紺屋町 (姫路市)

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紺屋町(こんやまち)は、兵庫県姫路市町名住居表示未実施。郵便番号は670-0924。

地理[編集]

町域北部は、呉服町に接する。南部は亀井町に接する。

歴史[編集]

江戸期姫路城下の1町で、町人地だった。東・西に分かれていた[1]。呉服町の南裏である[1]。町名の由来は、紺屋が居住したことによる。昔、播磨藍が其の名高く、藍染川で搗染めにした[1]。よって飾磨搗染といった[1]。家老河合寸翁1767年-1841年)の時、西紺屋町に相生屋井上勘右衛門がいた[1]。勘右衛門は高砂染を製出して、藩命により一手専売とした[1]

人口[編集]

『姫路市統計一斑 明治31-33年』(1902年印刷・発行)によれば、戸数、人口(1898年)は、東紺屋町54・145、西紺屋町120・431である[2]。『姫路誌』(1912年印刷・発行)によれば、東紺屋町41・126、西紺屋町118・408である[3]

経済[編集]

店・企業
  • アンド
  • 岩井コスモ証券姫路プラザ
  • 伊予製麺姫路みゆき通店
  • うめおか小溝筋店
  • お菓子のデパートよしや姫路御幸通り店
  • おの姫路革細工本舗
  • お仏壇の浜屋 姫路本店
  • カンダ
  • 素心
  • 空地帽子店
  • 西松屋チェーンみゆき通り店
  • 日姫興産
  • 姫路大工町郵便局 - 日本郵政
  • 山田屋制服
金融機関
組合・団体
  • 姫路御幸通商店街振興組合[4]
かつて東紺屋町に居住した商人など
かつて西紺屋町に居住した商人など
かつて存在した店・企業
  • 東紺屋町
    • 中央酸素合名会社 - 主な業務は医療用酸素販売業[9]。設立年月・1932年10月[9]
    • 株式会社中國日々新聞社 - 主な業務は新聞発行業[9]。設立年月・1926年7月[9][10]
  • 西紺屋町
    • 牛尾現株店(有価証券現物問屋)[11]
    • 牛尾合資会社 - 主な業務は開墾及農業植林業[9]。株式公債の引受売買、土地殖林の経営[10]。設立年月・1923年5月[10]
    • 合名会社福永商会 - 主な業務は下駄材料販売業[9]。設立年月・1931年6月[9]
    • 山陽商事株式会社 - 主な業務は金銭貸付業[9]。一般信託[9]。設立年月・1913年3月[9]
    • 合資会社辰之家 - 主な業務は料理業。設立年月・1936年12月[9]
    • 吉中合名会社 - 主な業務は呉服太物商。設立年月・1922年10月[12]
    • 人ノスク薬店[13]

地域[編集]

教育[編集]

健康[編集]

医療機関
  • 西庵医院
医師
  • 西庵久楠(医博、西庵病院長)[7][14]
1892年、和歌山県海草郡生まれ[7]。先代久楠の二男[7]。住所は西紺屋町[7]1922年、現地開業[7]
1892年生まれ[7]。都筑宗一の三男、空地忠蔵の養子[7]。住所は西紺屋町[7]

相談[編集]

施設[編集]

寺院

出身・ゆかりのある人物[編集]

姫路水力電気社長、姫路銀行頭取、姫路商工会議所会頭などを歴任。住所は西紺屋町[19]。牛尾健治の父。ウシオ電機会長牛尾治朗の祖父。
  • 牛尾健治(実業家)[7] - 牛尾合資会社代表社員。中国合同電気社長。牛尾治朗の父。
  • 日山浅吉(質商、政治家) - 県会議長。
1881年[7]1917年、日山まさの入夫となる[7]。住所は東紺屋町[7]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 『姫路市史 市制施行三十年記念』198頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月14日閲覧。
  2. ^ 『姫路市統計一斑 明治31-33年』8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月19日閲覧。
  3. ^ 『姫路誌』76頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月17日閲覧。
  4. ^ 姫路みゆき通り商店街2016年2月14日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』37-39頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月17日閲覧。
  6. ^ 『関西実業名鑑 明治40年』49頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月22日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』兵庫1-175頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月4日閲覧。
  8. ^ 『日本紳士録 第44版』兵庫ウの部20頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年12月11日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫県会社一覧 昭和15年12月末日現在』100-107頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月16日閲覧。
  10. ^ a b c 『統計年報 昭和2年』70-76頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月19日閲覧。
  11. ^ 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』120-121頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月19日閲覧。
  12. ^ 『兵庫県会社一覧 昭和4年12月末日現在』117頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月19日閲覧。
  13. ^ 『実業家案内』30頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月4日閲覧。
  14. ^ a b 『大日本医師名簿』325頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月22日閲覧。
  15. ^ 『最近調査大日本医師名簿』367頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月22日閲覧。
  16. ^ 『兵庫県官民肖像録』120頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月6日閲覧。
  17. ^ 『改正日本弁護士名簿』119頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月12日閲覧。
  18. ^ 『姫路市史 市制施行三十年記念』230頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月15日閲覧。
  19. ^ a b 『人事興信録 第4版』う42頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年2月14日閲覧。

参考文献[編集]

  • 姫路誌編『姫路市統計一斑 明治31-33年』姫路市、1902-1903年。
  • 橋本治策編『関西実業名鑑 明治40年』関西実業名鑑編纂所、1908年。
  • 真船多吉編『改正日本弁護士名簿』日本弁護士協会、1908年。
  • 姫路誌編『姫路誌』姫路市、1912年。
  • 木内英雄編『姫路市飾磨郡神崎郡大正紳士録』木内英雄、1912年。
  • 宮井茂市『実業家案内』一市七郡実業家案内発行所、1913年。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
  • 『兵庫県官民肖像録』博道社、1918年。
  • 播磨史談会編『姫路市史 市制施行三十年記念』姫路市、1919年。
  • 『姫路飾磨神崎紳士大鑑』姫路興信所、1924年。
  • 高崎雅雄編『大日本医師名簿』光明社、1925年。
  • 『統計年報 昭和2年』姫路商工会議所、1928年。
  • 兵庫県総務部統計課編『兵庫県会社一覧 昭和4年12月末日現在』兵庫県総務部統計課、1930-1935年。
  • 光明社編『最近調査大日本医師名簿』光明社、1931年。
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第44版』交詢社、1940年。
  • 兵庫県総務部調査課編『兵庫県会社一覧 昭和15年12月末日現在』兵庫県総務部調査課、1941年。