打豆

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打豆(うちまめ)とは、主に日本海側などの豪雪地帯で伝統的に作られている大豆保存食。

概要[編集]

古くから福井県地方をはじめとする日本海沿岸地域や東北地方では水田の畦などで大豆を栽培し、味噌に加工して食したほか、保存用に打豆をつくり、乾燥させたうえで貯蔵した。球状の大豆と比べ、小判状の打ち豆は乾燥時間や調理時間が短くて済む利点がある。

製造[編集]

収穫した大豆を石臼に乗せ、木槌などで叩いて平べったく打ち潰したのち、乾燥させる。さっと水に浸してから乾燥させ、打つ場合もある。

栄養[編集]

大豆本来の良質なタンパク質は損なわれないため、多様な調理に利用可能である。

利用[編集]

湯で茹でて柔らかくしたのち、味噌汁(打豆汁)、酢の物炒め物といった調理で食される。これらは東北地方や北陸地方の郷土料理でもある。

外部リンク[編集]