荒田川 (岐阜県)

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荒田川
2008年撮影
論田川合流部付近
水系 一級河川 木曽川
種別 一級河川
延長 10.2 km
流域面積 22.1 km²
水源 岐阜市水海道付近
河口・合流先 長良川(岐阜県岐阜市
流域 岐阜県
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荒田川(あらたがわ)は、岐阜県岐阜市東部を源流とし、岐阜市西部で長良川に注ぐ木曽川水系一級河川。近くを流れる境川とは密接なつながりがある。

流域[編集]

本来の荒田川の水源は、岐阜県岐阜市東部の岐阜市水海道付近が源であるが、流域分離のため現在は新荒田川水源とされている。境川の支流である岩戸川から分流した水路も合流している。新荒田川はJR高山本線長森駅の北を西進し、南に領下川を分け、北から岩戸川が合流する。岐阜市入舟町付近で南に流路を変え、加納東丸町付近で北側から清水川が合流する。南下して加納城の東を流れ、済美高等学校川手城址)付近で荒田川と新荒田川に分流する。ただし、新荒田川の川幅の方が圧倒的に太く、新荒田川の方が本流に見える。分流後、新荒田川は南へ流れ、羽島郡笠松町羽衣町付近で、境川に合流する。流域分離以降の荒田川はこの分流点を起点とし、蛇行しながら西進する。岐阜市六条江東付近で国道21号岐大バイパスをくぐり、岐阜聖徳学園高等学校岐阜聖徳学園大学岐阜キャンパス)の北側と、岐阜県立岐阜総合学園高等学校の南側を流れ、岐阜市南西部の岐阜市日置江で論田川と合流した後、長良川に合流する。

分流[編集]

  • 荒田川中部放水路(新荒田川)

荒田川に架かる主な橋[編集]

校歌に荒田川が歌われている学校[編集]

環境[編集]

荒田川は、典型的な都市河川であり、かつては汚れがひどい時期があり、日本の公害史に登場している(荒田川廃水事件[1])。1918年(大正7年)、紡績・製紙・食品工場からの排水が下流の農業や漁業に影響を与え[2]、日本一汚い川というレッテルを貼られた。その後、自治体や地域住民の努力で徐々に改善されてきた。さらに平成期に入り、荒田川、新境川、境川は、毎年11月~3月に境川の支流である岩地川を通じて、長良川の水を取り入れることになった。きれいな水と渇水期にも流水がある状態にしておくことにより、汚れを浄化している。これにより、徐々に水はきれいになっているという。

脚注[編集]

外部リンク[編集]