「ドクターペッパー」の版間の差分

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=== 日本 ===
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日本では[[1973年]]から販売されているが、販売地域は限られており全国で一般的に飲まれている飲み物ではない<ref name="REALLIVE20110728" />。その理由は、一時期[[日本コカ・コーラ]]の販売網から外れて[[カナダドライ]]系列で製造・販売されていたことや、現在日本において定期的に販売を行っているのが、[[コカ・コーライーストジャパンプロダクツ]]の供給エリアである[[東京コカ・コーラボトリング]]、[[利根コカ・コーラボトリング]]、[[三国コカ・コーラボトリング]]の3ボトラーに加えて、[[コカ・コーラセントラルジャパン]]の旧[[富士コカ・コーラボトリング]]地区、[[沖縄コカ・コーラボトリング]]の5つのボトラーの販売区域のみなので、事実上[[関東地方]]、[[中部地方]]及び[[沖縄県]]でしか販売されていないことによる([[関東ローカル#関東ローカルの商品]]参照)。また、日本では独特の風味が受け入れられず、好き嫌いが分かれる飲み物とも評されている<ref name="REALLIVE20110728" />。
日本では[[1973年]]から販売されているが、全国で一般的に飲まれている飲み物ではない<ref name="REALLIVE20110728" />。その理由は、一時期[[日本コカ・コーラ]]の販売網から外れて[[カナダドライ]]系列で製造・販売されていたことや、現在日本において定期的に販売を行っているのが、[[コカ・コーライーストジャパンプロダクツ]]の供給エリアである[[東京コカ・コーラボトリング]]、[[利根コカ・コーラボトリング]]、[[三国コカ・コーラボトリング]]の3ボトラーに加えて、[[コカ・コーラセントラルジャパン]]の旧[[富士コカ・コーラボトリング]]地区、[[沖縄コカ・コーラボトリング]]の5つのボトラーの販売区域のみなので、[[関東地方]]、[[中部地方]]及び[[沖縄県]]以外は、購入は可能であるものの、知名度の低商品とっている([[関東ローカル#関東ローカルの商品]]参照)。また、日本では独特の風味が受け入れられず、好き嫌いが分かれる飲み物とも評されている<ref name="REALLIVE20110728" />。


利根エリア([[千葉県]]、[[栃木県]]、[[茨城県]])および[[沖縄県]]では、多くのコカ・コーラ[[自販機]]で販売され入手しやすい状況となっており、[[東京都]]でもその範囲が拡大される傾向にある。三国エリア([[埼玉県]]、[[群馬県]]、[[新潟県]])、旧富士エリア([[神奈川県]]、[[山梨県]]、[[静岡県]])では前者ほど販売網は広くは無いが、缶入り又はペットボトル入り製品が自販機やスーパー等で入手できる。[[長野県]]は一部小売店等で入手できる。それ以外の地域では現地販売会社がレギュラー商品として扱っておらずしている舗が非常に限られているために国産品を入手することは非常に困難が、通信販売で購入したり、輸入食料品店などで日本国外産のものを入手することは可能である。2009年10月にはパッケージデザインをリニューアルした。
利根エリア([[千葉県]]、[[栃木県]]、[[茨城県]])および[[沖縄県]]では、多くのコカ・コーラ[[自販機]]で販売され入手しやすい状況となっており、[[東京都]]でもその範囲が拡大される傾向にある。三国エリア([[埼玉県]]、[[群馬県]]、[[新潟県]])、旧富士エリア([[神奈川県]]、[[山梨県]]、[[静岡県]])では前者ほど販売網は広くは無いが、缶入り又はペットボトル入り製品が自販機やスーパー等で入手できる。それ以外の地域では現地販売会社がレギュラー商品として扱っていないが一部の小チェーン([[ヴィレッジヴァンガード (書籍・雑貨店)|ヴィレッジヴァンガード]]や[[ドン・キホーテ (企業)|ドン・キホーテ]])等で入手で。また通信販売で購入したり、輸入食料品店などで日本国外産のものを入手することは可能である。2009年10月にはパッケージデザインをリニューアルした。


