李尚起

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李 尚起(イ・サンギ)
個人情報
フルネーム LEE Sang Ki
誕生日 (1980-11-22) 1980年11月22日(43歳)
出身地 大韓民国の旗 大韓民国
大邱広域市
他職業 団体職員(韓国民団
国内
リーグ 役割
2016- Jリーグ 審判員

李 尚起イ・サンギ: LEE Sang Ki1980年11月22日)は、大韓民国大邱広域市出身のサッカー審判員広島県サッカー協会所属。

来歴[編集]

韓国の大学在学中に大韓サッカー協会の1級審判員資格を取得し、Kリーグの下部組織でも審判員の経験を持つ[1]

大学を卒業後、「人生に何か変化が必要」と考え[2]、2009年に大邱広域市と姉妹都市提携を結んでいる広島県広島市留学生として来日。審判員としての活動は一時休止するが、国際審判員になった後輩の活躍に刺激され、知人を介して日本サッカー協会 (JFA) に審判員登録を申請[1]。JFA審判委員会で認定審査を実施し、2011年にJFAの1級審判員として認定された[3]

日本での資格取得後は、在日本大韓民国民団広島県地方本部(広島市東区)の職員として働きながら、審判員としての活動を続けている[1]。2016年からは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)にて副審としての活動を始めており、2019年現在、Jリーグ担当審判員で唯一の外国人審判員である[1][4]

経歴[編集]

決勝担当[編集]

開催年月日 大会 対戦カード 結果 会場 担当
2015年10月21日 第51回全国社会人サッカー選手権大会 阪南大クラブ アルテリーヴォ和歌山
1-1
(PK3-5)
盛岡南公園球技場A 副審

脚注[編集]

  1. ^ a b c d “Jリーグ唯一の外国人審判・李尚起さん(35)=東区 後に続く人の道開く /広島”. 毎日新聞. (2016年6月2日). https://mainichi.jp/articles/20160602/ddl/k34/050/673000c 2019年6月12日閲覧。 
  2. ^ HIC通信 Vol.91(January 2016) (PDF) - 公益財団法人ひろしま国際センター、2019年6月12日閲覧。pp.12
  3. ^ 財団法人 日本サッカー協会 2011年度 第3回理事会 報告事項 (PDF) - 日本サッカー協会2011年6月21日、2019年6月12日閲覧。
  4. ^ Jリーグ担当審判員リスト”. J.League Data Site. 2019年6月12日閲覧。
  5. ^ J. League Data Site”. data.j-league.or.jp. 2021年9月19日閲覧。