里見駅

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里見駅
Satomi Station 01.jpg
駅舎(2017年9月10日
さとみ
SATOMI
高滝 (1.9km)
(1.8km) 飯給
所在地 千葉県市原市平野176-1
所属事業者 小湊鉄道
所属路線 小湊鉄道線
キロ程 25.7km(五井起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
32人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1925年大正14年)3月7日
備考 有人駅
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里見駅(さとみえき)は、千葉県市原市平野にある、小湊鉄道線である。駅本屋は国の登録有形文化財に登録されている[1]

歴史[編集]

1925年大正14年)3月7日開業。駅名は、当時この地域が市原郡里見村であったことによる。

当駅からは万田野まで1キロメートル(km)の砂利採取線が延びていたが、トラック輸送の発達により1963年(昭和38年)に廃止された[2]。同線は廃止以来長らく放置状態にあったが、近年保線区員により見学に適した状態に整備された[3]

2013年(平成25年)4月、当駅のある加茂地区において、高滝小学校・白鳥小学校・里見小学校・富山小学校の4小学校が統合され、加茂中学校敷地内に統合した小学校を併設した小中一貫教育校・市原市立加茂学園が開校した。ここに通う小中学生の列車通学に対応するため、国・市原市・小湊鉄道は総額8,000万円を負担して再整備が行われ、開校を控えた同年3月16日に列車交換の復活、駅長(駅係員)再配置化が成るための再整備がなされた。無人化後、日時を限って駅事務室内で営業していた喫茶店は有人化に際し改札の横に移された[4]

年表[編集]

  • 1925年大正14年)3月7日 - 開業。
  • 1963年昭和38年) - 砂利採取線廃止。
  • 1998年平成10年)9月16日 - 島式ホーム使用停止。
  • 2002年(平成14年)3月24日 - 無人駅となる。
  • 2006年(平成18年)3月18日 - 終始発列車が設定される。
  • 2013年(平成25年)3月16日 - ダイヤ改正より列車交換(行き違い)が可能な列車交換駅となり島式ホームの使用を再開。それに伴い駅係員の配置を再開する。
  • 2016年(平成28年)11月18日 - 駅本屋について、国の有形文化財(建造物)への登録が答申される[5][6]
  • 2017年(平成29年)5月2日 - 「小湊鉄道里見駅本屋」として国の登録有形文化財に正式登録される。

駅構造[編集]

千鳥状の単式ホーム2面2線を持つ地上駅。1998年9月16日に一旦交換設備の運用を停止するまでは、単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線であった。2013年3月16日から当駅での列車交換を再開する際、島式ホーム内側の2番線を引込み線化し外側の3番線が新たに2番線に改称され、駅舎側ホーム(1番線)が下り列車(養老渓谷・上総中野方面)、対向ホーム(2番線)が上り列車(上総牛久・五井方面)の発着となった。

また、上総牛久 - 上総中野間で唯一列車交換が可能な駅である。

駅舎は木造平屋の瓦葺で古くからのものである。駅舎の中には駅事務室と待合所があり、事務室において閉塞扱いを行っている。

のりば[編集]

1 小湊鉄道線 養老渓谷上総中野方面
2 小湊鉄道線 上総牛久五井方面

利用状況[編集]

2017年度の乗車人員は1日平均32人。

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員 備考
1986 253 [統計 1]
2007 31 [統計 2]
2008 22 [統計 3]
2009 17 [統計 4]
2010 16 [統計 5]
2011 13 [統計 6]
2012 13 [統計 7]
2013 64 [統計 8]
2014 58 [統計 9]
2015 60 [統計 10]
2016 69 [統計 11]
2017 32 [統計 12]

駅周辺[編集]

市原市立加茂学園(市原市立加茂中学校・小学校)

喜動房(きどうぼう)倶楽部(いちはら市民活動団体)の活動により、駅構内の店舗にて毎月第1・第3土曜・日曜および祝日に喫茶店を営業し、野菜や物産品の販売も行っている[7]。また、レンタサイクルも実施している[広報 1]

バス路線[編集]

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
里見駅   湯原・田尾 市原鶴舞バスターミナル 小湊鉄道 土休日運休
牛04 湯原・田尾・市原鶴舞バスターミナル・鶴舞局前・循環器病センター 牛久駅 小湊鉄道 土休日運休
加茂支所・高滝駅入口・市原湖畔美術館入口 市原鶴舞バスターミナル 小湊鉄道
加茂支所・高滝ダム記念館・市原湖畔美術館入口 市原鶴舞バスターミナル 小湊鉄道

隣の駅[編集]

小湊鉄道
小湊鉄道線
  • 里山トロッコ停車駅
高滝駅 - 里見駅 - 飯給駅

その他[編集]

撮影利用作品[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ 国登録有形文化財 小湊鉄道駅舎群等 市原市”. www.city.ichihara.chiba.jp. 2019年12月6日閲覧。
  2. ^ 里見砂利山線(万田野線)」廃線跡をゆく!”. 小湊鉄道. 2016年11月27日閲覧。
  3. ^ 「里見砂利山線(万田野線)」廃線跡をゆく!No10付近”. 小湊鉄道. 2017年8月24日閲覧。
  4. ^ 本件に関するいきさつについては、朝日新聞の連載特集「ひとえきがたり」の「里見駅(千葉県、小湊鉄道):過疎の駅に通学のにぎわい」(朝日新聞2013(平成25)年4月30日東京本社版夕刊)に詳しい。
  5. ^ 有形文化財(建造物)の登録の答申について”. 千葉県教育委員会. 2016年11月27日閲覧。
  6. ^ 小湊鐵道
  7. ^ 喜動房倶楽部小湊鉄道(2018年2月11日閲覧)

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

統計資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]