利根コカ・コーラボトリングの販売地域では、利根ソフトドリンク(現:[[イトシア]])を介して長年に亘り主力商品として販売されているため認知度が特に高い。これは、瓶売りが中心だった時代に他のコカ・コーラ製品よりもドクターペッパーは10円安・[[くじ]]付きで販売され、お小遣いの少ない小・中学生に支持されたという歴史的側面、および利根社が管轄する自販機には高い確率で搭載されていたという物理的側面が大きく作用している。近年までこの瓶入り製品が販売されていたが、[[コカ・コーライーストジャパンプロダクツ]]発足に伴う工場再編の流れの中、茨城工場のガラス瓶製品ラインが廃止されたのに伴い終売した。[[ワンウェイ瓶]]製品は[[みちのくコカ・コーラボトリング]]青森工場に生産を委託し継続して販売されていたがこれも現在では終売した。
利根コカ・コーラボトリングの販売地域では、利根ソフトドリンク(現:[[イトシア]])を介して長年に亘り主力商品として販売されているため認知度が特に高い。これは、瓶売りが中心だった時代に他のコカ・コーラ製品よりもドクターペッパーは10円安・[[くじ]]付きで販売され、お小遣いの少ない小・中学生に支持されたという歴史的側面、および利根社が管轄する自販機には高い確率で搭載されていたという物理的側面が大きく作用している。近年までこの瓶入り製品が販売されていたが、[[コカ・コーライーストジャパンプロダクツ]]発足に伴う工場再編の流れの中、茨城工場のガラス瓶製品ラインが廃止されたのに伴い終売した。[[ワンウェイ瓶]]製品は[[みちのくコカ・コーラボトリング]]青森工場に生産を委託し継続して販売されていたがこれも現在では終売した。
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東京コカ・コーラボトリングの販売地域では、[[1980年代|80年代]]半ばに東京カナダドライ社に販売が移管され、一時期カナダドライの自販機にて扱っていた(後に東京カナダドライ社が[[カルピス]]に身売りされ東京カルピスビバレッジとなると、その管轄自販機で引き続き販売された。そのため自動販売機に貼ってあった写真には[[カルピスウォーター]]、[[味の素ゼネラルフーヅ|blendy]]缶コーヒー、ドクターペッパーが並んで写っていた)。また、三国コカ・コーラボトリング、富士コカ・コーラボトリング、沖縄コカ・コーラボトリングの販売区域内ではそれぞれ子会社の[[三国フーズ]]、[[富士ビバレッジ]]、沖縄カナダドライ(現:[[琉仁カスタマーサービス]])名義で販売された。
東京コカ・コーラボトリングの販売地域では、[[1980年代|80年代]]半ばに東京カナダドライ社に販売が移管され、一時期カナダドライの自販機にて扱っていた(後に東京カナダドライ社が[[カルピス]]に身売りされ東京カルピスビバレッジとなると、その管轄自販機で引き続き販売された。そのため自動販売機に貼ってあった写真には[[カルピスウォーター]]、[[味の素ゼネラルフーヅ|blendy]]缶コーヒー、ドクターペッパーが並んで写っていた)。また、三国コカ・コーラボトリング、富士コカ・コーラボトリング、沖縄コカ・コーラボトリングの販売区域内ではそれぞれ子会社の[[三国フーズ]]、[[富士ビバレッジ]]、沖縄カナダドライ(現:[[琉仁カスタマーサービス]])名義で販売された。


なお1973年のドクターペッパーの発売開始と期を同じくして、一部コカ・コーラボトラーから類似商品である[[ミスター・ピブ]]が発売されたが、売り上げが芳しくなく短期で販売終了となった。また関西では[[近畿コカ・コーラボトリング]](現:[[コカ・コーラウエスト]])がラインナップ拡充の目的で[[1983年]]4月に350ml缶を発売したが、思ったように消費者に受け入れられず2年で終売した。その後、関西地方は正式販売されていない。
なお1973年のドクターペッパーの発売開始と期を同じくして、一部コカ・コーラボトラーから類似商品である[[ミスター・ピブ]]が発売されたが、売り上げが芳しくなく短期で販売終了となった。また関西では[[近畿コカ・コーラボトリング]](現:[[コカ・コーラウエスト]])がラインナップ拡充の目的で[[1983年]]4月に350ml缶を発売したが、思ったように消費者に受け入れられず2年で終売した。その後、関西地方のコカコーラ・ボトラーからは正式販売されていない。


