芝浦工業大学附属中学高等学校

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芝浦工業大学附属中学高等学校
芝浦工業大学附属中学高等学校を上空より撮影したものです。
過去の名称 東京鐵道中学
東京育英中学
東京育英中学校
東京育英高等学校
芝浦工業大学中学高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人芝浦工業大学
校訓 敬愛の誠心を深めよう
正義につく勇気を養おう
自律の精神で貫こう
設立年月日 1982年
創立記念日 11月4日
共学・別学 高等学校:男女共学
中学校:男女別学(男子校)
中高一貫教育 準完全一貫制
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 13685K
所在地 135-8139
東京都江東区豊洲6-2-7
北緯35度38分57.48秒 東経139度47分30.24秒 / 北緯35.6493000度 東経139.7917333度 / 35.6493000; 139.7917333座標: 北緯35度38分57.48秒 東経139度47分30.24秒 / 北緯35.6493000度 東経139.7917333度 / 35.6493000; 139.7917333
外部リンク 公式サイト
Portal.svg ウィキポータル 教育
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芝浦工業大学附属中学高等学校(しばうらこうぎょうだいがくふぞくちゅうがくこうとうがっこう、英語名:Shibaura Institute of Technology Junior and Senior High School)は、東京都江東区に位置する、中高一貫教育私立中学校高等学校。平成29年度より板橋区から江東区への移転を機に、校名が芝浦工業大学中学高等学校から”附属”を付けた現在の校名となった。中学においては従来通りの男子校だが、高校において男女約50人生徒を募集してクラスを編成する男女共学の準完全中高一貫校[1][2]芝浦工業大学附属学校。校長は大坪隆明。

沿革[編集]

  • 1921年 鉄道敷設50周年を記念事業として「鐵道博物館」と「鐵道中学校」の設立が十河信二(当時の鉄道省経理課長)によって発案される。
  • 1922年 財団法人鐵道育英会によって東京鐵道中学東京府東京市麹町区永楽町1-3 鉄道教習所内に開校。
  • 1923年 関東大震災により校舎喪失後、東京府荏原郡品川町南品川の東京鉄道教習所内に移転。
  • 1924年 東京府北豊島郡西巣鴨字池袋の東京教習所内に校舎を移転。
  • 1930年 東京高等工学校(芝浦工業大学の前身)、附属普通部を設置。
  • 1942年 校名を東京育英中学に改称。
  • 1944年 中等学校令により東京育英中学校の開設認可。
  • 1948年 学制改革によって、東京育英中は東京育英高等学校(定時制課程)に、東京高等工学校附属普通部は芝浦高等学校に改組。
  • 1953年 芝浦高・芝浦工業大学を運営する学校法人芝浦学園、東京育英高を運営する財団法人鐡道育英会を吸収合併。
  • 1954年 定時制のほか全日制を新たに設置し、東京育英高等学校を芝浦工業大学高等学校に改称。同時に芝浦高の普通科も、芝浦工大高校に移管の上で生徒も移籍。
    工業科のみとなった芝浦高は芝浦工業大学工業高等学校に改称。その後芝浦工業大学附属第一高等学校(普通科)を経て、1984年に閉校。
  • 1971年 定時制課程が閉鎖、芝浦工業大学への推薦制度が確立。
  • 1982年 校舎を板橋区坂下に移転し、芝浦工業大学中学校が開校。
  • 1984年 プール棟完成。
  • 1991年 生徒会部室・弓道場棟完成。
  • 1994年 中学3年生全員を対象としたアメリカ合衆国への海外教育旅行を開始(現在も継続)。
  • 2005年 売店(エスアイテック板橋事業所)が校内に開店、小会議室3室設置(元機械室)。
  • 2006年 新会議室を校庭に新設(1クラス増加による措置)。
  • 2008年 猪苗代合宿教育センター閉鎖、芝浦工業大学へ9月推薦導入、マレーシアへの留学を実施
  • 2009年 多目的教室(第二コンピュータルーム)設置。
  • 2011年 社会科研究室を校庭に新設(1クラス増加による処置)。
  • 2017年 校舎を江東区豊洲に移転し、校名を芝浦工業大学附属中学高等学校に変更。高校を共学化。

特徴[編集]

教育[編集]

