狼やくざ 殺しは俺がやる
狼やくざ 殺しは俺がやる | |
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A Lone Assassin Yakuza Wolf | |
監督 | 鷹森立一 |
脚本 | 神波史男 |
出演者 |
千葉真一 葉山良二 真山知子 左とん平 南原宏治 佐藤允 |
音楽 | 津島利章 |
撮影 | 中島芳男 |
編集 | 祖田富美夫 |
製作会社 | 東映 |
配給 | 東映 |
公開 |
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上映時間 | 88分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
次作 | 狼やくざ 葬いは俺が出す |
『狼やくざ 殺しは俺がやる』(おおかみやくざ ころしはおれがやる、A Lone Assassin or Yakuza Wolf [1])は、1971年の日本映画[2]。主演:千葉真一、監督:鷹森立一、製作:東映、カラー・シネマスコープ[1]、88分。『狼やくざシリーズ』の第1作。
解説[編集]
犯罪組織に父親を殺された氷室剛介が殺し屋になり、復讐を果たす物語。テレビドラマ『キイハンター』や映画『やくざ刑事シリーズ』で、命がけのアクロバティックなスタントをして世間を沸かしていた千葉真一を主人公に据えたことで[1][2][3]、若い観客を動員できた東映にとって新たな客層を獲得する作品となった[3]。監督には映画『太陽に突っ走れ』、『子守唄シリーズ』、『キイハンター』などで千葉とコンビを組んできた鷹森立一。主な脇役として、敵対する暴力団組長に佐藤允・南原宏治、氷室剛介の妹に渡辺やよいがキャスティングされている。日本では1972年1月11日に封切り公開された[2]。
ストーリー[編集]
横浜に進出を目論む関東誠心会の会長・和泉昇次郎は、地元を仕切ってきた博徒・氷室一家を取り込もうとしたが、親分の氷室源太郎は拒絶。和泉は配下の大沼組に源太郎は抹殺させ、その縄張りを略奪した。5年ぶりに沖縄から帰ってきた氷室剛介は、事件に巻き込まれて行方知れずとなった妹・京子の捜索と、父の敵を討つことを誓い、関東誠心会へ単身戦いを挑んでゆく。
キャスト[編集]
- 千葉真一 - 氷室剛介
- 葉山良二 - 石黒
- 南原宏治 - 和泉昇次郎
- 真山知子 - 佐竹冴子
- 戸浦六宏 - 島岡光雄
- 左とん平 - バーテン
- 室田日出男 - 大沼安男
- 中田博久 - 塚原
- 日尾孝司 - 星野
- 渡辺やよい - 氷室京子
- 後藤ルミ - 和泉真矢子
- 河合絃司 - 氷室源太郎
- 北川恵一 - 草間
- 植田灯孝 - 浅見
- 佐藤晟也 - 古賀
- 小林稔侍 - 清水
- 一の瀬レナ - 女
- 久地明 - 矢野
- 木川哲也 - 青木
- 太古八郎 - 佐藤八郎
- 土山登志幸 - 吉岡
- 須賀良 - 久保
- 沢田浩二 - 大沼組組員
- 菅野直行 - 田口
- 山之内修 - 大沼組幹部
- 亀山達也 - 寺田
- 仲原新二 - 大沼組幹部
- 溝口久夫 - サブ
- 竹村清女 - 女
- 川崎いち子 - 女
- 大泉公孝 - 岩崎刑事
- 鈴木健之 - 大沼組組員
- 佐藤允 : 江口純
スタッフ[編集]
ビデオ[編集]
1981年に東映芸能ビデオから、4万9000円でVHSが発売された[4]。
脚注[編集]
- ^ a b c 狼やくざ 殺しは俺がやる - 日本映画製作者連盟
- ^ a b c 狼やくざ 殺しは俺がやる - KINENOTE
- ^ a b 岡田茂 著「新規事業開拓で年商800億へ」、文化通信社 編 『映画界のドン 岡田茂の活動屋人生』(初版)ヤマハミュージックメディア、2012年6月15日、26頁。ISBN 4636885198。
- ^ 「ビデオコレクション1982」1981年、東京ニュース通信社、「週刊TVガイド」臨時増刊12月2日号
関連項目[編集]
- 本作のモチーフ
外部リンク[編集]
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