森三中

森三中（もりさんちゅう）は、吉本興業所属の女性お笑いトリオである。

メンバー

• 黒沢宗子（くろさわ かずこ、1978年10月17日-）は、茨城県ひたちなか市出身。ボケ担当。

リーダーで、森三中の頭脳。ダウンタウンの熱狂的ファンで、東野幸治の追っかけでもあったお笑いマニア。本来は放送作家志望で、その早道として芸人の道を選んだとされる。「Matthew's Best Hit TV」では「クレア黒沢」の別名で出演。森三中では見られない破天荒なキャラで新境地を開く。

• 村上知子（むらかみ ともこ、1980年1月2日-）は、神奈川県横浜市出身。ツッコミ担当。

とくに美形なわけでは決してないが、優香や小倉優子に似ていると自称。計算高いキャラに定評がある。

いきなり!黄金伝説。(テレビ朝日)で、野草茶や小麦粉を使った料理を駆使し、2004年4月に放送された「芸能人節約1ヶ月1万円生活」優勝。リチャードホールでは、リチャード・M・トモコと名乗って支配人を務める。また、水10!ココリコミラクルタイプ（フジテレビ）にピンで出演し、同番組から誕生したユニット「日給8000円」（加藤夏希とのデュオ）のリードボーカルも担当した。他、ドラマ番組にピンで出演することもある。

• 大島美幸（おおしま みゆき、本名：鈴木 美幸、1980年1月13日-）は、栃木県那須郡出身。ボケ担当。

髪を丸刈りにしたり、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で全裸になるなど女を捨てた暴走キャラとして知られるが、放送作家・脚本家の鈴木おさむと結婚後は、ラブラブぶりをアピールする女性的な側面を見せることも。歌唱力が抜群で、中でもMisiaの歌は絶品である。

概要

森三中は3人ともいわゆる「ブスキャラ」で早くから特異なポジションを確立。現在では青木さやか・友近・北陽・だいたひかるらと共に、最も活躍する若手女性芸人である。

2001年4月にオープンしたルミネtheよしもとでは、ネタ出演と同時に新喜劇に参加。今田耕司・木村祐一・山田花子等から芸を吸収し、その成果がテレビのバラエティ番組でも発揮されている。

森三中のネタは主にコントで、黒沢演じる知能障害?の少女「かっちゃん」を中心とした作品や、ショートコント「鳥」「象」などが知られる。しかし、おおむねテレビで放送できるレベルではなく、ネタ番組の出演実績は少ない。

コントを中心とした単独ライブを定期的に行っている。

略歴

1998年結成。東京NSCの同期生として出会う。同じ4期生にはロバート・インパルスがいる。この3組は多くの先輩芸人より著しく早くブレークしたことから、「花の4期生」と呼ばれることがある。

トリオ名は、3人が通っていた中学校の名前を組み合わせて名付けられた。

2001年、『電波少年』の企画「15少女漂流記」に黒沢が参加。無人島脱出に成功し久保田利伸プロデュースでCDデビューも果たしたが、全く売れなかった。

森三中がブレークしたきっかけは、皮肉にも黒沢が前記のために抜けて大島・村上のコンビで活動中、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』に出演したことである。「ハイテンション ザ・ベストテン」に出演して注目を集めたことをきっかけに、大島が浜田雅功に猛アタックをする企画が計4回放送された。

2002年には『めちゃ²イケてるッ!』の1コーナーに準レギュラー出演。11月、大島が鈴木おさむと電撃結婚したことは同番組で発表され、バラエティ界で大きな話題となった。プロポーズの言葉は「日本一面白い嫁になってくれ」。

同年、吉本興業と日本テレビのキャンペーン「LAUGH&PEACE」のテーマ曲であるTM NETWORK『CASTLE IN THE CLOUDS』の本人たちが一切出てこないプロモーションビデオにメンバーの扮装をして出演した。

2004年10月、『笑っていいとも!』の隔週レギュラーに起用された。

レギュラー番組

• 森田一義アワー笑っていいとも!（フジテレビ）※火曜日隔週
• ぴったんこカン・カン（TBS）※ロケーション企画
• ココリコミラクルタイプ （フジテレビ） ※村上のみ
• リチャードホール（フジテレビ）
• Goro's Bar （TBS） ※大島のみ、準レギュラー
• Matthew's Best Hit TV（テレビ朝日）　※黒沢のみ、準レギュラー
• ベリーベリーサタデー!（関西テレビ）　※村上のみナレーション
• 森三中・ライセンスの恋はナポリタン（SKY PerfecTV! ヨシモトファンダンゴTV）

過去

• HAMADA COMPANY 弾丸ヒーローズ（朝日放送／テレビ朝日系）

外部リンク

• 公認ホームページ「森三中.com」