東方憑依華 〜 Antinomy of Common Flowers.

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東方憑依華 〜 Antinomy of Common Flowers.
ジャンル 対戦型格闘ゲーム(弾幕アクションゲーム)
対応機種 PC
開発元 黄昏フロンティア上海アリス幻樂団
発売元 黄昏フロンティア
人数 1-2人用
メディア CD-ROM[1]
ダウンロード(Steam)[2]
発売日 2017年12月29日[1]
2018年1月5日(Steam)[2]
対象年齢 未定
コンテンツ
アイコン
未定
デバイス PC(Windows 7/8/8.1/10)
必要環境 OS バージョン:Windows 7/8/8.1/10,プロセッサ:Intel Core i5, 2.0 GHz,メモリ : 2GB以上,ディスク空き容量: 1GB以上,ビデオカード:NVIDIA® GeForce® GTS 450以上,DirectX バージョン:DirectX11,ディスプレイ:解像度1280*720が表示できる環境,サウンド:DirectSoundに対応したもの,入力デバイス : キーボード・ゲームパッド
エンジン 未定
売上本数 未定
その他 同人ゲーム(インディーズゲーム)
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映像外部リンク
TH15.5 東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers. キャラクター&BGMムービー

東方憑依華 〜 Antinomy of Common Flowers.』(とうほうひょういばな アンティノミー・オブ・コモン・フラワーズ)とは、同人サークル黄昏フロンティア及び上海アリス幻樂団制作の対戦型格闘ゲームである。公式に東方Project第15.5弾[注 1]とナンバリングがなされている。

本作は2017年12月29日コミックマーケット93にて頒布され、委託販売も予定されているほか、2018年1月5日にはSteamでの配信が開始された[2]

本項では、以降は『憑依華』と称する。その他の本項で使用されている東方Projectの関連の略称については、東方Project#凡例を参照。

あらすじ[編集]

幻想郷では、ある人物が他の誰かに入れ替わる「完全憑依」という異変が発生しており、その原因は幻想郷の住人達のうわさが「都市伝説異変」によって具現化したものだった。

登場人物[編集]

新規の登場人物[編集]

ここでは、『憑依華』が初出の登場人物を解説する。

依神女苑(よりがみ じょおん)
疫病神。紫苑の双子の妹。性格は極悪非道そのものであり、他者を害することを何とも思っておらず、金は無くなれば奪えばいいと豪語し、実の姉にすら罵声を浴びせる。また、貧乏神の姉を相手に憑依させて強制的に敗北させるなど、用意周到な面も持つ。
今回の異変の黒幕であり、不特定多数の人物に憑依して自身の「財産を消費させる程度の能力」により富を巻き上げることが目的であった。
依神紫苑(よりがみ しおん)
貧乏神。女苑の双子の姉。異変では自身が対戦相手に完全憑依して勝運をなくして強制敗北させるという役割を持つ。性格は自身の「自分も含めて不運にする程度の能力」によりどんなに頑張っても不幸になるだけであることもあり、無気力。だが本気を出すと圧倒的な負のオーラを出すスーパー貧乏神と化す。

既存の登場人物[編集]

ここでは、『憑依華』が初出ではない登場人物を解説する。(二つ名等が未定の為解説は省略)

博麗霊夢
霧雨魔理沙
茨木華扇
藤原妹紅
少名針妙丸
雲居一輪&雲山
聖白蓮
物部布都
豊聡耳神子
河城にとり
古明地こいし
二ツ岩マミゾウ
秦こころ
宇佐見菫子
鈴仙・優曇華院・イナバ
ドレミー・スイート
八雲紫
比那名居天子

システム[編集]

本作は、使用キャラクターとして「マスター」と「スレイブ」の2人を選出するタッグバトル形式を採用しており[1]、バトル中に交代しながら戦いを繰り広げていく。

キャラクター選出時、マスターはスペルカードを3枚の中から1枚選ぶこととなる。

音楽[編集]

