朴恒緒

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パク・ハンソ
朴 恒緒
名前
ラテン文字 Park Hang-seo
韓国語 박항서
基本情報
生年月日 (1957-10-01) 1957年10月1日（66歳）
出身地 大韓民国の旗 韓国・慶尚南道・山清郡
身長 165cm
選手情報
ポジション MF
ユース
1977-1980 大韓民国の旗 漢陽大学校
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
1981 大韓民国の旗 韓国第一銀行
1981-1983 大韓民国の旗 金泉尚武FC
1984-1988 大韓民国の旗 ラッキー金星黄牛 102 (15)
代表歴
1977–1978  韓国Uｰ20
1979–1980  韓国B
1981  韓国 1 (0)
監督歴
1996 大韓民国の旗 FCソウル
2000-2002  韓国代表(アシスタントコーチ）
2002  Uｰ23韓国代表
2005-2007 大韓民国の旗 慶南FC
2008-2010 大韓民国の旗 全南ドラゴンズ
2012-2015 大韓民国の旗 金泉尚武FC
2017 大韓民国の旗 昌原市FC
2017-2022  Uｰ23ベトナム代表
2017-2023  ベトナム代表
獲得メダル
男子サッカー
大韓民国の旗 韓国
アジア競技大会
銅 2002 釜山 チーム
AFC U20アジアカップ
金 1978 バングラデシュ Team
 ベトナム
AFC U23アジアカップ
銀 2018 中国 Team
東南アジアサッカー選手権
金 2018 Team
東南アジア競技大会サッカー競技
金 2019 フィリピン Team
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

朴 恒緒（パク・ハンソ、朝鮮語: 박항서、英: Park Hang-seo、1957年10月1日-[1]）は、韓国の元サッカー選手。現サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィールダー。2017年9月より2023年1月までベトナム代表の監督を務めた。

選手経歴[編集]

AFCユース選手権1978で優勝したU-20韓国代表のキャプテンを務めた。[2]1981年3月8日、日本戦でA代表デビューを果たし、1-0の勝利を収めた。[3]朴はセミプロクラブである韓国第一銀行FCに入団後、兵役服務中の選手が在籍する金泉尚武FCで兵役義務を全うした。1984年から1988年までラッキー金星黄牛(現FCソウル）でプレーし、1985年のKリーグ優勝に貢献した。そのシーズンにはKリーグベストイレブンに選ばれた。[4]

指導者経歴[編集]

現役引退後、1989年にラッキー金星黄牛のコーチに就任し、指導者としてのキャリアをスタートさせた。1997年から2000年2月まで、水原三星のコーチを務めた。

U-23韓国代表[編集]

2002年のFIFAワールドカップでは、韓国代表フース・ヒディンク監督の2人のアシスタントコーチのうちの1人であった。2002年8月、2002年アジア競技大会の韓国代表監督に就任した。[5]しかし韓国サッカー協会(KFA)は韓国で共催した2002年FIFAワールドカップに集中していたため、2002年アジア競技大会参加チームであるU-23韓国代表に向けての準備をしておらず、同チームは監督やコーチングスタッフが2年間いないという状況であった。またKFAは、正式に朴と署名しなかったので、彼を給料を与えずに働かせていると批判された。[6]結局就任2か月後に迎えたアジア大会では、韓国は準決勝でPK戦の末イランに敗れ、その後銅メダルを獲得したものの、朴は大会後に解任された。

韓国での監督キャリア[編集]

2005年8月、Kリーグで新たに結成された慶南FCの監督に就任した。 2007年のKリーグシーズンで4位に入ったが、朴はチーム内部の争いによりチームを去った。2007年12月、全南ドラゴンズの監督に就任した。 チームは2008年のリーグカップ準優勝、2009年のKリーグで6位に終わった。2010シーズン、成績不振で辞任した。 2012年から2015年まで、金泉尚武FCを指揮した。チームは2013年と2015年に同国の2部リーグ、Kリーグチャレンジで優勝した。2015年シーズンでの契約満了後、チームを去った。2017年、3部リーグであるナショナルリーグに所属する昌原市FCの監督に就任した。 2017年韓国ナショナルリーグ選手権で優勝し、大会最優秀監督に選ばれた。[7]

ベトナム代表[編集]

2017年9月29日、ベトナム代表の監督に就任した。[8] U-23チームの監督にも就任し、AFC公式大会でベトナム初の決勝となるAFC U-23選手権2018の決勝進出に導いた。[9]2018年アジア競技大会でも準決勝に進出し、56年ぶりに4位に入り、称賛された。 2018年12月15日、ハノイのミーディン国立競技場で行われた決勝の第2戦でマレーシアを3-2で破って東南アジアサッカー選手権を制し、ベトナムに10年ぶりのタイトルをもたらした。[10] 2019年のAFCアジアカップでは準々決勝に進出したが、最終的に準優勝した日本に1-0で敗れた。[11]2019年11月6日、ベトナム代表とU-23チームの監督契約を2022年まで延長した[12]。2022年東南アジアサッカー選手権での準優勝を最後に、2023年1月31日をもってベトナム代表監督を退任[13]。

人物・エピソード[編集]

本貫は潘南朴氏[14]。敬虔なメソジストである[15]。

ベトナムのメディアから「コーチターミネーター」の愛称で親しまれ、多くの注目すべき監督を倒し、解雇に追いやった。朴のベトナムに敗北して解任または辞任した監督には、フース・ヒディンク（U-23中国代表）、ベルト・ファン・マルワイク（オーストラリア代表）、ジャン・コシアン（イエメン代表）、スヴェン=ゴラン・エリクソン（フィリピン代表）、アントワン・ヘイ（ミャンマー代表）、サイモン・マクメネミー（インドネシア代表）、シリサク・ヨーディアドタイ（タイ代表）、アレシャンドレ・ガマ（U-23タイ代表）がいる。[16][17]