また[[岐阜県]]など、発売自体がされていない地域がいくつかある。ただし現在は[[Amazon.co.jp|Amazon]]などのいくつかの通信販売業者が取り扱いをしており、それらの地域に住んでいても全く入手不可能という訳ではない。
また[[岐阜県]]など、発売自体がされていない地域がいくつかある。ただし現在は[[Amazon.co.jp|Amazon]]などのいくつかの通信販売業者が取り扱いをしており、それらの地域に住んでいても全く入手不可能という訳ではない。

2013年4月10日 (水) 15:35時点における版

ファイル:Flickr - cyclonebill - Dr. Pepper (1).jpg
ドクターペッパー(アメリカでの新パッケージ)

ドクターペッパー (Dr Pepper) とは、1885年アメリカで発売された炭酸飲料である[1]

キャドバリー・シュウェップス社 (Cadbury-Schweppes) からスピンアウトしたドクターペッパー・スナップル・グループが販売しており、ダラス郊外のテキサス州プラノに本社がある。

歴史

アメリカ・バージニア州在住のペッパー医師がドラッグストアを兼業し、そこのスタッフが医師の実娘との結婚を切望して、仕事上の能力を認めてもらおうと開発、その後1885年カリフォルニア州で商品化を始めたといわれる。

ドクターペッパーは、1885年アリゾナ州ケーヴ・クリークで初めて販売されたとされており、1904年にアメリカで行われたセントルイス万国博覧会によってアメリカ国内に広まった。実際に初めて販売された日は不明ではあるが、アメリカ特許商標庁は、1885年12月1日をドクターペッパーが初めて売り出された日と認定している。モリソンズ・オールド・コーナー・ドラッグストアのオーナー、ウェード・モリソンがかつて勤務していたドラッグストアのオーナーである、チャールズ・ペッパー博士の名前から商品名が取られているが、実際に材料を選び、味を調合したのは同じ店で働いていた薬剤師のチャールズ・アルダートンである。コカ・コーラペプシコーラと違い、コーラを素に作られた飲み物ではない。ドクターペッパーの味は、ソーダ・ファウンテンにあった数種類の味を混ぜて作られたということになっているが、23種類とされている原料は未だに非公開であるため確認できない。ウェイコにあるドクターペッパー博物館で、その材料の一部が公開されている。なお、材料の1つとしてプルーンジュースが使われているという噂が1930年頃より存在しているが、このことは製造元により否定されている[2]

流通

アメリカ合衆国

アメリカ合衆国においては、ごくメジャーな飲み物として知られており、コンビニエンスストアやファーストフード店で広く流通している[3]

生産と販売

アメリカ国内では、ドクターペッパー/セブンアップ社は独自の販売網と詰業者を持たないため、コカ・コーラやペプシの製品も生産する独立した瓶詰業者の手によって流通している商品が多数ある。独立した瓶詰業者が生産しているものもあり、またキャドバリー・シュウェップス社の工場が生産している地域もある。他の国では、同社はコカ・コーラ社に生産と販売を委託している。

ダブリンペッパーの瓶

ダブリンペッパー

ドクターペッパーを生産している最も古い工場は、テキサス州ダブリンにある。1960年代、工場のオーナーであるビル・クロスターは、生産性の問題からサトウキビから取った砂糖ではなく、安価なコーンシロップを使って作るように迫られたが、これを拒否した。この砂糖はテキサス州にある、インペリアル・シュガー社が提供している。このため、この工場が生産しているドクターペッパーは、元祖の味を持っているため、ダブリンペッパーの別名で知られている。契約上の問題から、ステファンヴィレトーラーコマンチヒコの町を含む半径40マイルの範囲でしか売られていないが、個人向けの販売は許可されており、インターネットを通して世界中に販売されている。

近年、ダブリンペッパーは、その営業規模を拡大しており、テキサス州のほとんどの地域に商品を納めている。8オンスのガラス瓶のみでしか販売されていなかったが、12オンスのペットボトル(日本の350mlペットボトルに相当)でも販売を開始している。どちらの商品も、インペリアル・ケーン・シュガーのラベルが貼られており、他の商品と一目で区別がつく。

