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頻尿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

頻尿(ひんにょう)は、排尿回数が異常に多い症状のこと。多尿は、尿の量そのものが多いことであり、頻尿と多尿は語義が異なる。

原因

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など

検査

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治療

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  1. 前立腺肥大過活動膀胱膀胱炎などであれば原因疾患の治療を行う。
  2. ロキソプロフェンなどのNSAIDsにより尿量を減少させる方法もあるが、腎不全高カリウム血症となる危険性があり、推奨されていない。

その他

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  • 女性の場合は主に大腸菌に起因する膀胱炎が原因であるとみなされており[1]、古代には抗利尿作用英語版がある整腸剤として、フェヌグリーク(トリゴネラ種子)、クマリンシナモン桜の葉トンカマメなど)、スパルテインルピナス)が使用された[2]
  • 一般的に、焼いたジャガイモ生姜パセリ大麦は水分を吸収しやすく抗利尿作用があるとされている[1]
  • 病理学的な要因がなくとも、女児は頻尿になりやすい。これは、子供は膀胱が小さいため長時間尿を溜めることが困難なこと、及び女性は尿道が短く尿道括約筋が弱いために尿意を堪えるのが困難なことによる(→尿意尿道括約筋参照)。
  • コーヒー緑茶などカフェインを含む飲料には利尿効果があるため、多飲すると一時的な頻尿を引き起こす場合がある。
  • トイレまで尿意を我慢することができない場合、やむを得ず野外での排尿が必要となる場合がある。女子の場合、排尿時に外陰部に尿が残りやすく、男子のように性器を振ることができないため、後始末にトイレットペーパーを必要とするが、トイレットペーパーのない野外での排尿した場合、局部が濡れたまま下着を履くこととなる。男子に比べて排尿時の性器の汚れが顕著であり、後始末できなかった場合の影響は大きい。特に成人女性の場合陰毛がある分女児以上に尿が残りやすく、野外で排尿すると表面からはっきり視認できるほどに下着が濡れることも珍しくない。このため、下腹部で雑菌が繁殖し、尿路感染症に罹患する場合があるため、野外で排尿してしまった場合はあらかじめ持参したティッシュペーパーで局部を拭くことが推奨される[3]
  • 森林限界より上では気圧の低下により、尿意を催しやすくなる。特に女性の場合、前述の通り尿意を我慢しにくいため、男性以上に頻繁な排尿を必要とする。尿意を我慢すると高山病のリスクを高めるため、排尿はこまめに行うべきである。登山ルートにはトイレがないことがほとんどで、基本的に野外で済ませることになるため、女性登山者は十分な枚数のティッシュペーパーを持参することが求められる。前述の尿路感染症リスクに加え、濡れた下着が気化熱により体温を奪い危険なため、排尿後は必ず局部を拭かなければならない。また、環境保全の観点から、使用済みのティッシュはその場に放置せず、必ず持ち帰る[4]

関連項目

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脚注

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出典

参考文献

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