葉県市原市朝生原にある、小湊鉄道線である。駅本屋は国の登録有形文化財に登録されている[1]

歴史[編集]

過去の駅前は舗装されたロータリーが設けられ、駅舎の前に自動車の乗り入れができる構造であったが、2017年(平成29年)3月、あえて舗装を剥がしてロータリーと駐車場等の施設を廃し、駅前を森に戻すべく木や花を植えた駅前広場として再生する「逆開発」を行った。これにより、従来駅前にあった小湊バスのバス停も、千葉県道81号線沿いに移設された[2][3]

駅構造[編集]

1面1線のホームをもつ地上駅である。以前は2面3線で交換設備が設置されていたが、1面2線の島式ホームである2・3番線はポイントが外されている。

駅構内には足湯があり、鉄道利用者及び駅駐車場利用者は無料で利用することができる(それ以外は入場券が必要[8])。

利用状況[編集]

2020年度の1日の乗車人員85人[* 1]

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

乗車人員推移
年度 一日平均
乗車人員
備考
1986(昭和61年) 297 [* 2]
2005(平成17年) 125 [* 3]
2006(平成18年) 130 [* 4]
2007(平成19年) 118 [* 5]
2008(平成20年) 121 [* 6]
2009(平成21年) 112 [* 7]
2010(平成22年) 111 [* 8]
2011(平成23年) 99 [* 9]
2012(平成24年) 97 [* 10]
2013(平成25年) 107 [* 11]
2014(平成26年) 118 [* 12]
2015(平成27年) 116 [* 13]
2016(平成28年) 136 [* 14]
2017(平成29年) 151 [* 15]
2018(平成30年) 143 [* 16]
2019(令和元年) 93 [* 17]
2020(令和02年) 85 [* 1]

駅周辺[編集]

駅南側は千葉県立養老渓谷奥清澄自然公園の区域となっており、養老渓谷温泉や渓谷の紅葉シーズンを中心とした観光地となっている。千葉県道81号市原天津小湊線沿いには、旅館お土産屋が建ち並ぶ。春はツツジフジ、秋には雑木の紅葉が美しく、遊歩道ハイキングコース)や橋梁も整備されている。養老渓谷の紅葉で有名な粟又の滝は当駅から約7キロメートル(徒歩約1時間30分)の距離に位置し、養老川沿いの遊歩道を中心とした散策コースが整備されている。

  • 千葉県道32号大多喜君津線
  • 千葉県道81号市原天津小湊線
  • 中瀬遊歩道 - 共栄橋(葛藤駐車場)付近から養老川沿いに設けられた1.2キロメートルの遊歩道[9]
  • 粟又の滝自然遊歩道 - 粟又の滝から小沢又(水月寺付近)の下流まで養老川沿いに設けられている2キロメートルの遊歩道[10]。養老川上流から粟又の滝、千代の滝、万代の滝、昇龍の滝を巡るため、滝めぐり遊歩道とも称される[11]
  • 養老渓谷
  • 梅ヶ瀬渓谷
  • 大福山
  • 弘文洞跡
  • 観音橋
  • アートハウスあそうばらの谷
  • 立國寺(出世観音)
  • 宝林寺
  • 朝生原神社
  • 日高邸宅跡
  • 柴田博子児童日本画美術館(土・日のみ開館)
  • 石神の菜の花畑 - 鉄道写真の撮影名所として知られる[12][13]
  • 奥養老バンガロー村

バス路線[編集]

  • 当駅からは以下の路線が運行しているが、本数が少ないため、利用の際には注意が必要である[14]。紅葉シーズンの土曜・日曜・祝日には、粟又の滝方面と梅ヶ瀬渓谷方面へのシャトルバスが運行される[15]
のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
養老渓谷駅 養01 養老館前・老川・粟又の滝 粟又 小湊鉄道
中03 養老館前・老川・伊保田 中野駅

その他[編集]

  • ケロちゃんコロちゃんの地方民鉄応援プロジェクトの選定を受け、顔出しパネルスタンドの設置や養老渓谷駅限定グッズの販売が行われている。
  • 改札脇に子年(ねずみどし)の2008年(平成20年)に設置されたとされる鼠の石像「キハチュー」が設置されている。
  • 養老渓谷駅前観光案内所で電動アシスト自転車の貸出しを行っている(1日 1,000円、3時間以内 600円)。

隣の駅[編集]

小湊鉄道
小湊鉄道線
  • 里山トロッコ発着駅
上総大久保駅 - 養老渓谷駅 - 上総中野駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 国登録有形文化財 小湊鉄道駅舎群等 市原市”. www.city.ichihara.chiba.jp. 2019年12月6日閲覧。
  2. ^ 石平道典 (2017年1月27日). “緑あふれる駅前広場に 小湊鉄道がユニークな「逆開発」”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/articles/ASK1W33W7K1WUDCB00B.html 2017年6月2日閲覧。 
  3. ^ 金田信一郎 (2017年6月1日). “逆開発~アスファルトの駅前を森に戻す”. 日経ビジネス. http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/053000139/053000002/ 2017年6月2日閲覧。 
  4. ^ 地方鉄道運輸開始 官報第418号(1928年5月22日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 小湊鐵道(駅情報)”. 小湊鉄道株式会社. 2013年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月28日閲覧。
  6. ^ 有形文化財(建造物)の登録の答申について”. 千葉県教育委員会. 2017年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月27日閲覧。
  7. ^ ニュース”. 小湊鐵道. 2018年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月7日閲覧。
  8. ^ 養老渓谷駅足湯のご案内”. 小湊鉄道. 2016年11月27日閲覧。
  9. ^ 中瀬遊歩道 - 大多喜町公式ホームページ”. www.town.otaki.chiba.jp. 2019年7月19日閲覧。
  10. ^ 粟又の滝自然遊歩道 - 大多喜町公式ホームページ”. www.town.otaki.chiba.jp. 2019年7月19日閲覧。
  11. ^ 滝めぐりコース 養老渓谷旅館組合”. www.yorokeikoku.com. 2019年7月19日閲覧。
  12. ^ 関東地方郵便局協会 市原市観光振興課. “菜の花・桜リーフレット(春 菜の花と桜の市原へ) (PDF)”. 2017年8月29日閲覧。
  13. ^ 小湊鉄道/上総大久保-養老渓谷”. 鉄道ホビダス お立ち台通信. 2017年8月29日閲覧。
  14. ^ 養老渓谷駅(1番のりば)”. 小湊鉄道株式会社. 2022年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月28日閲覧。
  15. ^ 平成25年度養老渓谷パークアンドバスライド事業 (PDF) - 養老渓谷観光協会
千葉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]