ドクターペッパー本社との商標に関する係争のため、2012年1月12日、ダブリン・ドクター・ペッパー・ボトリングはダブリン・ボトリングと名を改め、ドクターペッパーの製造を止めると発表した。[4]

販促活動

大々的に販売を始めた当初のドクターペッパーのキャッチフレーズは、「The king of beverages. free from caffeine」、すなわち「カフェインを含有しない清涼飲料の王様」であった [5] 。 以降、1950年頃まで、Dr. Pepperのようにピリオドがつけられていたが、商品名をわかりやすくするためにピリオドは消され、さらにロゴを斜めのデザインに変更している。ピリオドがあると"Dr."ではなく、"Di:"に見えてしまうというのが変更の理由の1つであった。他にも薬であるとの誤認を防ぐという理由もあった。

1986年のアメリカ映画ショート・サーキットでは何度もドクターペッパーが登場し、広告が行われている。またいくつかのセリフの中で、直接商品に言及している。

2008年11月23日にアメリカでリリースされるガンズ・アンド・ローゼズの新作アルバム「チャイニーズ・デモクラシー」の発売を記念し、アメリカ国民全員にドクターペッパーを一缶ずつ無料プレゼントするというキャンペーンを行う。元々このアルバムは1994年に製作を開始したが、メンバーチェンジやリーダーであるボーカリストアクセル・ローズの周囲のトラブルなどにより、延期に延期を重ね2008年春にやっと完成したと発表されたが、発売日は依然不明であり、さらに数ヶ月、数年延期する可能性も充分あった。そのニュースと同じくしてドクターペッパー/セブンアップ社が「新作アルバムが年内にリリースされたら、ドクターペッパーをアメリカ全国民に一缶ずつおごる」と賭けを宣言した。そして、バンド側が賭けに勝った形となり、無料プレゼントが実現することとなった。但し、バンドを脱退しアクセル・ローズと絶縁状態にあるといわれているスラッシュバケットヘッドはキャンペーン対象外とされている。しかしバンド側は自分達に無断で宣伝に利用したとして抗議し、提訴している(当初は黙認するつもりであったが、インターネットでの引き替え受付の不手際から逆にバンドの名誉を傷つけられたと主張している)。

オーストラリア

1997年オーストラリアでドクターペッパーの販売が開始された。テレビCMや安価な小型で市場の獲得を狙ったが、獲得に向けての努力は続けられず、消費者の間で受け入れられなかった。2003年の末まで1.25リットルのペットボトルで販売されていたが、現在では販売は終了している。

日本

ファイル:Drpepperinjapan2010.jpg
日本のドクターペッパー缶

日本では1973年から販売されているが、全国で一般的に飲まれている飲み物ではない[3]。その理由は、一時期日本コカ・コーラの販売網から外れてカナダドライ系列で製造・販売されていたことや、現在日本において定期的に販売を行っているのが、コカ・コーライーストジャパンプロダクツの供給エリアである東京コカ・コーラボトリング利根コカ・コーラボトリング三国コカ・コーラボトリングの3ボトラーに加えて、コカ・コーラセントラルジャパンの旧富士コカ・コーラボトリング地区、沖縄コカ・コーラボトリングの5つのボトラーの販売区域のみなので、関東地方中部地方及び沖縄県以外では、購入は可能であるものの、知名度の低い商品となっている(関東ローカル#関東ローカルの商品参照)。また、日本では独特の風味が受け入れられず、好き嫌いが分かれる飲み物とも評されている[3]

利根エリア(千葉県栃木県茨城県)および沖縄県では、多くのコカ・コーラ自販機で販売され入手しやすい状況となっており、東京都でもその範囲が拡大される傾向にある。三国エリア(埼玉県群馬県新潟県)、旧富士エリア(神奈川県山梨県静岡県)では前者ほど販売網は広くは無いが、缶入り又はペットボトル入り製品が自販機やスーパー等で入手できる。それ以外の地域では現地販売会社がレギュラー商品として扱っていないが、一部の小売チェーン店(ヴィレッジヴァンガードドン・キホーテ)等で入手できる。また通信販売で購入したり、輸入食料品店などで日本国外産のものを入手することは可能である。2009年10月にはパッケージデザインをリニューアルした。

