立法議会 (トンガ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
立法議会
Fale Alea
種類
種類 一院制
役職
構成
定数 26
選挙制度 単純小選挙区制枠(17)
間接選挙枠(9)
任命枠(2)
議事堂
ヌクアロファ
ウェブサイト
parliament.gov.to

立法議会(りっぽうぎかい、トンガ語Fale Alea、英語Legislative Assembly)は、トンガ王国一院制議会。

概要[編集]

  • 設置年:- 年
  • 任期:4年
  • 定数:28
  • 選挙制度:
    • 17人:人民代表議員(単純小選挙区制
      • 選挙権者:21歳以上のすべての臣民。ただし、男性貴族は選挙権を有しない。納税者であること、読み書きができること、行為無能力者でないことなども条件。
      • 被選挙権者:選挙権者と同条件。ただし、債務不履行者でないこと、国王の下で有給の職を得ていないことも条件。
    • 9人:貴族議員(間接選挙。貴族間の互選)
    • 2人:その他の議員

選挙制度[編集]

2006年までトンガでは民主化運動が激化しており、政局の安定が見られなかった。そのため、同年に即位した国王ジョージ・トゥポウ5世のリーダーシップにより政治制度・選挙制度の改革が開始される。2008年選挙には改革が間に合わなかったものの、選挙制度は2010年に大きく変更された。2008年選挙までは9人の人民代表議員、9人の貴族議員、14人の職権議員(枢密院議員と内閣閣僚)という構成だったが、17人の人民代表議員、9人の貴族議員、2人のその他の議員という構成に変更された。人民代表議員の選挙については、5選挙区の単記非移譲式投票から17選挙区の単純小選挙区制へと移行し、更に政党の参加も認められることになった。

最新の国会選挙[編集]

  • 最新の選挙 2010年11月25日
    • 結果―親民主化運動議員:12議席、親政府議員:5議席
    • 選挙戦―「民主党(en:Democratic Party of the Friendly Islands:DPFI)」や「人権民主運動(Friendly Island Human Rights and Democracy Movement:FIHRDM)」などで構成される親民主化運動政党と、親政府の無所属議員との全面対決となり、結果は親民主化運動政党の大勝に終わった。
    • 28人中女性議員1人

立法議会の権限[編集]

法律の制定[編集]

憲法上、国王と立法議会が法律を制定する権限を有する、と定められている。法律案は、三読会にかけられ、かつ、立法議会で多数決により表決された後、国王に提出される。国王の裁可及び署名を受けた法律案は、法律として発効する(憲法第56条)。 ただし、国王または王室、貴族の称号・相続財産に関する法律は、貴族議員のみが審議・表決することができる(憲法第67条)。また、国王は、法律案の裁可を留保できることになっており、留保された法律案は、次の会期まで再度審議することができない(憲法第68条)。

憲法の改正[編集]

憲法改正は、自由の法、王位継承、貴族の称号及び世襲財産に影響を与えないもののみ可能とされる。三読会を通過した後、憲法改正案は国王に提出されるが、枢密院と内閣が全員一致により憲法改正案に賛成した場合のみ、国王は憲法改正案を裁可・署名することができる(憲法第79条)。

議長[編集]

国王が議長を任命する(憲法第61条)。

会期[編集]

少なくとも12暦月に1回は召集される(憲法第58条)。

定足数[編集]

定足数は総議員の2分の1である。定足数に満たない場合は、国王か議長は全議員の出席を命じることができ、命令にもかかわらず出席しない議員は制裁を科され得る(憲法第69条)。

関連項目[編集]

参考・外部リンク[編集]