特長
英語教育としては、実用英語技能検定国際コミュニケーション英語能力テストTOEIC Bridge)の受験を推奨しており、希望者は定期的に本校で受験ができる。また中学では英単語コンテストを行い、語学力の基礎を身につける。
情報教育としては、P検(パソコン検定)のほか、J検CGエンジニア検定およびITパスポート、また国際ライセンスであるIC3(アイシースリー)などを推奨しており、すでに資格を得た生徒による体験談や外部講師による講習会なども学内で行われている。また近年、WRO(World Robot Olyimpiad)の全国大会・世界大会に出場するなど対外的な活動も盛んである。
中学1年 - 2年 「英語総合」
英語の母語話者教員(そうでないこともある)による授業「英語総合」がある。英会話に重点を置いて、教材もNHKの語学教育放送用教材「基礎英語1」「基礎英語2」及び「基礎英語3」等を使用している。
中学3年 - 「サイエンス・テクノロジーアワー」
サイエンス・テクノロジーアワーは隔週で2時間の授業がある。サイエンス・テクノロジーアワーは理科実験やプロジェクトマネージメントを中心とした実習型で行われ、

中学1-2年 - 「ランゲージアワー」[編集]

ランゲージアワーは言語の技術を学ぶために始まった。
高校1年 - 「オーラル・コミュニケーション(OC)」
英米のTEFL(外国語としての英語)教材等も利用しながら、国際的に通用するコミュニケーション能力としての英語習得を目指している。

高校1年 - 「Arts&Teck」[編集]

高校入学生の技術・情報分野への興味や関心を持たせるために2017年度より始まった学校設定のオリジナル科目。海外ではすでに実施されている国もある。
高校2年 - 「一般理系コース・特別理系コースおよび文系コースの文理選択」
芝浦工業大学の1月推薦を希望する者は一般理系コースに所属する必要がある。
文系志望者は英語に重点をおいたカリキュラムになる。
高校3年
全体としては、2学期までの通常授業は午前中の4限まで午後は選択授業を受講する。3学期には選択授業のみで通常授業はない。
芝浦工業大学推薦関係
  1. 芝浦工業大学へ推薦資格を得るためには、高校2年のコース選択の際に一般理系クラスを選択し、理系講座や学科説明会の参加、高校3年で研究室見学会などの参加および午後の5・6限に実施される、学校指定のサクセス科目(英・数・物または生・化の全4科目)を受講する必要がある。
  2. 姉妹校の芝浦工業大学柏中学校・高等学校に比べて、同大学への内部進学の割合は高い。
  3. 大学推薦内定者には、3学期の平日の午前に特別編成での授業が行われる。
環境
中学生と高校生が分け隔てなく同じ校舎で学んでいる。中学生のクラスがA、B、C組とアルファベット、高校生のクラスが1、2、3組と数字で区別されている。
校舎内全館でWi-Fiがとんでおり、ほぼ全ての教室にプロジェクターが設置されている。
2017年度より、姉妹校の芝浦工業大学柏中学高等学校と同じく、全ての生徒がパソコン(通称S-Tab)を所持している。

行事[編集]

  • 在校生
行事 対 象 備 考
4月 中学入学式
高校入学式
中1
高1
午前高校、午後中学と体育館で行われる。
新入生オリエンテーション合宿 中1 新入生のオリエンテーション目的で、河口湖周辺で行わわれる。
5月 高校球技大会 高全 土曜日芝浦工業大学大宮キャンパスで実施される。
7月 夏季集中セミナー

(希望者)

高2

(ただし定員に満たない場合高校生全員)

静岡県にて勉強合宿を4日間行う。
9月 海外教育旅行 中3 国際的な視野を涵養する目的で、基本的には2人1組となりアメリカ合衆国ユタ州セントジョージソルトレイクシティ、もしくはワシントン州シアトルへ2週間のホームステイをする。
芋井農業体験 中2 長野県長野市芋井で2泊3日で農村体験学習を行う。
10月 文化祭 〔芝生祭(しばふさい)〕 上旬の土曜・日曜に開催される。配布されるパンフレットのレイアウト・デザインや当日の案内などを実行委員の生徒が一から手がけるなど、いたるところに工夫がなされている。校舎内ではつねに各部活、有志などの団体がさまざまなパフォーマンスを繰り広げる。
体育祭 中全 下旬の土曜に校庭で実施される。
11月 国内教育旅行 高2(一貫生) 九州での最後の修学旅行。北コース(長崎)と南コース(鹿児島)にわかれ、文化や自然を学ぶ。両コースともに初日は平和学習を行う。
海外教育旅行 高2(高入生) カナダで1週間のホームステイを行う。
12月 スキー教室 中学