利根コカ・コーラボトリングの販売地域では、利根ソフトドリンク(現:イトシア)を介して長年に亘り主力商品として販売されているため認知度が特に高い。これは、瓶売りが中心だった時代に他のコカ・コーラ製品よりもドクターペッパーは10円安・くじ付きで販売され、お小遣いの少ない小・中学生に支持されたという歴史的側面、および利根社が管轄する自販機には高い確率で搭載されていたという物理的側面が大きく作用している。近年までこの瓶入り製品が販売されていたが、コカ・コーライーストジャパンプロダクツ発足に伴う工場再編の流れの中、茨城工場のガラス瓶製品ラインが廃止されたのに伴い終売した。ワンウェイ瓶製品はみちのくコカ・コーラボトリング青森工場に生産を委託し継続して販売されていたがこれも現在では終売した。

東京コカ・コーラボトリングの販売地域では、80年代半ばに東京カナダドライ社に販売が移管され、一時期カナダドライの自販機にて扱っていた(後に東京カナダドライ社がカルピスに身売りされ東京カルピスビバレッジとなると、その管轄自販機で引き続き販売された。そのため自動販売機に貼ってあった写真にはカルピスウォーターblendy缶コーヒー、ドクターペッパーが並んで写っていた)。また、三国コカ・コーラボトリング、富士コカ・コーラボトリング、沖縄コカ・コーラボトリングの販売区域内ではそれぞれ子会社の三国フーズ富士ビバレッジ、沖縄カナダドライ(現:琉仁カスタマーサービス)名義で販売された。

なお1973年のドクターペッパーの発売開始と期を同じくして、一部コカ・コーラボトラーから類似商品であるミスター・ピブが発売されたが、売り上げが芳しくなく短期で販売終了となった。また関西では近畿コカ・コーラボトリング(現:コカ・コーラウエスト)がラインナップ拡充の目的で1983年4月に350ml缶を発売したが、思ったように消費者に受け入れられず2年で終売した。その後、関西地方のコカコーラ・ボトラーからは正式販売されていない。

また岐阜県など、発売自体がされていない地域がいくつかある。ただし現在はAmazonなどのいくつかの通信販売業者が取り扱いをしており、それらの地域に住んでいても全く入手不可能という訳ではない。

2011年、主要登場人物がドクター・ペッパーを愛飲しているという設定のゲーム・ライトノベル作品が偶然にも相次いで深夜アニメ化され、売り上げにも影響を及ぼしたという分析する報道があった[3]

他の商品

2004年10月25日チェリー・ヴァニラ・ドクターペッパーが、アメリカ南部や中西部で先行販売されており、2005年からアメリカ全土で販売される予定である。また、ダイエット・チェリー・ヴァニラ・ドクターペッパーという0カロリーのダイエット・バージョンもある。イギリスではドクター・ペッパー・ゼロというゼロカロリーのものも存在する。

2006年には、ドクターペッパー・ベリーズ&クリーム(ダイエットもあり)が米国において販売開始された。カフェインを取り除いたカフェインフリー・ドクターペッパーも存在する。また、日本においても1990年前後に東京カナダドライから低カロリーのドクターペッパー・ライトが販売されていた。

[いつ?]にドクターペッパー・テンが米国で発売された。10カロリーだが大胆な味で女性向けではないと明記されている。

脚注

  1. ^ 日本で「ドクペ」などの略称、愛称もある。
  2. ^ [1]
  3. ^ a b c d 斎藤雅道 (2011年7月28日). “【雅道のサブカル見聞録】アニメの影響でドクターペッパーが人気!?”. リアルライブ. フェイツ. 2011年9月4日閲覧。
  4. ^ http://www.inquisitr.com/183593/dublin-dr-peppers-demise-saddens-texas-town-threatens-commerce/
  5. ^ 清水 克祐 『アメリカ州別文化事典』 p.620 名著普及会 1986年4月20日発行 ISBN 4-89551-213-4

外部リンク