竜ヶ崎駅

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竜ヶ崎駅
駅舎(2006年12月)
りゅうがさき
Ryūgasaki
入地 (2.3 km)
地図
所在地 茨城県龍ケ崎市字米町3903-1
北緯35度54分30.57秒 東経140度10分45.31秒 / 北緯35.9084917度 東経140.1792528度 / 35.9084917; 140.1792528座標: 北緯35度54分30.57秒 東経140度10分45.31秒 / 北緯35.9084917度 東経140.1792528度 / 35.9084917; 140.1792528
所属事業者 関東鉄道
所属路線 竜ヶ崎線
キロ程 4.5 km(佐貫起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
1,078[1]人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
2,185[2]人/日
-2019年-
開業年月日 1900年明治33年)8月14日[3]
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竜ヶ崎駅(りゅうがさきえき)は、茨城県龍ケ崎市字米町にある関東鉄道竜ヶ崎線。同線の終点である。

所在地は龍ケ崎市であるが、駅名は「竜ヶ崎」の字体を用いる[3]

歴史[編集]

竜崎鉄道開通当時からの駅である。

年表[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅

かつては長大な島式でやはり長いホーム上屋根を備えた頭端式ホームが1面2線、それに木造二階建ての洋館風駅舎[5]を有し、駅舎側に2線の機関庫を備えた機関区、そしてホームを挟んで駅舎と反対側に何本もの貨物用側線や1線の機関庫、それに転車台が設けられていた。

1971年の貨物営業廃止後に不要となった側線等が撤去され、その後1974年の駅舎建て替え[3]の際に線路配置が大幅変更されてホームが短縮、さらに旧機関区側1線がコンクリートで埋められてホームは1線のみとされ、大幅に構内が縮小された。現在旧ホームの空き地は駐車場の一部となっている。

備考

利用状況[編集]

1日平均乗車人員は以下の通り[1]。本路線の乗客の大半は当駅を利用するため路線全体の利用客数に近い。大学・高校の最寄り駅となっている割には通学利用が少ないが、これはJRの龍ケ崎市駅(佐貫駅)発着の大学直行特定バスが運行されていることや自転車通学が多いことに起因する。

年度 1日平均
乗車人員
2007年 1,363
2008年 1,322
2009年 1,254
2010年 1,190
2011年 1,146
2012年 1,167
2013年 1,155
2014年 1,148
2015年 1,201
2016年 1,243
2017年 1,132
2018年 1,131
2019年 1,078

駅周辺[編集]

国道6号から竜ヶ崎線線路沿いに当駅の近くまで茨城県道5号竜ヶ崎潮来線が並行している。駅前にバスターミナルがある。また、車両倉庫から竜ヶ崎駅前交差点(茨城県道121号河内竜ケ崎線交点)までの駅前広場のようになっているところ(約60メートル程度)は、茨城県道337号竜ケ崎停車場線である。駅勢圏はやや広く、北東・東から南にかけて広がる。

バス路線[編集]

取手市稲敷市江戸崎地区方面への路線バスや、龍ケ崎市・河内町コミュニティバスなどが発着する。

なお龍ケ崎市では関東鉄道との連携により、龍ケ崎市内限定で路線バスの昼間割引を実施している。始発地の発車時刻が午前8時から午後5時までの便においては、龍ケ崎市内での利用に限って運賃の上限が200円となる。

なお、2020年3月14日にJRの佐貫駅が龍ケ崎市駅に改称されたため、区別するために方向幕では「関鉄竜ヶ崎駅」と表示される。

路線バス[編集]

関東鉄道竜ヶ崎営業所江戸崎車庫

  • 戸張・江戸崎 行(竜ヶ崎駅発は朝一本のみ)当路線は龍ヶ崎市駅発着。竜ヶ崎駅不経由。
  • 竜ヶ崎自動車教習所・川原代病院・龍ケ崎市駅(東口) 行
  • 竜ヶ崎自動車教習所・川原代病院・龍ケ崎市駅東口前・藤代庁舎・光風台団地・取手駅(東口) 行

※かつては当駅に茨城観光自動車(茨観)・JRバス関東も乗り入れていた。

コミュニティバス[編集]

龍ケ崎市コミュニティバス

●00 循環ルート(内回り、外回り)関東鉄道竜ヶ崎営業所担当(ICカード使用可能)

  • 01 南ヶ丘・長沖線 平成観光自動車、佐貫タクシー担当(ICカード使用不可)
  • 02 長山線・松葉線
  • 03 長戸・白羽線(1便目のみ)
  • 04 大宮線
  • 05 八原線(1便目のみ)
  • 06 佐貫・川原代線
  • シャトルバス

河内町コミュニティバス

  • 河内役場前・突合せ・十三間戸 行

隣の駅[編集]

関東鉄道
竜ヶ崎線
入地駅 - 竜ヶ崎駅

脚注[編集]

  1. ^ a b 統計りゅうがさき
  2. ^ 関東鉄道 駅別乗降人員
  3. ^ a b c d e f g h i j 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、7-12頁。 
  4. ^ 2009年3月14日、新たに3事業者でPASMOがご利用いただけるようになります。』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2008年12月22日。 オリジナルの2015年4月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150414235704/http://www.tokyu.co.jp/file/081222.pdf2021年9月4日閲覧 
  5. ^ 1923年竣工の2代目で、1944年の鹿島参宮鉄道との合併まで龍崎鉄道の本社事務室が2階に置かれていた。
  6. ^ 竜ヶ崎駅トイレリニューアルオープン!竜ヶ崎線開業120周年記念!

関連項目[編集]

外部リンク[編集]