糸貫川

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糸貫川
糸貫川 2008年8月9日撮影
瑞穂市内にて上流側より撮影
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 10.6 km
平均の流量 -- m³/s
流域面積 11.10 km²
水源 席田用水(岐阜県本巣市)
水源の標高 - m
河口・合流先 長良川(岐阜県瑞穂市)
流域 日本の旗 日本 岐阜県
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糸貫川(いとぬきがわ)は、岐阜県本巣市本巣郡北方町瑞穂市を流れる木曽川水系の河川長良川に合流する一級河川である。

地理[編集]

岐阜県本巣市上保の席田(むしろだ)用水から分水する。国道157号に沿い南下し、モレラ岐阜、糸貫中学校付近を通過し、北方町に入る。北方町西部を南下し、瑞穂市に入る。瑞穂市内では蛇行しながら、南東へ流れる。旧中山道を越え、天王川の一部と合流し、瑞穂市生津天王東町で長良川に注ぐ。

歴史[編集]

根尾谷から扇状地に流れ出る根尾川筋は、奈良時代より前は現在の犀川古根尾川が主な流れであった。その後、奈良時代前半に起こったとされる洪水で、現在の席田用水から糸貫川へ至る流れが誕生し、徐々に主流となった。しかし、1530年の大洪水により本巣市山口で糸貫川がふさがれ、藪川(現在の根尾川)が新しい主流となった。1944年(昭和19年)の根尾川改修で藪川から糸貫川を完全に締め切り、糸貫川を廃川にし、水門を設け席田用水として利用することにした。糸貫川の川幅は大幅に狭まり、跡地は紡績会社、高校、役場などに利用された。

流域の自治体[編集]

岐阜県
本巣市本巣郡北方町瑞穂市

その他[編集]

  • 平安時代には鶴の名所として知られた川であり、催馬楽(題:席田)をはじめとして数々の和歌に歌枕として詠まれた。(なおこの時代には席田の「伊津貫川」、「いつぬき川」、「いつ貫川」などの表記となっている。)

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 高橋常義 『糸貫川廃川史』本巣郡総合開発公社 昭和57年。

外部リンク[編集]