大の日本嫌いで、ベトナムでプレー経験のある松井大輔は日本戦の実況中継中に「すごく嫌いなんでね、日本が。めちゃくちゃ言われたことありますから、日本の製品は使わないとか」と発言している。[18]

獲得タイトル[編集]

選手時代[編集]

漢陽大学[編集]

ラッキー金星黄牛[編集]

韓国 U20[編集]

個人[編集]

監督時代[編集]

全南ドラゴンズ[編集]

金泉尚武FC[編集]

昌原市FC[編集]

韓国 U23[編集]

ベトナムU23[編集]

ベトナム[編集]

ベトナムU22[編集]

個人[編集]

HLV Park Hang-seo dự lễ cưới Thành Chung, CĐV phát sốt với sự xuất hiện của “nam thần” Văn Hậu

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 이혜미. “‘가로채널’ 박항서 감독 “프로필 나이 60세, 실제 나이는 62세”” (朝鮮語). entertain.naver.com. 2021年10月28日閲覧。
  2. ^ “네이버 뉴스 라이브러리”. NAVER Newslibrary. 2021年10月28日閲覧。
  3. ^ “네이버 뉴스 라이브러리”. NAVER Newslibrary. 2021年10月28日閲覧。
  4. ^ “네이버 뉴스 라이브러리”. NAVER Newslibrary. 2021年10月28日閲覧。
  5. ^ “아시안게임.올림픽 축구감독에 박항서 선임(종합)” (朝鮮語). sports.news.naver.com. 2021年10月28日閲覧。
  6. ^ “[축구박항서감독은 무보수 임시직?]” (朝鮮語). sports.news.naver.com. 2021年10月28日閲覧。
  7. ^ “[축구 박항서 감독 전격경질…10일 이내 후임자 선임논의]” (朝鮮語). sports.news.naver.com. 2021年10月28日閲覧。
  8. ^ “Vietnam appoint Korea's Park as new coach” (英語). ESPN.com (2017年9月29日). 2021年10月28日閲覧。
  9. ^ “Vietnam lose to Uzbekistan in AFC U23 final” (英語). ESPN.com (2018年1月27日). 2021年10月28日閲覧。
  10. ^ “Park leads Vietnam to more success” (英語). koreatimes (2018年12月16日). 2021年10月28日閲覧。
  11. ^ VietnamPlus (2019年1月25日). “Asian Cup 2019: Park Hang-seo praises Vietnamese players | Culture - Sports | Vietnam+ (VietnamPlus)” (英語). VietnamPlus. 2021年10月28日閲覧。
  12. ^ “Fox Sports”. www.foxsportsasia.com. 2021年10月28日閲覧。
  13. ^ “日本を苦しめた韓国人指揮官…ベトナム代表パク・ハンソ監督が任期満了で退任へ”. ゲキサカ. (2022年10月18日). https://web.gekisaka.jp/news/world/detail/?370701-370701-fl 2024年3月27日閲覧。 
  14. ^ “스카이데일리, 이방원 최측근 후손, 서울 요지 빌딩두채 수백억”. skyedaily.com (2017年1月3日). 2022年11月15日閲覧。
  15. ^ “HLV Park Hang-seo bức xúc vì truyền thông Trung Quốc đặt điều”. web.archive.org (2018年2月1日). 2021年10月28日閲覧。
  16. ^ “HLV Park Hang Seo: "Sát thần" của các HLV”. datviet.trithuccuocsong.vn (2019年12月6日). 2021年10月28日閲覧。
  17. ^ Webthethao. “Danh sách bại tướng của HLV Park Hang Seo bị sa thải” (ベトナム語). webthethao.vn. 2021年10月28日閲覧。
  18. ^ “「大問題だ」森保Jと対戦するベトナム代表の“日本嫌い”韓国人指揮官に危機！通訳がコロナ陽性で母国メディア懸念「言葉を理解できる人が誰もいない」”. soccerdigestweb. 2022年3月28日閲覧。
  19. ^ “네이버 뉴스 라이브러리”. NAVER Newslibrary. 2021年10月28日閲覧。
  20. ^ “네이버 뉴스 라이브러리”. NAVER Newslibrary. 2021年10月28日閲覧。
  21. ^ “South Korea 1985”. www.rsssf.com. 2021年10月28日閲覧。
  22. ^ “네이버 뉴스 라이브러리”. NAVER Newslibrary. 2021年10月28日閲覧。
  23. ^ “박항서 감독 '주심 판정이 아쉽다'” (朝鮮語). sports.news.naver.com. 2021年10月28日閲覧。
  24. ^ “순위”. 2019年11月28日閲覧。
  25. ^ “Asian Games 2002”. www.rsssf.com. 2021年10月28日閲覧。
  26. ^ “Asian Games 2018”. www.rsssf.com. 2021年10月28日閲覧。
  27. ^ “AFF Suzuki Cup 2018”. www.rsssf.com. 2021年10月28日閲覧。
  28. ^ “Fox Sports”. www.foxsportsasia.com. 2021年10月28日閲覧。
  29. ^ 하성룡. “'승격 성공' 상주, K-리그 챌린지 최초 기록도 독식” (朝鮮語). sports.news.naver.com. 2021年10月28日閲覧。
  30. ^ AFF, Editor (2019年11月8日). “AFF AWARDS: Quang Hai, Pitsamai claim top honours” (英語). AFF - The Official Website Of The Asean Football Federation. 2021年10月28日閲覧。

外部リンク[編集]

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