希望

毎年冬休みに自由参加のスキー教室が実施される。場所は長野県志賀高原の横手山スキー場および熊の湯スキー場など。指導にあたるのは全て本校の教職員である。まったくのスキー初心者も多数参加しており、それらの生徒には教員が一から丁寧に指導、特に苦手な生徒に対してはマンツーマンでの指導も行う。
3月 高校卒業式 高3 上旬に行われる。
中学卒業式 中3 下旬に行われる。

※一般公開:芝生祭、保護者参加:入学式・中学体育祭・卒業式

  • 受験生
    1. 体験入学・・・年間3回実施。「理科実験・123ABCコース」「ランゲージアワー・レゴアンドサイエンステクノロジー」をどちらかを体験授業(親子1組)(小5,小6対象)
    2. ロボットセミナー・・・本校受験生向けの体験講習。月末の3日間で芝浦工業大学から講師を招きロボットセミナーを行う。(小5,小6対象)
    3. 学校説明会・・・年間6回ほど学校にて行われる。
  • 入試
    • 中学・・・2月上旬に4回行われる。第1回~第3回は、国語・算数・理科の3科目受験(2017年度より社会科の試験は廃止)。2018年より新設の第4回(※第一志望者入試)は、作文・面接による試験。  ※第一希望者入試…1~3回のうち、複数回にわたり受験し、不合格者が対象。
    • 高校・・・1月下旬に推薦入試、2月中旬に一般入試が行われる。

生徒の活動[編集]

委員会

運動部 (変更有り)

文化部 (変更有り)

  • 工作技術研究部(旧模型同好会)

同好会 (変更有り)ボランティア愛好会(2017年度新規設立)

 愛好会(新設)

・ボランティア愛好会(2017年度新規設立)

・文芸愛好会(2018年度新規設立)

・陸上愛好会(部からの降格2021年度解散)

存在していた委員会およびクラブ(抜粋)

  • 文芸同好会
  • 柔道部
  • スキー同好会
  • 書道同好会(2016年度をもって解散)

施設[編集]

施設 ゲート棟 校舎
ROOF   弓道場,ゴルフ・野球練習場  
6F 部室,イングリッシュ・スクエア,多目的室,

家庭科室,美術室,

野外練習場(屋上オムニ)
5F 高3教室,階段教室,各教科資料室 周回通路
4F 高2・高1(高校入学)教室,高校職員室,自習室 観客席
3F 高1(中学入学)・中3教室,図書室 メインアリーナ
2F 主に、体育祭で使用 中2・中1教室,中学職員室,放送室 サブアリーナ,ホール,

更衣室

1F ゲート,部室 化学実験室,生物実験室,物理・地学実験室,

コンピュータ室(tera&pico),加工技術室,

ファクトリー,ロボット技術室,事務室,校長室

カフェテリア,

売店(ヤマザキショップ)

  • 自動販売機:飲料自動販売機が校舎1Fカフェテリアに4台、 飲料自動販売機が校舎4Fに1台設置されている。
  • 校庭:テニスコート4面グラウンドには人工芝が用いられている。
  • 屋上オムニ:テニスコート2面がとれ、人工芝が用いられている。
  • パソコン室:専門のSEが2名常駐している。サーバ6台『(DC2台+ファイルサーバ4台(ブート用6台)+インターネットプロキシ)サーバ1台』に生徒機のクライアント約100台、教卓6台とマスター機2台で構成される。多くのソフトウェアを導入し、授業では主に情報で利用されるが、平日の放課後には生徒が課題や調べものなどで自由に利用できるオープンルームを設けていてインターネットに接続できる。またインターネットは高度なフィルタリングをサーバーに導入している。
  • 校舎1階に「しばうら鉄道工学ギャラリー」があり、芝浦工業大学に寄贈された鉄道に関する資料を中心に展示がなされている。

交通[編集]

著名な卒業生[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 中学校入試概要-芝浦工業大学中学高等学校及び高等学校入試概要-芝浦工業大学中学高等学校によれば、中学校生徒募集人員は160人、高等学校生徒募集人員は30人であり、両方の合計は190人となる。高等学校からの生徒募集数30人を中学校・高等学校からの生徒募集総数190人で除した数値が6分の1を僅かに下回った。『平成12年度版 全国注目の中高一貫校』(学習研究社1999年8月発行)の「要注意! この学校には高校から入れない!!」のp.68の表のうち「1999年の募集人員が少なかった私立高校の例」によれば、「高1生の在籍生のうち外進生比率が20%以下の主な学校」が準完全中高一貫校として分類されている。
  2. ^ 芝浦工業大学中学校-中学受験スタディの「基本情報」の表の備考には「高1より混合クラス編成」と記載されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]