前作の東方深秘録からそのまま収録された曲も含め、今作は全58曲が収録されており、これは歴代の作品の中でも最も収録曲が多い。

  1. 異変の種子 - 作曲:あきやまうに
  2. 憑依統合 - 作曲:あきやまうに
  3. 連帯責人 - 作曲:あきやまうに
  4. 合縁奇縁 - 作曲:あきやまうに
  5. 異心同体 - 作曲:あきやまうに
  6. 壮言大語 - 作曲:あきやまうに
  7. 知略縦横 - 作曲:あきやまうに
  8. 意気揚々 - 作曲:あきやまうに
  9. 開演間近 - 作曲:あきやまうに
  10. 天衣無縫 ~ Yellow Lily - 作曲:あきやまうに
  11. 地の色は黄色 ~ Primrose - 作曲:あきやまうに
  12. マッシュルーム・ワルツ - 作曲:あきやまうに
  13. 聖輦船空を往く - 作曲:あきやまうに
  14. 法力の下の平等 - 作曲:あきやまうに
  15. 恒常不変の参廟祀 - 作曲:あきやまうに
  16. 光輝く天球儀 - 作曲:あきやまうに
  17. 沢の河童の技術力 - 作曲:あきやまうに
  18. 地底に咲く薔薇 - 作曲:あきやまうに
  19. 深緑の狸森にて - 作曲:あきやまうに
  20. 心綺楼演舞 - 作曲:あきやまうに
  21. 不滅のレッドソウル - 作曲:あきやまうに
  22. 落日に映える逆さ城 - 作曲:あきやまうに
  23. 千の試練を超えて - 作曲:あきやまうに
  24. 夢世界フォークロア - 作曲:あきやまうに
  25. 永遠に続く回廊 - 作曲:あきやまうに
  26. スリープシープ・パレード - 作曲:あきやまうに
  27. 至る有頂天 - 作曲:あきやまうに
  28. オカルトアトラクト - 作曲:あきやまうに
  29. ネオ竹林インフレイム - 作曲:あきやまうに
  30. 億万劫の鐘 - 作曲:あきやまうに
  31. 二色蓮花蝶 ~ Red and White - 作曲:ZUN アレンジ:コンプ(豚乙女)
  32. 恋色マスタースパーク - 作曲:ZUN アレンジ:oiko
  33. 時代親父とハイカラ少女 - 作曲:ZUN アレンジ:しゃばだば(Sound CYCLONE)
  34. 感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind - 作曲:ZUN アレンジ:NYO(Silver Forest)
  35. 大神神話伝 - 作曲:ZUN アレンジ:鯛の小骨
  36. 聖徳伝説 ~ True Administrator - 作曲:ZUN アレンジ:鷹(CROW'SCLAW)
  37. 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend - 作曲:ZUN アレンジ:ゆうゆ
  38. ハルトマンの妖怪少女 - 作曲:ZUN アレンジ:岸田(岸田教団)
  39. 幻想郷の二ッ岩 - 作曲:ZUN アレンジ:秀三(石鹸屋)
  40. 亡失のエモーション - 作曲:ZUN アレンジ:どぶウサギ
  41. 月まで届け、不死の煙 - 作曲:ZUN アレンジ:ziki_7
  42. 輝く針の小人族 ~ Little Princess - 作曲:ZUN アレンジ:ぴずや
  43. 華狭間のバトルフィールド - 作曲:ZUN アレンジ:Kou Ogata
  44. ラストオカルティズム ~ 現し世の秘術師 - 作曲:ZUN アレンジ:ARM
  45. 狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon - 作曲:ZUN アレンジ:ビートまりお
  46. 永遠の春夢 - 作曲:ZUN アレンジ:狐夢想
  47. 有頂天変 ~ Wonderful Heaven - 作曲:ZUN アレンジ:紅い流星
  48. 夜が降りてくる ~ Evening Star - 作曲:ZUN アレンジ:Elementas
  49. アンノウンX ~ Occultly Madness - 作曲:ZUN
  50. 憑坐は夢と現の間に ~ Necro-Fantasia - 作曲:ZUN
  51. 今宵は飄逸なエゴイスト (Live Ver) ~ Egoistic Flowers - 作曲:ZUN
  52. 行雲流水 - 作曲:あきやまうに
  53. 疑惑の芽生え - 作曲:あきやまうに
  54. 未だ蕾む憑依華 - 作曲:あきやまうに
  55. 真相へ繋がる枝葉 - 作曲:あきやまうに
  56. 咲き誇る憑依華 - 作曲:あきやまうに
  57. 舞い散る憑依華吹雪 - 作曲:あきやまうに
  58. 悠久の蒸気機関 - 作曲:あきやまうに アレンジ:Kou Ogata

反響[編集]

評価[編集]

IGNの畑史進は、『心綺楼』や『深秘録』のようなひねくれたシステムが取り払われ、シンプルなシステムや簡易なコマンドによって、東方初心者や格闘ゲームが苦手な人でも遊びやすくなったと評価し、ラスボスである依神姉妹の特性を利用した展開などにはハッとさせられたとも述べている[3]

また、畑はオンライン格闘ゲームとしてのバランスがとれていると評価した[3]

その一方で、畑は、キャラクターの人選に偏りがあることを指摘しており、特に知名度の高いキャラクターが集中する『紅魔郷』や『花映塚』から一人も登場していない点を疑問視した[3]

関連作品[編集]

完全憑依ディスコグラフィ
本作のオリジナルサウンドトラック。第15回博麗神社例大祭(2018年5月6日)にて頒布された。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2016年12月23日に開催された『二軒目から始まるラジオVR』において、『憑依華』とは別に、ZUNによる新作(『天空璋』)が並行して制作されているという旨の発言がなされた為、憑依華が紺珠伝の続編かどうかは不確定であった。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]